2018-2019カップ戦 第1節 - 試合日程・結果
2018-2019カップ戦 第1節:神戸製鋼戦の結果をご報告します。
2018-2019カップ戦 第1節
11/11(日) 13:00 Kick off
兵庫県 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
神戸製鋼 |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
---|---|---|---|---|
99 | 前半 68-12 後半 31-5 |
17 |
カップ戦初戦、神戸製鋼に14トライ奪われる大敗
今季のカップ戦初戦は、レッドカンファレンス戦を首位で通過した神戸製鋼と、ホワイトカンファレンス首位のヤマハの対戦とあり、試合前から多くの来場者が神戸総合運動公園に集まった。
神戸製鋼はキックオフしたボールを奪うと、すばやく展開。わずか34秒でエリス選手に中央にトライを決められる。そして注目のカーター選手のゴールも成功し、0-7と先制点を簡単に許してしまう。
7分に身長208センチのアーノルド選手が相手のふわりとしたパスをカットし、インターセプト。内側にサポートした名嘉選手が中央にトライを決め、ゲリー選手のゴールも決まり、7-7と同点に追いついた。
しかし、その直後に神戸製鋼FWの突進を止められず、トライを許すと、9分、11分、14分、16分、21分と5連続でトライを奪われる一方的な展開に。
26分にヤマハはようやく相手陣に攻め込むと、ラインアウトから強みのモールを組んで神戸製鋼ゴール前に迫る。モールが止まったところで、センターの鹿尾選手が勢いよく走り込み左中間にトライを決め、12-40とする。
しかし、エリス選手とカーター選手による神戸製鋼のハーフ団が判断よくボールを動かし、29分、34分、39分、41分と神戸製鋼が4連続でトライ。前半だけで10トライ奪われ、12-68というスコアで折り返した。
後半はヤマハのキックオフで再開。ヤマハは後半からFWに機動力のある廣川選手、スクラムハーフにタックルが強い池町選手が入り、フルバックには8月の釜石遠征以来となる石塚選手をピッチに送り込む。立ち上がりは相手陣に攻め込む場面も見られたが、後半3分にカーター選手にトライを奪われ、12-75に。
その後も12分にモールでの反則から認定トライを奪われ、17分、21分、26分と若い神戸製鋼のBK選手たちにトライを奪われ、スコアは12-99となる。
ラスト5分、ヤマハが最後の意地を見せる。途中出場の松本選手を起点にアタックを繰り返し、白井選手の突進から最後は廣川選手が左中間にトライ。勝負がついた後のスコアであったが、トライを奪って試合終了のホイッスルを聞くことができた。最終スコアは17-99となり、カップ戦は黒星スタートとなった。
※前半、名嘉選手のトライ(写真 久保暁生氏)
試合後インタビュー
■宮澤ゲームキャプテン
「チャレンジ精神を持って臨みましたが、相手と刺し違えるくらいの強い気持ちがもっと必要でした。そして、準備すべきことがもっとあることも思い知らされました。ダン・カーター選手については、よく前を見ており、的確にスペースにボールを運ぶうまさがありました。」
試合詳細・メンバー
神戸製鋼 | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
10 | 4 |
T | 2 |
1 |
9 | 2 |
G | 1 | 0 |
0 | 1 |
PT | 0 | 0 |
0 | 0 |
PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
68 | 31 | 計 | 12 | 5 |
99 | 合計 | 17 |
神戸製鋼 | |
---|---|
1 |
平島 久照 |
2 | 有田 隆平 |
3 | 渡邉 隆之 |
4 | 張 碩煥 |
5 | タウムア・ナエアタ |
6 | トム・フランクリン |
7 | 橋本 大輝 |
8 | マット・バンリーベン |
(9) | アンドリュー・エリス |
10 | ダン・カーター |
11 | 山下 楽平 |
12 | トニシオ・バイフ |
13 | 重 一生 |
14 | アンダーソンフレイザー |
15 | 清水 晶大 |
16 | 鹿田 翔平 |
17 | 山崎 基生 |
18 | 塚原 巧巳 |
19 | 安井 龍太 |
20 | 前川 鐘平 |
21 | 梁 正秋 |
22 | イーリ ニコラス |
23 | 児玉 健太郎 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
前半12分 | 1→17 |
入替 | 後半0分 | 2→16 |
入替 | 後半0分 | 6→19 |
入替 | 後半4分 | 4→20 |
入替 | 後半12分 | 14→23 |
入替 | 後半14分 | 10→22 |
入替 | 後半18分 | 3→18 |
入替 | 後半19分 | 9→21 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
西内 勇二 |
2 | 名嘉 翔伍 |
3 | 西村 颯平 |
4 | リチャード・アーノルド |
5 | 斉田 晃平 |
6 | 粟田 祥平 |
7 | 山路 和希 |
8 | プケタワ・ガーランド |
9 | 篭島 優輝 |
(10) | 宮澤 正利 |
11 | ゲリー・ラブスカフニ |
12 | 鹿尾 貫太 |
13 | シオネ・トゥイプロトゥ |
14 | 吉良 友嘉 |
15 | ヘルダス・ファンデンヴォルト |
16 | 高部 大志 |
18 | 大塚 健太 |
19 | 廣川 翔也 |
20 | 松本 力哉 |
21 | 池町 信哉 |
22 | 白井 吾士矛 |
23 | 石塚 弘章 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
前半36分 | 3→18 |
入替 | 後半0分 | 2→16 |
入替 | 後半0分 | 8→19 |
入替 | 後半0分 | 9→21 |
入替 | 後半0分 | 15→23 |
入替 | 後半23分 | 12→22 |
入替 | 後半30分 | 4→20 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
1分 |
神戸製鋼 | (9)アンドリュー・エリス | T | 5-0 |
2分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 7-0 |
7分 | ヤマハ発動機 | (2)名嘉 翔伍 | T | 7-5 |
7分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲリー・ラブスカフニ | G | 7-7 |
9分 | 神戸製鋼 | (5)タウムア・ナエアタ | T | 12-7 |
10分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 14-7 |
11分 | 神戸製鋼 | (14)アンダーソンフレイザー | T | 19-7 |
12分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 21-7 |
14分 | 神戸製鋼 | (9)アンドリュー・エリス | T | 26-7 |
15分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 28-7 |
16分 | 神戸製鋼 | (11)山下 楽平 | T | 33-7 |
18分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | Gx | 33-7 |
21分 | 神戸製鋼 | (10.ン・カーター | T | 38-7 |
22分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 40-7 |
26分 | ヤマハ発動機 | (12)鹿尾 貫太 | T | 40-12 |
27分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲリー・ラブスカフニ | Gx | 40-12 |
29分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | T | 45-12 |
30分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 47-12 |
34分 | 神戸製鋼 | (9)アンドリュー・エリス | T | 52-12 |
36分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 54-12 |
39分 | 神戸製鋼 | (5)タウムア・ナエアタ | T | 59-12 |
39分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 61-12 |
41分 | 神戸製鋼 | (3)渡邉 隆之 | T | 66-12 |
42分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 68-12 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
4分 |
神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | T | 73-12 |
4分 | 神戸製鋼 | (10)ダン・カーター | G | 75-12 |
12分 | 神戸製鋼 | ペナルティトライ | PT | 82-12 |
17分 | 神戸製鋼 | (11)山下 楽平 | T | 87-12 |
19分 | 神戸製鋼 | (22)イーリニコラス | Gx | 87-12 |
21分 | 神戸製鋼 | (13)重 一生 | T | 92-12 |
22分 | 神戸製鋼 | (22)イーリニコラス | G | 94-12 |
26分 | 神戸製鋼 | (23)児玉 健太郎 | T | 99-12 |
28分 | 神戸製鋼 | (22)イーリニコラス | Gx | 99-12 |
38分 | ヤマハ発動機 | (19)廣川 翔也 | T | 99-17 |
39分 | ヤマハ発動機 | (23)石塚 弘章 | Gx | 99-17 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
■清宮監督
「神戸製鋼のメンバーを見て、このメンバーを相手にチャレンジしようと意気込んで挑んだ試合でした。しかし、残念ながら、こういう展開になってしまいました。結果だけを見るのではなく、まだまだヤマハには足りないものがあり、それが明確になったことが、この試合での収穫と言えます。」