2017-2018トップリーグ 第11節 - 試合日程・結果
2017-2018トップリーグ 第11節:コカ・コーラ戦の結果をご報告します。
2017-2018トップリーグ 第11節
12/ 9(土) 13:00 Kick off
静岡県 ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ |
VS | コカ・コーラ |
||
|---|---|---|---|---|
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54 | 前半 35-0 後半 19-7 |
7 | ![]() |
新戦力が躍動、8トライでホーム戦勝利
今季のトップリーグも残り3試合となり、ヤマハにとってはホーム3連戦という最高の舞台での終盤戦を迎えた。
この日はヤマハ選手を乗せたバスがジュビロ広場に到着。駆けつけた約800名の声援を受けながらスタジアム入りした。
冬の透き通るような青空の下、コカ・コーラのキックオフで試合が始まる。立ち上がりはコカ・コーラの出足の早いディフェンスに苦しみ、パスミスが目立つ展開となる。しかし、サウ選手の突破から相手陣に攻め込むと、前半10分にスクラムを押し込み堀江選手が押さえてトライ。五郎丸選手のゴールも決まり、7-0と先制点を奪う。
コカ・コーラは風上を利用してスピードあるBKでヤマハ陣に入るが、13番センターとして初先発の小林選手の懸命のタックルなどで耐える。20分にマッガーン選手が相手の早いディフェンスの裏を突いてキックを放つと、サウ選手が猛追してキャッチ。最後はフォローしたフランカーで出場の大戸選手が中央にトライを決め、14-0とする。
さらに直後にも大戸選手の突破から、この日が初先発のバードゥル選手がゴール目がけて直進。相手ディフェンスを引き付けると、再び大戸選手にボールが渡り、大戸選手が連続トライ。21-0と主導権を確実なものとした。
32分には連続攻撃から矢富選手のパスを受けた小林選手がトップリーグ初トライを決め、前半終了間際にはスクラムを押し込み、三村選手が押さえてトライ。五郎丸選手が全てのゴールを成功させて、35-0で前半を終える。
風上に立った後半もボールを保持し続け、12分に矢富選手がトライ。22分には途中出場の新人、吉良選手が小林選手からのパスを受けて中央にトライ。49-0とリードを広げる。
コカ・コーラは日本代表のラファエレ選手の突破や、フルバックの吉澤選手の快走からチャンスを作り、30分に石垣選手がトライ。49-7となる。
コカ・コーラが反撃に出る雰囲気になりかけたが、ヤマハは途中出場のタヒトゥア選手や西内兄弟の体を張ったプレーで流れを再び呼び戻し、36分にマッガーン選手が左コーナーにボールを転がすと、ライン際からハビリ選手が押さえて左隅にトライ。54-7とし、ホーム3連戦の初戦を勝利で飾った。この結果、総勝ち点を41に伸ばし、ホワイトカンファレンス2位をこの節も維持した。
試合後、清宮監督は「残り試合5試合、今後のレギュラー争いに加わる選手が増えたことは間違いない。この新しい熱により、チーム力はさらに高まってきた。一つ一つ階段を登る時のヤマハは地力がある時。2014年度の日本選手権優勝の時のヤマハに似ている。」と失敗を糧に成長する今季のチームに期待を込める。
※入団3年目で初先発した小林選手(撮影:久保暁生氏)
試合後インタビュー
堀江主将
「前半から自分たちの強みのスクラムで優位に立てたことが大きかったと思います。またチャレンジャーの気持ちを持ち続けて試合ができたことも良かったと思います。やはり我々はチャンレジャー。残り4試合、一戦一戦、成長していけるように、練習を重ねていきます。ホームでの多くの皆様からの応援に感謝しています。」
試合詳細・メンバー
| ヤマハ発動機ジュビロ | コカ・コーラ | |||
|---|---|---|---|---|
| 前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
5 |
3 | T | 0 | 1 |
| 5 | 2 | G | 0 | 1 |
| 0 | 0 | PT | 0 | 0 |
| 0 | 0 | PG | 0 | 0 |
| 0 | 0 | DG | 0 | 0 |
| 35 | 19 | 計 | 0 | 7 |
| 54 | 合計 | 7 | ||
| ヤマハ発動機ジュビロ | |
|---|---|
1 |
山本幸輝 |
| 2 | 日野剛志 |
| 3 | 伊藤平一郎 |
| 4 | ヨハン・バードール |
| 5 | デューク・クリシュナン |
| 6 | 大戸裕矢 |
| 7 | 三村勇飛丸 |
| (8) | 堀江恭佑 |
| 9 | 矢富勇毅 |
| 10 | マット・マッガーン |
| 11 | ハビリロッキー |
| 12 | マレ・サウ |
| 13 | 小林広人 |
| 14 | 伊東力 |
| 15 | 五郎丸歩 |
| 16 | 名嘉翔伍 |
| 17 | 植木悠治 |
| 18 | 西内勇二 |
| 19 | 八木下惠介 |
| 20 | 西内勇人 |
| 21 | 篭島優輝 |
| 22 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
| 23 | 吉良友嘉 |
| 交替・入替 | ||
|---|---|---|
| 種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半13分 | 8→20 |
| 入替 | 後半13分 | 9→21 |
| 入替 | 後半14分 | 15→23 |
| 入替 | 後半20分 | 3→18 |
| 入替 | 後半20分 | 6→19 |
| 入替 | 後半23分 | 12→22 |
| 入替 | 後半23分 | 1→17 |
| 入替 | 後半31分 | 2→16 |
| コカ・コーラ | |
|---|---|
1 |
山下大輔 |
| 2 | 原山光正 |
| 3 | 猿渡康雄 |
| 4 | マーク・アボット |
| 5 | 川下修平 |
| 6 | 豊田将万 |
| 7 | 桑水流裕策 |
| 8 | ソロモン・キング |
| 9 | 香月武 |
| 10 | 山田久寿 |
| 11 | 石垣航平 |
| 12 | ラファエレティモシー |
| 13 | 山北純嗣 |
| 14 | 小柳泰貴 |
| 15 | 吉澤太一 |
| 16 | 川地光節 |
| 17 | 田中智広 |
| 18 | 徳重元気 |
| 19 | 木下修一 |
| (20) | 山下昂大 |
| 21 | 田辺雅文 |
| 22 | 八文字雅和 |
| 23 | ピータースダニエル |
| 交替・入替 | ||
|---|---|---|
| 種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半0分 | 5→19 |
| 入替 | 後半0分 | 6→20 |
| 入替 | 後半0分 | 9→21 |
| 入替 | 後半6分 | 14→22 |
| 入替 | 後半6分 | 10→23 |
| 入替 | 後半15分 | 1→17 |
| 入替 | 後半15分 | 3→18 |
| 入替 | 後半31分 | 2→16 |
得点経過
| 前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
|---|---|---|---|---|
10分 |
ヤマハ発動機 | (8)堀江恭佑 | T | 5-0 |
| 11分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 7-0 |
| 20分 | ヤマハ発動機 | (6)大戸裕矢 | T | 12-0 |
| 21分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 14-0 |
| 23分 | ヤマハ発動機 | (6)大戸裕矢 | T | 19-0 |
| 24分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 21-0 |
| 32分 | ヤマハ発動機 | (13)小林広人 | T | 26-0 |
| 33分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 28-0 |
| 39分 | ヤマハ発動機 | (7)三村勇飛丸 | T | 33-0 |
| 40分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 35-0 |
| 後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
|---|---|---|---|---|
12分 |
ヤマハ発動機 | (9)矢富勇毅 | T | 40-0 |
| 13分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 42-0 |
| 22分 | ヤマハ発動機 | (23)吉良友嘉 | T | 47-0 |
| 23分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | G | 49-0 |
| 30分 | コカ・コーラ | (11)石垣航平 | T | 49-5 |
| 31分 | コカ・コーラ | (12)ラファエレティモシー | G | 49-7 |
| 36分 | ヤマハ発動機 | (11)ハビリロッキー | T | 54-7 |
| 38分 | ヤマハ発動機 | (10)マット・マッガーン | Gx | 54-7 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)



















清宮監督
「今日はレギュラー争いに絡む選手たちを見極める試合でした。期待以上の動きをした選手もいましたし、思うようにプレーできなかった選手もいました。しかし、個々の評価よりも、このトップリーグの舞台に立つレベルに達していることを評価したいと思います。そのレベルになけければ、私は23人のメンバーに選びません。今日、ピッチに立った選手の成長はチーム内の熱を上げるエネルギーになっています。プレーオフに向けてチーム力は確実に高まっていることを実感できた試合でした。そして、ホームスタジアムだからこそできるヤマハらしい応援も選手たちの力になっていました。有難うございました。」