2018-2019トップリーグ 第3節 - 試合日程・結果
2018-2019トップリーグ 第3節:ホンダ戦の結果をご報告します。
2018-2019トップリーグ 第3節
9/15(土) 17:00 Kick off
静岡県 ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ |
VS | ホンダ |
||
---|---|---|---|---|
34 | 前半 12-10 後半 22-6 |
16 |
後半4トライで勝負あり、開幕3連勝
短期決戦の今シーズンはヤマハスタジアムでの公式戦は2試合。その初戦となる第3節は同じ東海エリアのライバル、ホンダヒートを迎えてのナイターゲームとなった。天候は小雨が降り続ける生憎の天気だったが、午後の早い時間から多くの来場者が第1ゲート前に集まり、来年のラグビーワールドカップを前に、ラグビー熱が磐田市に確実に沸いていることを伺わせた。
ホンダのキックオフで試合が始まる。ヤマハはFWが開始直後から激しい突進を繰り返し、前半10分にラインアウトからモールを押し込み、日野選手のトライで先制点を上げる。ホンダも身長189センチの司令塔、カー選手がペナルティーゴール(以下、PG)を決め、5-3とする。
17分に初先発のマレー選手からパスを受けたゲリー選手が一直線にゴールに向かいトライ。マッガーン選手のゴールも決まり、12-3とする。その後も相手陣での試合を続けるが、雨でボールが手につかず、こぼれ球をホンダに拾われてトライを許し、12-10で前半を折り返す。
後半はヤマハのキックオフで試合が再開。時折、雨が強くなり、ボールがより滑りやすい状況となる中、後半9分にヤマハFWが相手ゴールに迫ると、後半から出場したスタンドオフの清原選手が持ち味のサイドステップを切って中央にトライ。19-10とする。
その直後から、ホンダの猛攻が始まる。カー選手のキックを中心に、ヤマハ陣に攻め込むと、12分と14分に2本のPGをカー選手が決め、19-16とヤマハのリードは3点となる。
後半19分、ヤマハはFWに桑野選手、BKにタヒトゥア選手をピッチに送り込む。「副将となった今季、チームにエネルギーを与えるこことだけを考えた」とタヒトゥア選手がトップギアで相手ゴールに突進を繰り返し、25分に相手ディフェンスを引き摺りながら左中間にトライを決める。
24-16と点差を広げると、ヤマハの強みであるスクラムとラインアウトの安定感が増し、32分に連続攻撃からクリシュナン選手が右隅にトライを決め、追加点。さらに39分もタヒトゥア選手がこの日二つ目のトライを奪い、最終スコアを34-16とし、開幕から3連勝をホームのヤマハスタジアムで飾った。なお、この試合のマンオブザマッチには今季初出場でラインアウトの活躍が光ったロックの大戸選手が選ばれた。
(写真:久保暁生氏)
試合後インタビュー
■堀江主将
「3連勝でき、勝って反省することができるのは有難いことです。今日の試合では特に相手ゴール前に攻め込んでからアタックに課題があり、来週の試合に向けてしっかりと取り組みたいと思います。想定外だったのは、ホンダさんの圧力。強いプレッシャーを受け、思うようなプレーができない場面も多々ありました。自分自身も久々の実戦で、うまくいかないことが多く、来週の試合も勝てるように、しっかりと練習を行いたいと思います。」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | ホンダ | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
2 |
4 | T | 1 | 0 |
1 | 1 | G | 1 | 0 |
0 | 0 | PG | 1 | 2 |
0 | 0 | PT | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
12 | 22 | 計 | 10 | 6 |
34 | 合計 | 16 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
山本幸輝 |
2 | 日野剛志 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | ディネスバラン・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
7 | クワッガ・スミス |
(8) | 堀江恭佑 |
9 | 吉沢文洋 |
10 | ニール・マレー |
11 | ゲリー・ラブスカフニ |
12 | 鹿尾貫太 |
13 | 小林広人 |
14 | 田中渉太 |
15 | マット・マッガーン |
16 | 名嘉翔伍 |
17 | 仲谷聖史 |
18 | 山村亮 |
19 | 桑野詠真 |
20 | 三村勇飛丸 |
21 | 篭島優輝 |
22 | 清原祥 |
23 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半0分 | 10→22 |
入替 | 後半17分 | 13→23 |
入替 | 後半17分 | 6→19 |
入替 | 後半21分 | 1→17 |
入替 | 後半21分 | 3→18 |
入替 | 後半25分 | 2→16 |
入替 | 後半31分 | 7→20 |
入替 | 後半36分 | 9→21 |
ホンダ | |
---|---|
1 |
越田勝利 |
2 | 天野豪紀 |
3 | 呉味和昌 |
4 | 塚本篤志 |
5 | ジョシュ・ベックハイス |
6 | デオン・ステフマン |
(7) | 小林亮太 |
8 | トマシソンゲタ |
9 | 伊藤玖祥 |
10 | ベイデン・カー |
11 | 生方信孝 |
12 | ショーン・トレビー |
13 | 森川海斗 |
14 | レメキロマノラヴァ |
15 | エイダン・トウア |
16 | 竹内擁騎 |
17 | 藤井拓海 |
18 | 田中貴士 |
19 | ミロデビッド |
20 | マパカイトロパスカ |
21 | 香山良太 |
22 | 朴成基 |
23 | クリス・クリンドラニ |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
後半12分 | 3→18 |
入替 | 後半16分 | 1→17 |
入替 | 後半18分 | 4→19 |
入替 | 後半18分 | 8→20 |
入替 | 後半27分 | 11→23 |
入替 | 後半27分 | 10→22 |
入替 | 後半34分 | 6→16 |
入替 | 後半34分 | 9→21 |
交替 | 後半34分 | 18→3 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
10分 |
ヤマハ発動機 | (2)日野剛志 | T | 5-0 |
11分 | ヤマハ発動機 | (15)マット・マッガーン | Gx | 5-0 |
14分 | Honda | (10)ベイデン・カー | PG | 5-3 |
17分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲリー・ラブスカフニ | T | 10-3 |
18分 | ヤマハ発動機 | (15)マット・マッガーン | G | 12-3 |
31分 | Honda | (15)エイダン・トウア | T | 12-8 |
32分 | Honda | (10)ベイデン・カー | G | 12-10 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
9分 |
ヤマハ発動機 | (22)清原祥 | T | 17-10 |
9分 | ヤマハ発動機 | (15)マット・マッガーン | G | 19-10 |
12分 | Honda | (10)ベイデン・カー | PG | 19-13 |
14分 | Honda | (10)ベイデン・カー | PG | 19-16 |
25分 | ヤマハ発動機 | (23)ヴィリアミ・タヒトゥア | T | 24-16 |
25分 | ヤマハ発動機 | (15)マット・マッガーン | Gx | 24-16 |
32分 | ヤマハ発動機 | (5)ディネスバラン・クリシュナン | T | 29-16 |
33分 | ヤマハ発動機 | (15)マット・マッガーン | Gx | 29-16 |
39分 | ヤマハ発動機 | (23)ヴィリアミ・タヒトゥア | T | 34-16 |
40分 | ヤマハ発動機 | (15)マット・マッガーン | Gx | 34-16 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
■清宮監督
「ホンダの早いディフェンスに苦しみ、想定よりも得点を奪えませんでした。しかし、結果的にボーナスポイントを獲得することができ、次の試合に弾みがつきまました。総じてポジティブな試合であったと思います。
前節と比べて、大戸選手の復帰でラインアウトが安定しました。欲を言えば、後半のラスト、スクラムトライを狙ってほしかったと思いますが、これも次の試合に向けての課題でしょう。次の試合に勝つことだけを考えて、来週も集中した練習をします。
雨が降る中、たくさんの方々がヤマハスタジアムに駆けつけてくださいました。熱い声援が選手たちにしっかりと届いていました。有難うございました。」