2016-2017トップリーグ 第10節 - 試合日程・結果
2016-2017トップリーグ 第10節:豊田自動織機戦の結果をご報告します。
2016-2017トップリーグ 第10節
12/ 3(土) 14:00 Kick off
静岡県 エコパスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ |
VS | 豊田自動織機 |
||
---|---|---|---|---|
63 | 前半 21-0 後半 42-7 |
7 |
接点の強さを見せて今季最多の9トライ。10連勝で首位堅持
12月に入り、国際試合期間のため約1ヶ月休止していたトップリーグが再開。快晴の中、ワールドカップ開催会場に選ばれたエコパスタジアムにて豊田自動織機を静岡県に迎えての第10節となった。
午後2時に豊田自動織機のキックオフで試合が始まる。立ち上がり、ヤマハのミスから自陣を背にするが、ボールを奪い返すとヤマハFWがモールを組んで大きく前進し、相手ゴール前での試合を続ける。
前半13分、スクラムから展開し、サウ選手が右中間に先制トライを決める。直後の16分、トゥイアリイ選手が相手選手のキックしたボールを長い手で叩き、インゴールに転がったボールを日野選手が押さえて今季8トライ目を決める。さらにハビリ選手がタッチライン際を快走し、宮澤選手が左中間にトライ。すべてのコンバージョンゴールをファンデンフィーファー選手が決め、21-0で前半を終える。
後半はヤマハのキックオフで試合が再開されると、2分に伊東選手が快速を飛ばして右中間にトライを決める。6分にもサウ選手からのパスを受けると伊東選手が中央を駆け抜けて連続トライ。35-0と勝負を決定づけた。
その後、ハビリ選手の2つ目トライや、トンガ代表の主将として11月の国際試合で活躍したピウタウ選手のトライが続き、26分にはヤマハFWがスクラムで圧力をかけて認定トライを奪い、56-0とした。
豊田自動織機はスタンドオフのグリーン選手を起点に自陣から攻撃を仕掛け、1トライを返す意地を見せて56-7とする。しかし、FW戦で優位に立つヤマハは相手陣でのゲームを続け、この日トップリーグ150試合出場を達成した大田尾選手が相手ディフェンスの隙間を突くキックで見せ場を作り、ベテランの加藤選手のトライを演出した。最後は左隅からの難しい位置からのゴールを大田尾選手が決めて、63-7で10連勝を地元・静岡県にて決めた。
この試合で大田尾選手は史上2人目、山村選手が史上3人目となるトップリーグのリーグ戦通算150試合を達成し、試合後に両チームの選手たちから祝福された。
試合終了後のインタビュー(動画)はコチラからご覧いただけます。
試合後インタビュー
三村主将
「後半戦の1試合目をしっかりと勝つことができ、嬉しく思います。前半はハビリ選手の個人技などに頼るトライが続きましたが、後半は自分たちの形からトライを奪うことができたと思います。残り5試合、しっかりとした自分たちのラグビーで勝っていきたいと思います。」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | 豊田自動織機 | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
3 | 6 | T | 0 | 1 |
3 | 6 | G | 0 | 1 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
21 | 42 | 計 | 0 | 7 |
63 | 合計 | 7 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 | 山本幸輝 |
2 | 日野剛志 |
3 | 西村颯平 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
(7) | 三村勇飛丸 |
8 | 堀江恭佑 |
9 | 吉沢文洋 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | ハビリロッキー |
12 | マレ・サウ |
13 | 宮澤正利 |
14 | 伊東力 |
15 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
16 | 加藤圭太 |
17 | 岸直弥 |
18 | 山村亮 |
19 | 八木下惠介 |
20 | ヘルウヴェ |
21 | 篭島優輝 |
22 | 清原祥 |
23 | シアレ・ピウタウ |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半11分 | 3→18 |
入替 | 後半11分 | 6→19 |
入替 | 後半11分 | 13→23 |
入替 | 後半16分 | 9→21 |
入替 | 後半21分 | 1→17 |
入替 | 後半21分 | 2→16 |
入替 | 後半21分 | 15→22 |
入替 | 後半31分 | 4→20 |
豊田自動織機 | |
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1 | 浪岡祐貴 |
(2) | 吉田伸介 |
3 | 川崎仁久 |
4 | ライアン・カンコウスキー |
5 | 松岡毅 |
6 | バツベイシオネ |
7 | スコット・フグリストーラー |
8 | 鄭智弘 |
9 | 吉田正明 |
10 | サム・グリーン |
11 | 徐吉嶺 |
12 | ヴァカジョセフウィルソン |
13 | 坂井克行 |
14 | 松井謙斗 |
15 | 朝見力弥 |
16 | 村川浩喜 |
17 | 大出憲司 |
18 | 出渕賢史 |
19 | 藤井俊希 |
20 | 竹内琢恭 |
21 | 小西大樹 |
22 | 松本仁志 |
23 | マーク・ジェラード |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半0分 | 9→21 |
入替 | 後半11分 | 7→20 |
入替 | 後半11分 | 15→23 |
入替 | 後半14分 | 13→22 |
入替 | 後半24分 | 2→16 |
入替 | 後半24分 | 3→18 |
入替 | 後半24分 | 1→17 |
入替 | 後半31分 | 8→19 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
13分 | ヤマハ発動機 | (12)マレ・サウ | T | 5-0 |
14分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 7-0 |
16分 | ヤマハ発動機 | (2)日野剛志 | T | 12-0 |
17分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 14-0 |
18分 | ヤマハ発動機 | (13)宮澤正利 | T | 19-0 |
19分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 21-0 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
2分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 26-0 |
4分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 28-0 |
6分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 33-0 |
7分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 35-0 |
9分 | ヤマハ発動機 | (11)ハビリロッキー | T | 40-0 |
11分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 42-0 |
12分 | ヤマハ発動機 | (23)シアレ・ピウタウ | T | 47-0 |
14分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 49-0 |
26分 | ヤマハ発動機 | 認定トライ | T | 54-0 |
27分 | ヤマハ発動機 | (10)大田尾竜彦 | G | 56-0 |
30分 | 豊田自動織機 | (22)松本仁志 | T | 56-5 |
31分 | 豊田自動織機 | (10)サム・グリーン | G | 56-7 |
41分 | ヤマハ発動機 | (16)加藤圭太 | T | 61-7 |
42分 | ヤマハ発動機 | (10)大田尾竜彦 | G | 63-7 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「11月のウィンドマンス(国際試合月間)明けでしたので、前半は得点の取り方を忘れていた場面も見られましたが、終わってみれば今季最多の63得点を挙げましたので、満足できる試合となりました。非常に良い状態で12月の決戦を迎えることができそうです。ますます楽しみであり、ラグビー界全体をヤマハからドンドン盛り上げていきたいと思います。」