2018-2019カップ戦 2回戦 - 試合日程・結果
2018-2019カップ戦 2回戦:豊田自動織機戦の結果をご報告します。
2018-2019カップ戦 2回戦
1/19(土) 11:30 Kick off 埼玉県 熊谷ラグビー場
豊田自動織機 |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
---|---|---|---|---|
31 | 前半 31-14 後半 0-21 |
35 |
後半にスクラムが開花、今季最終戦を勝利で飾る
カップ戦2回戦は、今季のラストゲーム。カップ戦11位の座を、同じ東海エリアの豊田自動織機と争うことになった。
快晴の午前11時30分に豊田自動織機のキックオフで試合が始まると、フルバックのゲリー選手が相手ディフェンスを交わしてゴール前までボールを運び、ラックから出たボールをヘルダス選手が中央突破のトライ。開始1分の速攻を見せた。
しかし、その後は風下の影響を受け、豊田自動織機に2トライ許し、逆転される苦しい展開となる。前半25分に、ようやく相手陣に入り、ラインアウトから攻撃を仕掛け、ヘルダス選手の突破をサポートした宮澤選手が中央にトライを決める。ゲリー選手のゴールも決まり、14対14と追いつく。
ところが、その後も強い向かい風に苦しみ、豊田自動織機に2つのトライと1つのペナルティーゴールを決められ、14対31と大きくリードされて前半を終えた。
後半に入ると、風を味方につけたヤマハは6分にゲリー選手の90m独走トライで反撃を開始。16分に連続攻撃から、タヒトゥア選手が持ち味の突進からトライを奪い、28対31と追い上げる。
さらに前半はウィングだった石塚選手が後半途中からスタンドオフのポジションに入り、20分にラックから出たボールを持ち、相手ディフェンスを突き破って中央に逆転となるトライを決める。ゲリー選手のゴールも入り、35対31と4点のリードを奪う。
勢いに乗るヤマハは、その後も名嘉選手の強いスクラムや、粟田選手のラインアウトキャッチ、松本選手の突進など、「ヤマハらしい」試合運びを見せ、相手陣でのゲームを続ける。
豊田自動織機もラストチャンスを狙って自陣から果敢なアタックを試みるが、矢富(洋)選手らのタックルで得点を許さず、最後はヤマハボールのスクラムを押し込み、そこで試合終了のホーン。吉沢選手がバックスタンドにボールを蹴り出してノーサイド。今季のラストゲームを勝利で終え、清宮監督の花道を勝利で飾る試合となった。
試合後インタビュー
仲谷選手
「今シーズンの最後の試合に勝って終わることができ、これほど嬉しいことはありません。80分間フル出場して、全力を出し切ることができました。今日、出場したメンバーも全員がヤマハスタイルを出し切ってくれました。
思うような試合展開にならない場面もありましたが、最後の場面でスクラムを押し込み、男のスクラムを組んで試合を勝って終えることができ、最高の気分です。
清宮監督と出会うことができ、こんなに楽しいラグビーがあったのかと、その面白さを改めて気づかせてくれる指導者でした。わくわくするミーティング、タフな練習、いろんな思い出があります。感謝の気持ちでいっぱいです。」
試合詳細・メンバー
豊田自動織機 | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
4 | 0 |
T | 2 |
3 |
4 | 0 |
G | 2 | 3 |
1 | 0 |
PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
31 | 0 | 計 | 14 | 21 |
31 | 合計 | 35 |
豊田自動織機 | |
---|---|
1 |
渡邊 彪亮 |
2 | 村川 浩喜 |
3 | 長江 有祐 |
4 | 中村 大志 |
5 | ケイデン・ネヴィル |
6 | ピーター・キムリン |
7 | 小原 稜生 |
8 | ソシセニ・トコキオ |
9 | ジョノ・ヒッキー |
10 | サム・グリーン |
11 | 松井 謙斗 |
12 | 大橋 晋 |
(13) | 河合 航 |
14 | ヴァカ ジョセフウィルソン |
15 | 長谷川 真人 |
16 | 渡邊 友哉 |
17 | 浪岡 祐貴 |
18 | 水野 健 |
19 | 藤井 俊希 |
20 | 磯辺 裕太 |
21 | 小西 大樹 |
22 | 豊前 貴士 |
23 | 竹内 琢恭 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半5分 | 3→18 |
入替 | 後半5分 | 2→16 |
入替 | 後半7分 | 1→17 |
入替 | 後半7分 | 7→20 |
入替 | 後半24分 | 20→3 |
入替 | 後半30分 | 15→21 |
入替 | 後半30分 | 3→20 |
入替 | 後半35分 | 4→19 |
入替 | 後半35分 | 6→23 |
入替 | 後半35分 | 11→22 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
仲谷 聖史 |
2 | 日野 剛志 |
3 | 山村 亮 |
4 | 斉田 晃平 |
5 | プケタワ・ガーランド |
(6) | モセ・トゥイアリイ |
7 | 山路 和希 |
8 | 松本 力哉 |
9 | 池町 信哉 |
10 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
11 | 石塚 弘章 |
12 | ヘルダス・ファンデンヴォルト |
13 | 宮澤 正利 |
14 | 矢富 洋則 |
15 | ゲリー・ラブスカフニ |
16 | 名嘉 翔伍 |
17 | 高部 大志 |
18 | 大塚 健太 |
19 | 桑野 詠真 |
20 | 粟田 祥平 |
21 | 吉沢 文洋 |
22 | 白井 吾士矛 |
23 | 和田 源太 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
前半41分 | 13→22 |
入替 | 後半0分 | 9→21 |
入替 | 後半0分 | 5→19 |
入替 | 後半5分 | 2→16 |
入替 | 後半15分 | 7→20 |
入替 | 後半35分 | 4→17 |
入替 | 後半35分 | 3→18 |
入替 | 後半35分 | 12→23 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
2分 |
ヤマハ発動機 | (12)ヘルダス・ファンデンヴォルト | T | 0-5 |
2分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | G | 0-7 |
5分 | 豊田自動織機 | (6)ピーター・キムリン | T | 5-7 |
7分 | 豊田自動織機 | (9)ジョノ・ヒッキー | G | 7-7 |
15分 | 豊田自動織機 | (14)ヴァカ ジョセフウィルソン | T | 12-7 |
16分 | 豊田自動織機 | (9)ジョノ・ヒッキー | G | 14-7 |
25分 | ヤマハ発動機 | (13)宮澤 正利 | T | 14-12 |
26分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | G | 14-14 |
29分 | 豊田自動織機 | (9)ジョノ・ヒッキー | T | 19-14 |
30分 | 豊田自動織機 | (9)ジョノ・ヒッキー | G | 21-14 |
34分 | 豊田自動織機 | (9)ジョノ・ヒッキー | PG | 24-14 |
40分 | 豊田自動織機 | (5)ケイデン・ネヴィル | T | 29-14 |
41分 | 豊田自動織機 | (9)ジョノ・ヒッキー | G | 31-14 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
6分 |
ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | T | 31-19 |
7分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | G | 31-21 |
16分 | ヤマハ発動機 | (10)ヴィリアミ・タヒトゥア | T | 31-26 |
17分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | G | 31-28 |
20分 | ヤマハ発動機 | (11)石塚 弘章 | T | 31-33 |
20分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | G | 31-35 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「今日の試合は、今日でジャージを脱ぐ選手たちのための試合でした。彼らのために、チームが一つになって準備し、今日の最終戦を迎えました。内容はヤマハらしい、忘れられないシーンがいくつもある試合でした。
選手たちも楽しんでプレーしてくれたと思います。特に試合中の仲谷選手と山村選手のスクラムでの声が大きく、今日はスクラムで試合を締めくくるだろうと思いましたが、その通りに、スクラムで勝って試合に勝利して最終戦を終えました。
本当に私はヤマハが好きです。そして自分にとっても新しいことを学んだ8年間だったと思います。」