2017-2018トップリーグ 第12節 - 試合日程・結果
2017-2018トップリーグ 第12節:サニックス戦の結果をご報告します。
2017-2018トップリーグ 第12節
12/16(土) 13:00 Kick off
静岡県 ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ |
VS | サニックス |
||
---|---|---|---|---|
40 | 前半 19-0 後半 21-5 |
5 |
田中選手のハットトリックでホーム2連勝
前節に続き、トップリーグ第12節もホームのヤマハスタジアムが舞台。対戦相手は、トップリーグ元年の2003年度以来、14シーズンぶりに磐田入りした宗像サニックス。心配された天気も曇りに留まり、今節も熱いサポーターに囲まれて午後1時にキックオフの時間を迎えた。
風下での前半、ヤマハはスタンドオフのマッガーン選手が最初から積極的にボールを動かす。前半6分にラインアウトからモールを押し込んで日野選手が左中間に先制トライを決めた。その後、相手陣でのゲームを続けるが、サニックスの激しいタックルにゴールラインを割ることができず、追加点を奪えない。
均衡を破ったのは前半31分。相手ゴール前の密集からヤマハFWがなだれ込み、大戸選手がトライ。マッガーン選手のゴールも決まり、12-0とする。さらに攻めの姿勢を貫き、前半終了のホーンが鳴ってから、田中選手が右コーナーに飛び込んでトライ。19-0で前半を折り返す。
風上に立った後半だったが、開始直後からサニックスが早い展開を仕掛けてヤマハ陣に攻め込む。しぶといディフェンスを見せて猛攻に耐えると、矢富選手が相手陣にボールを持ち込み、反撃を開始。ヤマハFWがスクラムで相手ボールを奪うと、後半9分にゴールポスト中央に田中選手がこの日2つ目のトライを決め、24-0とリードを広げる。
さらに17分にも田中選手が快速を飛ばしてトライを決め、33-0と勝負を決めた。その後、サニックスは元ヤマハの屋宜ベンジャミン選手がトライを決め、33-5となる。だが、後半途中からスタンドオフに入った大田尾選手が巧みにヤマハFWを前に出し、39分に大戸選手がこの日2つ目となるトライを奪い、40-5でホーム2連勝となった。
ヤマハは総勝ち点を46に伸ばし、プレーオフ進出に向けて大きく前進した。ホーム3連勝を賭けて最終節のパナソニック戦に集中する。
※前半、最初のトライを決めた日野選手(撮影:久保暁生氏)
試合後インタビュー
堀江主将
「前半は、普段やらない動きをする選手が多く、自分たちでリズムを崩してしまいました。ハーフタイムに、そこを注意したのですが、最後まで修正しきれなかったことは大きな反省点です。しかしスクラムやラインアウトなどセットプレーは良くなってきているので、そこはステップアップできていると思います。次のパナソニック戦では、しっかりと自分たちの強みを出して全力で挑みます。ホームでの応援、今日も良く聞こえていました。心強く思っています。有難うございました。次はリーグ戦の最終節でもあり、ヤマハスタジアムでの最終戦でもあります。ホームが満員になることを期待しています。」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | サニックス | |||
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前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
3 |
3 | T | 0 | 1 |
2 | 3 | G | 0 | 0 |
0 | 0 | PT | 0 | 0 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
19 | 21 | 計 | 0 | 5 |
40 | 合計 | 5 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
山本幸輝 |
2 | 日野剛志 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
7 | 三村勇飛丸 |
(8) | 堀江恭佑 |
9 | 矢富勇毅 |
10 | マット・マッガーン |
11 | 田中渉太 |
12 | マレ・サウ |
13 | 小林広人 |
14 | 伊東力 |
15 | 石塚弘章 |
16 | 名嘉翔伍 |
17 | 植木悠治 |
18 | 山村亮 |
19 | 八木下惠介 |
20 | 西内勇人 |
21 | 篭島優輝 |
22 | 大田尾竜彦 |
23 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半12分 | 6→19 |
入替 | 後半12分 | 15→23 |
入替 | 後半19分 | 1→17 |
入替 | 後半19分 | 2→16 |
入替 | 後半19分 | 3→18 |
入替 | 後半19分 | 9→21 |
入替 | 後半24分 | 14→22 |
入替 | 後半28分 | 7→20 |
サニックス | |
---|---|
1 |
杉浦敬宏 |
(2) | 星本泰憲 |
3 | ヘンカス・ファンヴィック |
4 | 西井利宏 |
5 | 加藤一希 |
6 | 下山翔平 |
7 | 鶴岡怜志 |
8 | ナルダス・ファンデルヴァルト |
9 | 濱里耕平 |
10 | 田代宙士 |
11 | 屋宜ベンジャミンレイ |
12 | 福ザキ(山に竒)竜也 |
13 | 王授榮 |
14 | アンドリュー・エブリンハム |
15 | アンドレ・エスターハイゼン |
16 | 隈本浩太 |
17 | 申東源 |
18 | 石澤輝 |
19 | ジェフ・パーリング |
20 | 金堂礼 |
21 | 濱里祐介 |
22 | アヒオシリバ |
23 | 山田大生 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
前半6分 | 1→18 |
交替 | 後半0分 | 12→22 |
入替 | 後半11分 | 2→16 |
入替 | 後半14分 | 4→19 |
入替 | 後半14分 | 8→21 |
入替 | 後半19分 | 6→20 |
入替 | 後半22分 | 3→17 |
入替 | 後半28分 | 11→23 |
交替 | 後半40分 | 7→6 |
交替 | 後半40分 | 19→8 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
6分 |
ヤマハ発動機 | (2)日野剛志 | T | 5-0 |
7分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | Gx | 5-0 |
31分 | ヤマハ発動機 | (4)大戸裕矢 | T | 10-0 |
32分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 12-0 |
41分 | ヤマハ発動機 | (11)田中渉太 | T | 17-0 |
43分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 19-0 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
9分 |
ヤマハ発動機 | (11)田中渉太 | T | 24-0 |
10分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 26-0 |
17分 | ヤマハ発動機 | (11)田中渉太 | T | 31-0 |
18分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 33-0 |
24分 | 宗像サニックス | (11)屋宜ベンジャミンレイ | T | 33-5 |
25分 | 宗像サニックス | (10)田代宙士 | Gx | 33-5 |
39分 | ヤマハ発動機 | (4)大戸裕矢 | T | 38-5 |
39分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 40-5 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「今日の試合は自分勝手な、ヤマハらしくない軽いプレーが多く見られ、腹立たしく思っています。相手に対して、もっと厳しいプレーをして欲しかったと選手たちに試合後に伝えました。ただ、後半のスクラムに象徴されるように、ステップアップしているプレーもあり、チームは一段一段と階段を登っている状況にあります。こういう時のヤマハは強さを発揮する時のヤマハです。今季も残り3試合となりました。優勝に向けて、しっかりと準備していきたいと思います。来週は3週連続のラスト。満杯のスタジアムで素晴らしい時間を共に過ごしましょう。応援、宜しくお願いします。」