2016-2017トップリーグ 第7節 - 試合日程・結果
2016-2017トップリーグ 第7節:ホンダ戦の結果をご報告します。
2016-2017トップリーグ 第7節
10/15(土) 13:00 Kick off
静岡県 ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ |
VS | ホンダ |
||
---|---|---|---|---|
47 | 前半 26-6 後半 21-19 |
25 |
苦しみながらもホームで開幕から7連勝、首位の座をキープ
無傷の6連勝でホームのヤマハスタジアムに戻ってきたヤマハ発動機ジュビロ。第7節は今季初勝利を狙うホンダとの対戦となった。
ヤマハのキックオフで試合が始まると、開始直後からホンダ陣に攻め込み、4分にファンデンヒーファー選手が右中間にトライ。続く13分には連続攻撃からハビリ選手が中央を突破してトライをきめ、14-0とリードを広げる。しかし、スクラムでの反則を取られるなど、リズムに乗れず、逆にホンダに2本のペナルティーゴールを決められ、14-6となる。
ニュージーランド人のレフェリーが示す基準に戸惑いながらも、ディフェンスからチャンスをつくり、相手陣に入ると、34分に大田尾選手の絶妙なパスから伊東選手が中央を鮮やかに駆け抜けてトライ。さらに前半終了間際、伊東選手が40m走りきり、右コーナーにトライを決めて26-6で前半を終える。
後半も主審の笛に戸惑い、攻撃を継続できない苦しい立ち上がりに。しかし、その状況を打開したのは前半に2連続トライを決めた伊東選手。5分に大田尾選手からのパスを受けると一気に加速。相手ディフェンスの隙を突いて、この日3つ目のトライを決めた。しかし、ホンダは勢いを失うことなく、23分に1トライを返す。すると、直後にヤマハはFWがラインアウトからモールを組んで押し込み、日野選手がトライ。ファンデンヒーファー選手のゴールも決まり、ヤマハの得点は40点となる。
決定力あるBKを揃えるホンダは、レメキ選手の突破から本村選手がトライ。40-18と食い下がる。失点直後、今度はヤマハは反撃。新人の篭島選手が早いリズムを作り出し、連続攻撃から最後はヘル選手が左中間に勢いよく走りこんでトライを決めた。すると今度はホンダが最後まであきらめない執念を見せ、36分にレメキ選手が鋭いステップから中央にトライを決めた。めまぐるしい点の奪い合いとなったが、そこで時間切れ。最終スコアは47-25でヤマハがホームのヤマハスタジアムで開幕から7連勝を決めた。
強みのセットプレーが本領発揮できないヤマハにとっては苦しい展開だったが、奪ったトライは7つ。第7節も首位の座をキープした。
▶︎試合終了後のインタビュー(動画)はコチラからご覧いただけます。
試合後インタビュー
三村主将
「自分たちでリズムを崩し、苦しい試合展開にしてしまいました。そこをまとめきれなかった点はリーダーとして反省しています。しかし、全員が我慢強くプレーしてくれた点と、攻撃の場面で同じイメージを共有できており、得点を重ねることができた点は良かったと思います。次の試合に向けて、またしっかりと準備していきます。」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | ホンダ | |||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
4 | 3 | T | 0 | 3 |
3 | 3 | G | 0 | 2 |
0 | 0 | PG | 2 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
26 | 21 | 計 | 6 | 19 |
47 | 合計 | 25 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
---|---|
1 | 山本幸輝 |
2 | 日野剛志 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
(7) | 三村勇飛丸 |
8 | 松本力哉 |
9 | 吉沢文洋 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | ハビリロッキー |
12 | マレ・サウ |
13 | 宮澤正利 |
14 | 伊東力 |
15 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
16 | 名嘉翔伍 |
17 | 植木悠治 |
18 | 西村颯平 |
19 | 八木下惠介 |
20 | ヘルウヴェ |
21 | 篭島優輝 |
22 | 清原祥 |
23 | シアレ・ピウタウ |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半0分 | 3→18 |
入替 | 後半13分 | 10→22 |
入替 | 後半13分 | 6→20 |
入替 | 後半13分 | 14→23 |
入替 | 後半13分 | 1→17 |
入替 | 後半13分 | 9→21 |
入替 | 後半29分 | 7→19 |
入替 | 後半35分 | 2→16 |
ホンダ | |
---|---|
1 | 田中貴士 |
2 | 天野豪紀 |
3 | サレシ・マヌー |
4 | 鎌田祐太郎 |
5 | ヒュー・マクメニマン |
6 | ミロデイヴィッド |
(7) | 小林亮太 |
8 | フィナウ・トゥパ |
9 | 山路健太 |
10 | 朴成基 |
11 | 生方信孝 |
12 | 中村有志 |
13 | 森川海斗 |
14 | レメキロマノラヴァ |
15 | 本村直樹 |
16 | 圓生正義 |
17 | 越田勝利 |
18 | 元公法 |
19 | 塚本篤志 |
20 | 中田晃司 |
21 | 小西大輔 |
22 | マリエトア・ヒンガノ |
23 | ディグビー・イオアネ |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半0分 | 5→19 |
入替 | 後半0分 | 12→22 |
交替 | 後半18分 | 22→23 |
入替 | 後半21分 | 11→21 |
入替 | 後半25分 | 2→16 |
入替 | 後半25分 | 3→18 |
入替 | 後半25分 | 4→20 |
入替 | 後半29分 | 1→17 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
4分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | T | 5-0 |
5分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 7-0 |
13分 | ヤマハ発動機 | (11)ハビリロッキー | T | 12-0 |
14分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 14-0 |
20分 | Honda | (10)朴成基 | PG | 14-3 |
26分 | Honda | (10)朴成基 | PG | 14-6 |
34分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 19-6 |
35分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 21-6 |
40分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 26-6 |
42分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | Gx | 26-6 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
5分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 31-6 |
6分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 33-6 |
23分 | Honda | (8)フィナウ・トゥパ | T | 33-11 |
24分 | Honda | (10)朴成基 | G | 33-13 |
27分 | ヤマハ発動機 | (2)日野剛志 | T | 38-13 |
28分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 40-13 |
31分 | Honda | (15)本村直樹 | T | 40-18 |
32分 | Honda | (10)朴成基 | Gx | 40-18 |
33分 | ヤマハ発動機 | (20)ヘルウヴェ | T | 45-18 |
34分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 47-18 |
36分 | Honda | (14)レメキロマノラヴァ | T | 47-23 |
37分 | Honda | (10)朴成基 | G | 47-25 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「前半に関しては松本選手や吉沢選手など、出場するチャンスを得た選手たちが、しっかりと責任を果たしてくれました。一方、後半はホンダに得点を許す場面があり、リードした緩みなのか、入れ替わったメンバーが実力を発揮できなかったのか、様々な要因が考えられます。全般として、反則などで苦しい展開でしたが、数少ない攻撃のチャンスを的確な判断で得点に結びつけたことが勝因と言えます。積み重ねてきたものが結果に表れてきていると思います。今日の課題に向き合い、また一戦一戦を戦っていきます。」