2018-2019トップリーグ 第2節 - 試合日程・結果
2018-2019トップリーグ 第2節:クボタ戦の結果をご報告します。
2018-2019トップリーグ 第2節
9/ 8(土) 16:30 Kick off
東京都 秩父宮ラグビー場
クボタ |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
|---|---|---|---|---|
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18 | 前半 18-3 後半 0-17 |
20 | ![]() |
15点差を逆転し、開幕から2連勝
今季最初の首都圏での試合は東京・秩父宮ラグビー場にてクボタとの第2節。残暑らしさを感じさせる眩しい日差しが差し込む中、午後4時半にクボタのキックオフで試合が始まる。
開始直後からスクラムでの反則が続き、クボタの攻撃の時間が続く。前半12分にクボタがペナルティーゴール(以下、PG)を決めて先制。その後にクボタはラインアウトからのモールを押し込みトライ。0-8とクボタがリードを広げる。
前半25分にヘル選手の突進から相手陣に攻め込んだヤマハは、相手のオフサイドの反則を得て、五郎丸選手がPGを決め、3-8とする。
しかし、直後にヤマハの反則からクボタがPGを決め、さらにクボタのFWがモールからトライを決め、3-18と15点差をつけられて前半を終える。
後半はヤマハのキックオフで再開。後半2分にヤマハはラインアウトから展開し、伊東選手の快走から日野選手、クリシュナン選手とボールが渡り、最後はサポートした吉沢選手が中央に回りこんでトライ。五郎丸選手のゴールも決まり、10-18と8点差に詰め寄る。
後半12分にヤマハベンチが動く。入団15年目ベテランの仲谷選手と、躍動感あふれる2年目の桑野選手を送り込む。スミス選手のアタックやクリシュナン選手の快走からヤマハが主導権を握りだす。相手の反則から五郎丸選手のキックで相手陣に攻め込むと、後半22分に連続攻撃からヘル選手がトライを決める。五郎丸選手のゴールも決まり、17-18と1点差とする。
さらにヤマハはスクラムで圧力をかけ、29分に相手が反則。五郎丸選手がPGを狙うが失敗。しかし、32分に相手のオフサイドの反則から再び五郎丸選手42mの位置からPGを成功させて20-18と逆転に成功する。
残り8分、クボタは逆転を狙い、FWとBKが連携したアタックからヤマハ陣に攻め込む。ヤマハのゴールポスト正面の位置でヤマハが反則。これが決まるとクボタの逆転となる重要なPGに。クボタはPGを狙うが、ボールはゴールポストを反れて失敗。清原選手が落ち着いて処理し、残り2分となる。
今年でヤマハでプレーして10年目となるトゥイアリイ選手や、仲谷選手と同じく入団15年目の山村選手らの手堅いプレーで残り2分を守りきり、最後は途中交代のマッガーン選手がボールをタッチラインに蹴り出してノーサイド。ヤマハは15点差をひっくり返し、開幕から2連勝となった。
試合後の記者会見にて清宮監督は「ヤマハらしさはセットプレーで優位に立つラグビー。その意味では今日の試合は負け試合。次のホーム戦では、試合出場に飢えているギラギラした選手たちにチャンスを与えたい」と報道陣に語り、拾った勝利を次節への教訓に活かす姿勢を見せていた。
(写真:後半にトライを決めたヘル選手 撮影:久保暁生氏)
試合後インタビュー
■山本ゲームキャプテン
「まずは勝つことができて良かったと思います。自分たちの思うようなセットプレーができず、そのために得点が奪えず、自分たちでゲームを崩してしまう展開になってしまいました。来週はヤマハスタジアムでの試合です。静岡県内の人々や会社の人たちがたくさん駆けつけてくれると思いますので、ヤマハらしいセットプレーのラグビーをお見せしたいと思います。来週は気持ちをさらに引き締めて、しっかりと練習します。」
試合詳細・メンバー
| クボタ | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
|---|---|---|---|---|
| 前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
| 2 | 0 |
T | 0 |
2 |
| 1 | 0 |
G | 0 | 2 |
| 2 | 0 |
PG | 1 | 1 |
| 0 | 0 |
PT | 0 | 0 |
| 0 | 0 | DG | 0 | 0 |
| 18 | 0 | 計 | 3 | 17 |
| 18 | 合計 | 20 | ||
| クボタ | |
|---|---|
1 |
北川賢吾 |
| 2 | 杉本博昭 |
| 3 | 松波昭哉 |
| 4 | 金昊範 |
| 5 | ルアン・ボタ |
| 6 | ピーター・ラピース・ラブスカフニ |
| 7 | 末永健雄 |
| 8 | ドゥエイン・フェルミューレン |
| 9 | 井上大介 |
| (10) | 立川理道 |
| 11 | 近藤英人 |
| 12 | バーガー・オーデンダール |
| 13 | シオネ・テアウパ |
| 14 | 伊藤有司 |
| 15 | 合谷和弘 |
| 16 | 後藤満久 |
| 17 | 海士広大 |
| 18 | 古賀太貴 |
| 19 | 青木祐樹 |
| 20 | 四至本侑城 |
| 21 | 谷口和洋 |
| 22 | 川向瑛 |
| 23 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
| 交替・入替 | ||
|---|---|---|
| 種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半0分 | 8→20 |
| 入替 | 後半15分 | 15→23 |
| 入替 | 後半24分 | 1→17 |
| 入替 | 後半24分 | 2→16 |
| 入替 | 後半24分 | 9→21 |
| 入替 | 後半32分 | 4→19 |
| 入替 | 後半36分 | 3→18 |
| ヤマハ発動機ジュビロ | |
|---|---|
(1) |
山本幸輝 |
| 2 | 日野剛志 |
| 3 | 伊藤平一郎 |
| 4 | リチャード・アーノルド |
| 5 | ディネスバラン・クリシュナン |
| 6 | ヘルウヴェ |
| 7 | 山路和希 |
| 8 | クワッガ・スミス |
| 9 | 吉沢文洋 |
| 10 | 清原祥 |
| 11 | ゲリー・ラブスカフニ |
| 12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
| 13 | 小林広人 |
| 14 | 伊東力 |
| 15 | 五郎丸歩 |
| 16 | 名嘉翔伍 |
| 17 | 仲谷聖史 |
| 18 | 山村亮 |
| 19 | 桑野詠真 |
| 20 | モセ・トゥイアリイ |
| 21 | 篭島優輝 |
| 22 | マット・マッガーン |
| 23 | 鹿尾貫太 |
| 交替・入替 | ||
|---|---|---|
| 種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半13分 | 1→17 |
| 入替 | 後半13分 | 4→19 |
| 入替 | 後半21分 | 3→18 |
| 入替 | 後半36分 | 8→20 |
| 入替 | 後半36分 | 10→22 |
得点経過
| 前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
|---|---|---|---|---|
14分 |
クボタ | (15)合谷和弘 | PG | 3-0 |
| 23分 | クボタ | (2)杉本博昭 | T | 8-0 |
| 24分 | クボタ | (15)合谷和弘 | Gx | 8-0 |
| 29分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | PG | 8-3 |
| 32分 | クボタ | (15)合谷和弘 | PG | 11-3 |
| 37分 | クボタ | (7)末永健雄 | T | 16-3 |
| 38分 | クボタ | (15)合谷和弘 | G | 18-3 |
| 後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
|---|---|---|---|---|
2分 |
ヤマハ発動機 | (9)吉沢文洋 | T | 18-8 |
| 3分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 18-10 |
| 22分 | ヤマハ発動機 | (6)ヘルウヴェ | T | 18-15 |
| 23分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 18-17 |
| 29分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | PGx | 18-17 |
| 32分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | PG | 18-20 |
| 36分 | クボタ | (23)ゲラード・ファンデンヒーファー | PGx | 18-20 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)

















■清宮監督コメント
「毎年、クボタとの試合は接戦という印象があり、前半にクボタに先制されて折り返すという展開はある程度、自分の中では想定していました。想定外だったのはヤマハのセットプレー。自分たちの強みであるセットプレーが思うようにできず、逆にクボタにモールで2トライも奪われました。私の中では今日の試合は負け試合です。(クボタの)最後のペナルティーゴールも決まっていれば、今日は負けていた試合でした。
来週はホームの試合。『俺を使え!』という選手たちがヤマハスタジアムでの公式戦に、どうしても出場したいとギラギラしています。来週の練習は激しいものになるでしょう。その競争に勝った選手を選びます。」