2017-2018トップリーグ 第4節 - 試合日程・結果
2017-2018トップリーグ 第4節:リコー戦の結果をご報告します。
2017-2018トップリーグ 第4節
9/ 9(土) 17:00 Kick off
静岡県 ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ |
VS | リコー |
||
---|---|---|---|---|
35 | 前半 14-5 後半 21-7 |
12 |
ホーム初戦、堀江主将が3トライを決めて勝利
サントリーとの激闘から1週間。清宮監督は「サントリー戦の敗戦から学んだことを見せる試合」と位置づけ、ホームのヤマハスタジアムに選手たちを送り出した。午後5時、夕暮れのスタジアムに約7,100名が集まる中、第4節リコー戦がキックオフとなった。
開始直後からヤマハは、先発入りしたタヒトゥア選手とヘル選手を中心に果敢に突進を繰り返し、前半7分に五郎丸選手が右コーナーに飛び込んでトライ。難しい位置からのゴールキックも自らが決めて、7-0と先制点を奪う。
すると大型FWを擁する黒衣のリコーはラインアウトからモールでトライを奪い、7-5とする。「あのトライで目が覚めた」と堀江主将らが奮起。31分に今度はヤマハがラインアウトからモールを押し込み、最後はキャプテンがトライを決め、14-5で前半を折り返す。
風上に立った後半は開始からヤマハがリコー陣内でゲームを展開。ラインアウトから再び堀江選手がトライを決め、五郎丸選手が鮮やかにゴールキックを成功させ。21-5とリードを広げる。
上位進出を狙うリコーは、ロビンソン選手を起点にロトアヘア兄弟らパワフルなランナーを走らせ、ヤマハ陣を脅かす。猛攻にタックルの連続で耐えたヤマハは大田尾選手とサウ選手をピッチに送り、攻撃態勢に入る。
25分に堀江選手がこの日3つ目となるトライを決めると、32分にはタヒトゥア選手がトライを決め、ファンデンヒーファー選手がしっかりとゴールキックを決めて35-5と勝負を決めた。
38分にリコーが1トライ返すが、ヤマハはホームの意地を見せるかのように、すぐに攻撃に転じる。サウ選手が相手ゴール前まで突破し、タヒトゥア選手がリコーのインゴールに飛び込む。しかし、ビデオ判定の結果、ボールを前に投げた「スローフォワード」と判定され、トライは認められず、35-12のスコアで試合終了となった。
ヤマハは3トライ差をつけ、勝ち点5を獲得。マンオブザマッチには3トライを決めた堀江主将が選ばれた。清宮監督は「勝者にふさわしい姿勢を見せたゲーム内容。この先も、その姿勢を貫いていきたい」と集まったファンに挨拶をした。
※先制トライを決めた五郎丸選手
試合後インタビュー
■堀江主将
「先週から成長したことを見せることができた試合でした。しかし、良い点もある一方で、悪い点もあり、まだまだ成長できる余地があると思います。3トライを取りましたが、本来ならばモールを押し込んで取りたい場面でした。ここはチーム全員が感じている点だと思います。この先の試合もしっかりと準備し、セットプレーで優位にたつ自分たちのラグビーを目指していきたいと思います。たくさんの応援、有難うございました。」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | リコー | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
2 |
3 | T | 1 | 1 |
2 | 3 | G | 0 | 1 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
14 | 21 | 計 | 5 | 7 |
35 | 合計 | 12 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
山本幸輝 |
2 | 日野剛志 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | ヘルウヴェ |
7 | 山路和希 |
(8) | 堀江恭佑 |
9 | 矢富勇毅 |
10 | マット・マッガーン |
11 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
13 | 宮澤正利 |
14 | 伊東力 |
15 | 五郎丸歩 |
16 | 名嘉翔伍 |
17 | 仲谷聖史 |
18 | 大塚健太 |
19 | 八木下惠介 |
20 | 西内勇人 |
21 | 篭島優輝 |
22 | 大田尾竜彦 |
23 | マレ・サウ |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半9分 | 6→20 |
入替 | 後半19分 | 15→22 |
入替 | 後半19分 | 10→23 |
入替 | 後半23分 | 1→17 |
入替 | 後半27分 | 5→19 |
入替 | 後半28分 | 3→18 |
入替 | 後半31分 | 2→16 |
入替 | 後半33分 | 9→21 |
リコー | |
---|---|
1 |
アレックス・ウォントン |
2 | 森雄基 |
3 | 大川創太郎 |
4 | ブロードハーストマイケル |
5 | ロトアヘアポヒヴァ大和 |
6 | 福本翔平 |
(7) | 武者大輔 |
8 | 松橋周平 |
9 | 中村正寿 |
10 | ロビー・ロビンソン |
11 | 長谷川元氣 |
12 | 濱野大輔 |
13 | 松本悠介 |
14 | 渡邊昌紀 |
15 | 小松大祐 |
16 | マウジョシュア |
17 | 眞壁貴男 |
18 | 柴田和宏 |
19 | 小山智聲 |
20 | 柳川大樹 |
21 | 山本昌太 |
22 | 木上鴻佑 |
23 | アマナキ・ロトアヘア |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半7分 | 14→23 |
入替 | 後半7分 | 6→20 |
入替 | 後半11分 | 3→18 |
入替 | 後半19分 | 9→21 |
入替 | 後半23分 | 2→16 |
入替 | 後半26分 | 1→17 |
入替 | 後半27分 | 15→22 |
入替 | 後半31分 | 5→19 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
7分 |
ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | T | 5-0 |
7分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 7-0 |
12分 | リコー | (4)ブロードハーストマイケル | T | 7-5 |
13分 | リコー | (10)ロビー・ロビンソン | Gx | 7-5 |
32分 | ヤマハ発動機 | (8)堀江恭佑 | T | 12-5 |
33分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 14-5 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
5分 |
ヤマハ発動機 | (8)堀江恭佑 | T | 19-5 |
7分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 21-5 |
25分 | ヤマハ発動機 | (8)堀江恭佑 | T | 26-5 |
26分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 28-5 |
32分 | ヤマハ発動機 | (12)ヴィリアミ・タヒトゥア | T | 33-5 |
33分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 35-5 |
38分 | リコー | (12)濱野大輔 | T | 35-10 |
38分 | リコー | (10)濱野大輔 | G | 35-12 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
■清宮監督
「敗戦の後の再スタートの試合だったので、内容が問われる試合でした。キャプテンが3トライ奪う内容、勝利にふさわしい試合になりました。また勝ち点5を取ることもでき、良い再スタートとなりました。今日も7,000名以上の方々がヤマハスタジアムに集まってくださり、本当に素晴らしいホームの雰囲気の中で試合を行えました。有難うございました。」