2016-2017トップリーグ 第6節 - 試合日程・結果
2016-2017トップリーグ 第6節:クボタ戦の結果をご報告します。
2016-2017トップリーグ 第6節
10/ 9(日) 13:00 Kick off 奈良県 天理親里ラグビー場
クボタ |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
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0 | 前半 0-19 後半 0-34 |
53 |
今季最多の53得点で開幕から6連勝
第6節は奈良県天理市にてクボタと対戦。心配された雨も上がり、秋らしく涼しさを感じさせる中、午後1時のキックオフを迎えた。
前半9分にラインアウトから展開し、右コーナーに伊東選手が飛び込み先制トライ。続く13分に今度はスクラムから展開し、伊東選手が相手ディフェンスをひきつけてクリシュナン選手にラストパス。クリシュナン選手が右隅にトライを決め、12-0とリードを広げる。
大田尾選手のキックしたボールを見事にキャッチした宮澤選手が勢いよく前進すると、相手選手の危険なタックルが。クボタはFWが一人足りない状況になり、その時間帯に相手陣ゴール前でのスクラムを得る。21分、迷いなくスクラムを押し込み、堀江選手がボールを押えてトライ。19-0とする。
クボタはスタンドオフのフーシェ選手が短いキックを使い、ヤマハディフェンスの裏に出ると、自らボールを拾い、ヤマハ陣に向かって突進。クボタBK陣がボールをつなぎ、ヤマハゴールに迫る。あわやトライという場面、全力で戻ったのは伊東選手。ボールキャリアをタックルで仕留め、クボタを無得点に抑えて前半を終了する。
後半、ヤマハのキックオフで試合が再開されると、クボタは持ち味のグラウンドを広く使うアタックで猛攻。ヤマハは反則も重なり、苦しい後半の立ち上がりとなる。ひたむきにディフェンスを続け、ラックで相手ボールを奪うと、ファンデンヒーファー選手の飛距離あるキックで地域を取り戻す。
12分、ヤマハは連続攻撃から、伊東選手がスピードある走りを見せて相手ディフェンスの裏に出ると、サポートした日野選手にパス。約25mを走りきって日野選手が右コーナーに飛び込みトライ。24-0とし、勝利を引き寄せる。
21分、途中出場のサウ選手が得意のステップから相手ディフェンスを振り切ってトライを決める。続く25分にもサウ選手が相手のパスミスを逃さず、ボールを拾って一直線に走ってトライ。スコアを38-0とする。
30分、大田尾選手に代わってスタンドオフのポジションに入った新人の清原選手が鮮やかな走りからトライを決めると、34分には膠着した状況を見るや、30mのドロップゴールを成功させ、46-0と追加点をあげる。
試合終了のホーンが鳴る中、ヤマハはプレーを切らずにスクラムを選択。場内から大きな拍手が沸く。最後はヤマハFWが押し込み、相手ディフェンスの足を止めたところでセンターのタヒトゥア選手が中央突破のトライ。ファンデンヒーファー選手のゴールも成功し、今季最多の53-0で開幕から6連勝を天理の地で決めた。
試合後インタビュー
三村主将
「開幕からの連勝を嬉しく思います。しかし、スクラムとモールは満足できる内容ではなく、次の試合で修正したいポイントです。終わってみれば相手を完封しての勝利。自分たちのディフェンスが機能している証拠だと思います。ディフェンスにさらに自信がつきました。連勝に浮かれることなく、チームを引き締めて、一戦一戦を大事に戦っていきたいと思います。本日はたくさんのご声援を有難うございました。」
試合詳細・メンバー
クボタ | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
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前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
0 | 0 | T | 3 | 5 |
0 | 0 | G | 2 | 3 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 1 |
0 | 0 | 計 | 19 | 34 |
0 | 合計 | 53 |
クボタ | |
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1 | 北川賢吾 |
(2) | 杉本博昭 |
3 | 古賀太貴 |
4 | 新関世志輝 |
5 | 青木祐樹 |
6 | グラント・ハッティング |
7 | ピーター・ラピース・ラブスカフニ |
8 | 四至本侑城 |
9 | 岡田一平 |
10 | ルイ・フーシェ |
11 | 田中健太 |
12 | オツコロカトニ |
13 | 高橋拓朗 |
14 | トゥキリロテ |
15 | 合谷和弘 |
16 | 立川直道 |
17 | 株木貴幸 |
18 | 松波昭哉 |
19 | アイブスジャスティン |
20 | 田村玲一 |
21 | ルイ・シュラウダー |
22 | マット・サンダース |
23 | 白井竜馬 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半12分 | 4→20 |
入替 | 後半13分 | 11→22 |
入替 | 後半14分 | 9→21 |
入替 | 後半14分 | 10→23 |
入替 | 後半17分 | 1→17 |
入替 | 後半17分 | 2→16 |
入替 | 後半17分 | 3→18 |
入替 | 後半17分 | 5→19 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
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1 | 仲谷聖史 |
2 | 日野剛志 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
(7) | 三村勇飛丸 |
8 | 堀江恭佑 |
9 | 矢富勇毅 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | 中園真司 |
12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
13 | 宮澤正利 |
14 | 伊東力 |
15 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
16 | 加藤圭太 |
17 | 山本幸輝 |
18 | 西村颯平 |
19 | 八木下惠介 |
20 | ヘルウヴェ |
21 | 吉沢文洋 |
22 | 清原祥 |
23 | マレ・サウ |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半8分 | 1→17 |
入替 | 後半14分 | 6→20 |
入替 | 後半14分 | 11→23 |
入替 | 後半22分 | 2→16 |
入替 | 後半22分 | 3→18 |
入替 | 後半22分 | 10→22 |
入替 | 後半26分 | 5→19 |
入替 | 後半31分 | 9→21 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
9分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 0-5 |
11分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | Gx | 0-5 |
14分 | ヤマハ発動機 | (5)デューク・クリシュナン | T | 0-10 |
15分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 0-12 |
21分 | ヤマハ発動機 | (8)堀江恭佑 | T | 0-17 |
23分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 0-19 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
12分 | ヤマハ発動機 | (2)日野剛志 | T | 0-24 |
13分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | Gx | 0-24 |
21分 | ヤマハ発動機 | (23)マレ・サウ | T | 0-29 |
22分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 0-31 |
25分 | ヤマハ発動機 | (23)マレ・サウ | T | 0-36 |
25分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 0-38 |
30分 | ヤマハ発動機 | (22)清原祥 | T | 0-43 |
31分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | Gx | 0-43 |
34分 | ヤマハ発動機 | (22)清原祥 | DG | 0-46 |
43分 | ヤマハ発動機 | (12)ヴィリアミ・タヒトゥア | T | 0-51 |
43分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 0-53 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「天理親里ラグビー場で、しっかりと結果を出せたことを素直にうれしく思います。想像以上にヤマハへの応援が多く、良い雰囲気で戦うことができました。
開幕から6連勝ですが、我々は一つ一つ目の前の試合に集中しているので、特に意識したり、浮かれたりすることはありません。次の試合に向けて、気を引き締めて一戦一戦を大事にしていきます。
ゲーム内容は、前半に右隅でのヤマハのトライ(9分の伊東選手のトライ、14分のクリシュナン選手のトライ)が今日のヤマハの優位さを象徴していました。しっかりと準備したことがグラウンドで表現できています。若手選手にも経験を積ませる機会にもなった第6節でした。」