2018-2019カップ戦 第2節 - 試合日程・結果
2018-2019カップ戦 第2節:宗像サニックス戦の結果をご報告します。
2018-2019カップ戦 第2節
11/17(土) 14:00 Kick off
福岡県 レベルファイブスタジアム
宗像サニックス |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
---|---|---|---|---|
14 | 前半 14-21 後半 0-28 |
49 |
7トライで今季のカップ戦初勝利
カップ戦第2節はワールドカップ会場に選ばれている福岡県のレベルファイブスタジアムにて宗像サニックスと対戦。強い日差しにより、11月とは思えない暑さを感じる気温の中、午後2時にキックオフとなった。
ヤマハのキックオフで試合が始まると、直後からボールを保持。今季初先発のスクラムハーフ矢富(勇)選手が判断よくボールを動かし、開始2分で福岡県出身の伊藤選手が左隅にトライを決める。マッガーン選手のゴールも成功し、良い立ち上がりとなった。
続けて8分に、この日はフルバックのポジションに入ったゲリー選手の突破から、シオネ選手にボールが渡り、右中間にトライ。リードを広げる。
速いテンポのラグビーを見せるサニックスは11分にヤマハ陣に入ると、ラインアウトからモールを組み、金堂選手がトライ。14-7となる。
その後、ヤマハはタヒトゥア選手を中心に果敢な攻撃を、対するサニックスは隙あらば自陣からも素早く展開するラグビーを見せ、双方の持ち味を見せる時間が続く。
32分、相手陣に入ると、矢富(勇)選手がタイミングよく走りこんできたシオネ選手にパスを放ち、シオネ選手が中央にこの日2つ目のトライを決める。21-7とする。
しかし、前半終了間際にサニックスのスピードあるアタックを止められず、テイラー選手にトライを奪われ、21-14で前半を終える。
後半はサニックスのキックオフで試合が再開される。ボールをキャッチしたヤマハはパワフルな突進を繰り返し、すぐに相手ゴール前に迫る。
後半6分、スクラムを押し込むと、矢富(勇)選手が相手ディフェンスを引き付けてパスを放ち、スタンドオフのマッガーン選手が中央にトライ。後半も先に得点を奪い、試合の主導権を握る。
14分、途中出場のキャプテンの堀江選手がスクラムから突進してトライを奪うと、17分には石塚選手のパスを受けたスミス選手が左タッチライン際を快走してトライを決め、続けて19分には日野選手が30mを走り切って中央にトライ。スコアを49-14とし、リードを広げた。
残り20分は双方ともに得点を奪えず、そのまま試合終了。マンオブザマッチには素早い出足のタックルと、豊富な運動量でトライを決めたフッカーの日野選手が選ばれ、地元からの大きな拍手を受けていた。
(写真:久保暁生氏)
試合後インタビュー
■堀江主将
「残り試合があと僅かになってきたので、一つ一つの試合を大切にしていきたいと思います。今日の試合では自分たちのやるべきことを徹底して行うことを心掛けました。出来た部分と出来なかった部分があり、良い課題を得た試合だったと思います。
12月のトーナメントに向けて、自分たちのスタイルにさらにこだわって、良い練習を重ねて、12月を迎えたいと思います。」
試合詳細・メンバー
宗像サニックス | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
2 | 0 |
T | 3 |
4 |
2 | 0 |
G | 3 | 4 |
0 | 0 |
PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
14 | 0 | 計 | 21 | 28 |
14 | 合計 | 49 |
宗像サニックス | |
---|---|
1 |
佐々木 駿 |
2 | 王 鏡聞 |
3 | パディー・ライアン |
4 | ジェフ・パーリング |
5 | 加藤 一希 |
6 | ジェームス・ムーア |
7 | 濱里 祐介 |
(8) | 金堂 礼 |
9 | 濱里 耕平 |
10 | ジェイソン・エメリー |
11 | 森林 啓斗 |
12 | アヒオシリバ |
13 | アンドレ・テイラー |
14 | 山田 大生 |
15 | カーウィン・ボッシュ |
16 | 倉屋 望 |
17 | ヘンカス・ファンヴィック |
18 | 申 東源 |
19 | 西井 利宏 |
20 | 鶴岡 怜志 |
21 | 金城 佑 |
22 | 王 授榮 |
23 | カーン・ヘスケス |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半9分 | 12→22 |
入替 | 後半9分 | 5→20 |
入替 | 後半16分 | 1→17 |
入替 | 後半16分 | 3→18 |
入替 | 後半16分 | 4→19 |
入替 | 後半22分 | 13→23 |
入替 | 後半25分 | 9→21 |
入替 | 後半33分 | 2→16 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
仲谷 聖史 |
2 | 日野 剛志 |
3 | 伊藤 平一郎 |
4 | 桑野 詠真 |
5 | ディネスバラン・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
7 | クワッガ・スミス |
8 | 三村 勇飛丸 |
9 | 矢富 勇毅 |
10 | マット・マッガーン |
11 | 田中 渉太 |
12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
13 | 小林 広人 |
14 | シオネ・トゥイプロトゥ |
15 | ゲリー・ラブスカフニ |
16 | 名嘉 翔伍 |
17 | 西内 勇二 |
18 | 大塚 健太 |
19 | 粟田 祥平 |
(20) | 堀江 恭佑 |
21 | 吉沢 文洋 |
22 | 清原 祥 |
23 | 石塚 弘章 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
前半38分 | 11→23 |
入替 | 後半0分 | 1→17 |
入替 | 後半11分 | 8→20 |
入替 | 後半18分 | 9→21 |
入替 | 後半18分 | 10→22 |
入替 | 後半18分 | 3→18 |
交替 | 後半31分 | 18→3 |
入替 | 後半33分 | 2→16 |
入替 | 後半33分 | 4→19 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
3分 |
ヤマハ発動機 | (3)伊藤 平一郎 | T | 0-5 |
4分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 0-7 |
8分 | ヤマハ発動機 | (14)シオネ・トゥイプロトゥ | T | 0-12 |
9分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 0-14 |
11分 | 宗像サニックス | (8)金堂 礼 | T | 5-14 |
12分 | 宗像サニックス | (15)カーウィン・ボッシュ | G | 7-14 |
32分 | ヤマハ発動機 | (14)シオネ・トゥイプロトゥ | T | 7-19 |
32分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 7-21 |
37分 | 宗像サニックス | (13)アンドレ・テイラー | T | 12-21 |
38分 | 宗像サニックス | (15)カーウィン・ボッシュ | G | 14-21 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
6分 |
ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | T | 14-26 |
6分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 14-28 |
14分 | ヤマハ発動機 | (20)堀江 恭佑 | T | 14-33 |
14分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 14-35 |
17分 | ヤマハ発動機 | (7)クワッガ・スミス | T | 14-40 |
18分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | G | 14-42 |
19分 | ヤマハ発動機 | (2)日野 剛志 | T | 14-47 |
20分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲリー・ラブスカフニ | G | 14-49 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
■清宮監督
「12月からの優勝決定トーナメントを見据え、挑んだ試合でした。フルバックで出場したゲリー選手とウィングで出場したシオネ選手の活躍ぶり、そして堀江キャプテンの復帰と、明るい材料が出てきた印象です。
シーズンの深まりと共に、けが人が出る状況の中で、12月のトーナメントに向けて、しっかりと準備をしていきたいと思います。」