2017-2018トップリーグ 第2節 - 試合日程・結果
2017-2018トップリーグ 第2節:豊田自動織機戦の結果をご報告します。
2017-2018トップリーグ 第2節
8/26(土) 19:00 Kick off
愛知県 パロマ瑞穂ラグビー場
豊田自動織機 |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
---|---|---|---|---|
10 | 前半 10-12 後半 0-26 |
38 |
新戦力がデビュー、6トライで2位浮上
第2節は同じカンファレンスの豊田自動織機と対戦。2年目の篭島選手が先発メンバー入りし、リザーブには大塚選手、新人の吉良選手、けがから復帰した西内副将も名前を連ねた。
日が完全に沈んだ午後7時に相手ボールのキックオフで試合が始まる。トスであえて風下を選んだヤマハは序盤から豊田自動織機の猛攻を受ける形となる。8分にキックされたボールのキャッチミスからトライを奪われ、開幕戦に続き、先制される展開となる。
19分、五郎丸選手の力強い突進から連続攻撃を続け、サウ選手からボールを受けたファンデンヒーファー選手が駆け抜けてトライ。五郎丸選手のゴールも決まり、7-7と同点に追いつく。
風上に立つ豊田自動織機はキックを多用。26分、そのキックを狙い、山路選手がキックされたボールを手ではじくと、転がるボールを自ら追いかけて左隅にトライ。12-7と逆転に成功する。
しかし38分にペナルティーゴールを決められ、12-10の2点リードで前半40分を終えた。
風上に立った後半はキックオフからヤマハらしい連続攻撃を展開し、相手ゴール前に迫る。8分、前半に取られたスクラムでの反則を修正したヤマハは強みのスクラムでペナルティートライをもぎ取る。今年からペナルティートライ後はゴールキックが省略され、7点を追加し、19-10とリードを広げる。
スクラムで優位に立つヤマハは主導権を握る。14年目のベテラン大田尾選手が巧みなゲーム運びを見せ、27分にトゥイアリイ選手のトライを演出する。2年目の巨漢プロップ大塚選手や新人の吉良選手がトップリーグデビューし、それぞれの持ち味を発揮。
矢富選手と清原選手のハーフ団で攻撃力を加速したヤマハは、31分に伊東選手がトライを決め、さらに終了間際には今季初出場の名嘉選手が中央に飛び込みトライ。38-10で開幕2連勝となり、今季初のボーナスポイントも獲得し、ホワイトカンファレンス2位に浮上した。
先発したスクラムハーフの篭島選手は「ミスが多く、悔やまれる内容」を苦い表情を見せるが、ハーフ団を組んだ大田尾選手は「十分にチームに貢献してくれた。この先も自信を持ってプレーしてほしい」とエールを送る。
試合後、堀江主将は「次はサントリーとの対戦。ヤマハの選手全員が楽しみにしている試合です。去年の悔しさは勝利でしか解消できません。プライドを持って挑みます」と早くも訪れる山場に向けて静かに闘志を燃やす。
※鋭い走りでチャンスを量産、モセ選手(撮影:甲斐博之氏)
試合後インタビュー
堀江主将
「前半は反則でリズムを崩してしまい、自分たちのペースに持ち込めませんでした。強みのスクラムで反則を取られたことで、消極的になってしまった場面も反省点です。後半は修正して、自分たちのプレーを継続できました。本来ならば前半の試合中に修正できるレベルにまでチーム力を上げたいと思います。次はサントリー戦。選手全員が楽しみにしている対戦です。自分たちの強みをみせて勝利したいと思います。
試合詳細・メンバー
豊田自動織機 | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
1 | 0 |
T | 2 |
3 |
1 | 0 |
G | 1 | 2 |
0 | 0 |
PT | 0 | 1 |
1 | 0 |
PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
10 | 0 | 計 | 12 | 26 |
10 | 合計 | 38 |
豊田自動織機 | |
---|---|
1 |
川俣直樹 |
2 | 平原大敬 |
3 | 長江有祐 |
4 | 長谷川雄司 |
5 | ケイデン・ネヴィル |
6 | 藤井俊希 |
7 | スコット・フグリストーラー |
8 | バツベイシオネ |
9 | 木村貴大 |
10 | 片桐康策 |
11 | ベンジャミン・サンダース |
12 | 松本仁志 |
13 | JJ・エンゲルブレヒト |
14 | 松井謙斗 |
(15) | 長谷川真人 |
16 | 村川浩喜 |
17 | 山田裕介 |
18 | 川崎仁久 |
19 | 小山田岳 |
20 | 竹内健人 |
21 | 小西大樹 |
22 | サム・グリーン |
23 | 大道勇喜 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 |
前半27分 | 4→19 |
入替 | 後半3分 | 3→18 |
入替 | 後半14分 | 2→16 |
入替 | 後半14分 | 7→20 |
入替 | 後半14分 | 10→22 |
入替 | 後半20分 | 9→21 |
入替 | 後半20分 | 15→23 |
入替 | 後半29分 | 1→17 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 |
山本幸輝 |
2 | 日野剛志 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
7 | 山路和希 |
(8) | 堀江恭佑 |
9 | 篭島優輝 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
12 | マレ・サウ |
13 | 宮澤正利 |
14 | 伊東力 |
15 | 五郎丸歩 |
16 | 名嘉翔伍 |
17 | 仲谷聖史 |
18 | 大塚健太 |
19 | 八木下惠介 |
20 | 西内勇人 |
21 | 矢富勇毅 |
22 | 清原祥 |
23 | 吉良友嘉 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 |
後半15分 | 9→21 |
入替 | 後半20分 | 1→17 |
入替 | 後半20分 | 15→23 |
入替 | 後半29分 | 3→18 |
入替 | 後半29分 | 10→22 |
入替 | 後半31分 | 2→16 |
入替 | 後半32分 | 7→20 |
入替 | 後半34分 | 6→19 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
4分 |
豊田自動織機 | (10)片桐康策 | PGx | 0-0 |
8分 | 豊田自動織機 | (12)松本仁志 | T | 5-0 |
9分 | 豊田自動織機 | (10)片桐康策 | G | 7-0 |
19分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲラード・ファンデンヒーファー | T | 7-5 |
20分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 7-7 |
26分 | ヤマハ発動機 | (7)山路和希 | T | 7-12 |
27分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | Gx | 7-12 |
38分 | 豊田自動織機 | (10)片桐康策 | PG | 10-12 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
8分 |
ヤマハ発動機 | 認定トライ | PT | 10-19 |
27分 | ヤマハ発動機 | (6)モセ・トゥイアリイ | T | 10-24 |
28分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲラード・ファンデンヒーファー | Gx | 10-24 |
31分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 10-29 |
32分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 10-31 |
40分 | ヤマハ発動機 | (16)名嘉翔伍 | T | 10-36 |
41分 | ヤマハ発動機 | (11)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 10-38 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「前半は風下で耐えて、後半に攻勢をかけるプランでいました。前半の予想外はセットプレー。ヤマハの強みを出すことができませんでした。しかし、後半はしっかりと修正でき、プランを遂行することができました。新戦力が躍動した第2節となり、この先が楽しみです。特に後半に入った吉良選手。様々なプレーを見せてくれました。次はサントリーとの対戦。相手よりも勝っている場面ではしっかりと勝つことがポイント。自分たちの強みをだせる試合展開にしたいと思います。」