2017-2018トップリーグ 第6節 - 試合日程・結果
2017-2018トップリーグ 第6節:神戸製鋼戦の結果をご報告します。
2017-2018トップリーグ 第6節
9/30(土) 14:00 Kick off
静岡県 エコパスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ |
VS | 神戸製鋼 |
||
---|---|---|---|---|
19 | 前半 7-21 後半 12-17 |
38 |
セットプレー不発、ミスが重なり今季2敗目
第6節は、今季無敗の神戸製鋼を静岡県のエコパスタジアムに迎えての一戦に。大分県でのキヤノン戦から中5日の厳しい日程にも清宮監督は「カンファレンス1位通過するためには神戸製鋼からの勝利は必須」と強気で臨んだ。
神戸製鋼のキックオフで試合が始まる。宮澤選手や伊東選手が相手パスを狙ってインターセプトを試みるがボールが手につかない。均衡が破れたのは前半21分。神戸製鋼の林選手がタッチライン際を快走し、内側にいたエリス選手へパス。エリス選手が中央に回りこみ先制トライを決めた。
ヤマハは自陣から矢富選手がタッチライン際を約50mを走り、一気に反撃に出る。ヤマハボールのスクラムを押し込み、この日はウィングで先発出場のサウ選手がゴール前に持ち込む。ラックから最後は堀江選手が4試合連続となるトライを奪い、五郎丸選手のゴールも決まり、7-7と同点に追いついた。
しかし、神戸製鋼は安井選手や正面選手らが躍動し、2連続トライを決め、7-21で前半を終える。
後半はヤマハのキックオフで試合が再開される。後半の最初から大田尾選手、トゥイアリイ選手、中園選手のベテラン勢を投入し、逆転を狙う。スクラムやモールで前進するなど、改善が見られたが、勢いに乗る神戸製鋼の攻撃を止められず、後半も神戸製鋼が先制のトライ。7-28と点差を広げられる。
重苦しいムードを払拭したのはロックの大戸選手。後半8分、ラックの中央を突破して、約30mの独走トライを決めた。五郎丸選手のゴールも決まり、14-28とする。
さらに26分にタヒトゥア選手の突進からチャンスを広げ、ラックから矢富選手が山なりのパスを放ち、伊東選手が右コーナーに飛び込みトライ。19-28と追い上げる。
しかし、残り時間10分に、神戸製鋼の正面選手にトライを決められると、ラストプレーでもベッカー選手にトライを許し、19-38で今季2敗目を喫した。
試合後、清宮監督は「ヤマハが負ける時はいつもセットプレーの出来が悪い時。改善すべき点は明確なので、反省すべき点を反省し、次につなげていきたい。また、新しいフォーメーションを実戦で経験できたので、この先の試合にも活かせます。この先のヤマハ選手たちの成長を見てほしい」と報道陣に語り、次節からの巻き返しを誓った。
※突破を試みるヘル選手
試合後インタビュー
堀江主将
「今日の結果は今の実力。神戸製鋼のキックを中心とした展開に対して、準備をしてきましたが、相手のペースに巻き込まれた形になってしまい、自分たちのペースに持ち込めませんでした。しっかりと反省点をみつめ、成長していきたいと思います。」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | 神戸製鋼 | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
1 |
2 | T | 3 | 3 |
1 | 1 | G | 3 | 1 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
7 | 12 | 計 | 21 | 17 |
19 | 合計 | 38 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
山本幸輝 |
2 | 日野剛志 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | ヘルウヴェ |
7 | 山路和希 |
(8) | 堀江恭佑 |
9 | 矢富勇毅 |
10 | マット・マッガーン |
11 | マレ・サウ |
12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
13 | 宮澤正利 |
14 | 伊東力 |
15 | 五郎丸歩 |
16 | 加藤圭太 |
17 | 植木悠治 |
18 | 大塚健太 |
19 | モセ・トゥイアリイ |
20 | 西内勇人 |
21 | 池町信哉 |
22 | 大田尾竜彦 |
23 | 中園真司 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半0分 | 7→19 |
入替 | 後半0分 | 13→23 |
入替 | 後半0分 | 10→22 |
入替 | 後半11分 | 1→17 |
入替 | 後半17分 | 5→20 |
入替 | 後半25分 | 2→16 |
入替 | 後半33分 | 9→21 |
入替 | 後半37分 | 3→18 |
神戸製鋼 | |
---|---|
1 |
平島久照 |
2 | 木津武士 |
3 | 山下裕史 |
4 | 伊藤鐘史 |
5 | 安井龍太 |
6 | 橋本大輝 |
(7) | 前川鐘平 |
8 | マット・バンリーベン |
9 | アンドリュー・エリス |
10 | イーリニコラス |
11 | 大橋由和 |
12 | 山中亮平 |
13 | 重一生 |
14 | 林真太郎 |
15 | アダム・アシュリークーパー |
16 | 金井健雄 |
17 | 山崎基生 |
18 | 渡邉隆之 |
19 | アンドリース・ベッカー |
20 | 谷口到 |
21 | 梁正秋 |
22 | 正面健司 |
23 | トニシオ・バイフ |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
後半0分 | 9→21 |
入替 | 後半11分 | 4→19 |
入替 | 後半11分 | 10→22 |
入替 | 後半25分 | 8→20 |
入替 | 後半25分 | 14→23 |
入替 | 後半28分 | 1→17 |
入替 | 後半28分 | 2→16 |
入替 | 後半37分 | 3→18 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
2分 |
神戸製鋼 | (9)アンドリュー・エリス | T | 0-5 |
23分 | 神戸製鋼 | (10)イーリニコラス | G | 0-7 |
33分 | ヤマハ発動機 | (8)堀江恭佑 | T | 5-7 |
34分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 7-7 |
36分 | 神戸製鋼 | (5)安井龍太 | T | 7-12 |
37分 | 神戸製鋼 | (12)山中亮平 | G | 7-14 |
39分 | 神戸製鋼 | (22)正面健司 | T | 7-19 |
40分 | 神戸製鋼 | (12)山中亮平 | G | 7-21 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
6分 |
神戸製鋼 | (7)前川鐘平 | T | 7-26 |
8分 | 神戸製鋼 | (12)山中亮平 | G | 7-28 |
9分 | ヤマハ発動機 | (4)大戸裕矢 | T | 12-28 |
10分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 14-28 |
27分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 19-28 |
28分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | Gx | 19-28 |
31分 | 神戸製鋼 | (22)正面健司 | T | 19-33 |
32分 | 神戸製鋼 | (12)山中亮平 | Gx | 19-33 |
44分 | 神戸製鋼 | (19)アンドリース・ベッカー | T | 19-38 |
45分 | 神戸製鋼 | (12)山中亮平 | Gx | 19-38 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「ヤマハとして準備はしっかり行ってきたが、今日は神戸製鋼がヤマハを上回った内容でした。神戸製鋼の体を張ったプレー、早い出足し、強いタックルなど、見習うべき点が多くありました。ヤマハの試合内容が悪い時は、いつもセットプレーがうまくいかない時。今日も同じミスを繰り返し、マズい試合になってしまいました。けが人もあり、初めてのフォーメーションで挑む試合でもありましたが、この試合を糧に、次につなげていきたいと思います。」