2018-2019トップリーグ 第1節 - 試合日程・結果
2018-2019トップリーグ 第1節:コカ・コーラ戦の結果をご報告します。
2018-2019トップリーグ 第1節
9/ 1(土) 16:30 Kick off
愛知県 豊田スタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ |
VS | コカ・コーラ |
||
|---|---|---|---|---|
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43 | 前半 22-3 後半 21-0 |
3 | ![]() |
2年連続の豊田スタジアム開幕戦勝利
2018-2019シーズンが開幕し、ヤマハは今年も初戦を愛知県の豊田スタジアムにて迎えた。対するは九州の名門、コカ・コーラ。時折、雨が降るような不安定な天気の中、午後4時半にキックオフとなった。
先制したのはヤマハ。前半6分にラインアウトからのモールを押し込みフッカーの日野選手がトライ。五郎丸選手のゴールも決まり、7-0とする。
その後、昨年のような強い雨がスタジアムに降り注ぎ、両チームともボールが手につかず、膠着状態に。均衡を破ったのはヤマハFW。27分にスクラムで圧力をかけ、相手のパスミスを誘い、そのこぼれ球をセンターの小林選手がインゴールで押さえてトライ。
さらに33分に清原選手の絶妙なパスを受けた副将のタヒトゥア選手がトライを決め、19-0とする。しかし、37分にPG(ペナルティーゴール)を決められ、19-3となる。
前半終了間際にヤマハFWが相手ゴール前に攻め込み、コカ・コーラが反則。五郎丸選手が落ち着いてPGを決め、22-3で前半を終える。このPG成功により、五郎丸選手はニコラス ライアン選手のトップリーグ通算1188得点を越え、通算得点記録の首位となった。
ヤマハのキックオフで後半が開始。12分にラインアウトから再び日野選手がトライを決め、22分に清原選手のパスを受けたウィングのゲリー選手が37mの独走トライを決め、34-3とリードを広げた。
28分に途中出場のマッガーン選手がキックパスを右コーナーに放ち、ウィングの伊東選手が鮮やかにキャッチしてトライ。右隅の位置からのゴールを五郎丸選手がきっちりと成功させて、43-3とする。
その後はコカ・コーラの猛攻をしっかりとタックルで抑え、今年も豊田スタジアムでの開幕戦を勝利で終えた。
試合後、記者会見に応じた五郎丸選手は「まずはキックを蹴る機会を与えてくれたチームやチームメイト、僕を支えてくれる家族に感謝です。ヤマハで11シーズンになりますが、それまでに日本選手権優勝や強化縮小など、様々な波があって、今日があることを実感しています。通算得点(1195得点)は通過点でしかありません。しかし、記録は次の世代への目標となる数字。次世代の選手たちが大きな目標を持って取り組んでもらうことを考えると、現在の得点に満足することなく、彼らにとって高い目標となるように、数字を伸ばすことができればと思います。」と、周囲への感謝と次世代の選手たちへのエールを述べた。
※写真:13得点をあげ、トップリーグ通算得点を1195得点とし、歴代首位となった五郎丸選手
試合後インタビュー
■山本ゲームキャプテン
「春から取り組んできたことが、開幕戦でしっかりと表現できたと思っています。特にスクラムなどセットプレーの場面で、春から目指してきたことができました。これに満足することなく、一つ一つの試合でレベルアップを重ねていこうと試合後にメンバーに話しました。良い雰囲気で開幕戦を迎えることができ、初戦を勝利することができ、本当に良かったと思います。」
試合詳細・メンバー
| ヤマハ発動機ジュビロ | コカ・コーラ | |||
|---|---|---|---|---|
| 前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
3 |
3 | T | 0 | 0 |
| 2 | 3 | G | 0 | 0 |
| 1 | 0 | PG | 1 | 0 |
| 0 | 0 | PT | 0 | 0 |
| 0 | 0 | DG | 0 | 0 |
| 22 | 21 | 計 | 3 | 0 |
| 43 | 合計 | 3 | ||
| ヤマハ発動機ジュビロ | |
|---|---|
(1) |
山本幸輝 |
| 2 | 日野剛志 |
| 3 | 伊藤平一郎 |
| 4 | リチャード・アーノルド |
| 5 | ディネスバラン・クリシュナン |
| 6 | 粟田祥平 |
| 7 | 山路和希 |
| 8 | クワッガ・スミス |
| 9 | 吉沢文洋 |
| 10 | 清原祥 |
| 11 | ゲリー・ラブスカフニ |
| 12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
| 13 | 小林広人 |
| 14 | 伊東力 |
| 15 | 五郎丸歩 |
| 16 | 名嘉翔伍 |
| 17 | 仲谷聖史 |
| 18 | 山村亮 |
| 19 | 桑野詠真 |
| 20 | モセ・トゥイアリイ |
| 21 | 篭島優輝 |
| 22 | マット・マッガーン |
| 23 | 鹿尾貫太 |
| 交替・入替 | ||
|---|---|---|
| 種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半23分 | 4→19 |
| 入替 | 後半23分 | 6→20 |
| 入替 | 後半23分 | 12→23 |
| 入替 | 後半23分 | 3→18 |
| 入替 | 後半25分 | 1→17 |
| 入替 | 後半25分 | 10→22 |
| 入替 | 後半29分 | 9→21 |
| 入替 | 後半29分 | 2→16 |
| コカ・コーラ | |
|---|---|
1 |
田中智広 |
| 2 | 中村篤郎 |
| 3 | 日比野壮大 |
| 4 | 西村龍馬 |
| 5 | マーク・アボット |
| 6 | ソロモン・キング |
| 7 | 桑水流裕策 |
| 8 | ジョセフ・トゥペ |
| 9 | 江頭翔太 |
| 10 | 南里新 |
| 11 | 津岡翔太郎 |
| 12 | ウィリアム・トゥポウ |
| (13) | ラファエレティモシー |
| 14 | 八文字雅和 |
| 15 | ジェームズ・マーシャル |
| 16 | 山下大輔 |
| 17 | タキタキエロネ |
| 18 | 細野裕一朗 |
| 19 | ヨハン・バードル |
| 20 | 山下昂大 |
| 21 | 三股久典 |
| 22 | 山北純嗣 |
| 23 | 山本耀司 |
| 交替・入替 | ||
|---|---|---|
| 種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
前半34分 | 1→17 |
| 入替 | 後半11分 | 4→20 |
| 入替 | 後半11分 | 8→19 |
| 入替 | 後半11分 | 10→22 |
| 入替 | 後半23分 | 14→23 |
| 入替 | 後半27分 | 3→18 |
| 入替 | 後半27分 | 9→21 |
| 入替 | 後半36分 | 2→16 |
得点経過
| 前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
|---|---|---|---|---|
6分 |
ヤマハ発動機 | (2)日野剛志 | T | 5-0 |
| 7分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 7-0 |
| 27分 | ヤマハ発動機 | (13)小林広人 | T | 12-0 |
| 28分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 14-0 |
| 33分 | ヤマハ発動機 | (12)ヴィリアミ・タヒトゥア | T | 19-0 |
| 34分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | Gx | 19-0 |
| 37分 | コカ・コーラ | (15)ジェームズ・マーシャル | PG | 19-3 |
| 41分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | PG | 22-3 |
| 後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
|---|---|---|---|---|
12分 |
ヤマハ発動機 | (2)日野剛志 | T | 27-3 |
| 13分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 29-3 |
| 22分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲリー・ラブスカフニ | T | 34-3 |
| 23分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 36-3 |
| 28分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 41-3 |
| 29分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 43-3 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)



















■清宮監督
「例年だと、開幕戦は自分たちの力の半分くらいしか発揮できない場合が多いのですが、今日は試合前に想像していたよりも、ゲームプランどおりに試合が行えました。今日はヤマハの選手として初めてトップリーグに4名の選手が出場しました。この4人がそれぞれの持ち味を出してくれ、新しいヤマハのカラーを作ってくれました。この先の試合が楽しみです。」