2016-2017トップリーグ 第5節 - 試合日程・結果
2016-2017トップリーグ 第5節:リコー戦の結果をご報告します。
2016-2017トップリーグ 第5節
10/ 1(土) 14:00 Kick off 東京都 秩父宮ラグビー場
リコー |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
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14 | 前半 0-33 後半 14-14 |
47 |
今季最多の47得点で首位を堅持
10月に入り、トップリーグが再開。10月の5連戦初戦は古豪リコーと東京・秩父宮ラグビー場で3季ぶりの対戦となった。リコーのキックオフで試合が始まる。ゲラード選手のタッチキックをチャージされ、リコーがヤマハ陣に攻め入る立ち上がり。しかし、堅いディフェンスで地域を盛り返し、相手陣に入り込むと4分に、ヤマハボールのスクラムから大田尾選手がキック。左ウィングのハビリ選手がライン際でキャッチし、内側に走りこんだ宮澤選手に秀逸なパスを放ち、先制トライ。ファンデンヒーファー選手のゴールも決まり7-0とリードを奪う。
11分、リコーの攻撃をトゥイアリイ選手が寸断し、ファデンヒーファー選手のキックで相手陣に入ると、ヤマハボールのラインアウトからモールを押し込み最後は矢富選手が押さえてトライ。続く16分にはヤマハスクラムから展開し、タヒトゥア選手が相手ディフェンス網を切り裂いてトライ。19-0と大きくリードを広げる。
しかし、突破力あるランナーを揃えるリコーは点差を感じさせずに猛攻を仕掛ける。耐える時間が続くヤマハはタックルに次ぐタックルで対抗。31分にヤマハゴール前で相手ボールを奪うと矢富選手が攻撃を仕掛ける。伊東選手、ハビリ選手とボールが渡り、一気にリコー陣に攻め込み、ヤマハボールのラインアウトを得る。そのラインアウトから密集での連続攻撃を仕掛け、最後は堀江選手が中央にトライ。
そして前半終了のホーンがなった40分。ヤマハボールのスクラムを押し込むと相手が反則。通常ならばペナルティーゴールを狙う選択だが、ナンバーエイトの堀江選手がすかさずアタックに出る。想定外のヤマハのアタックにリコーのディフェンスは乱れ、最後は大田尾選手が中央にトライ。ファンデンヒーファー選手のゴール成功により33-0で前半を終える。
後半はヤマハのキックオフで試合が再開される。果敢なアタックを見せ、リコーが後半4分にトライ。33-7となる。そこで動いたのがヤマハベンチ。サウ選手とヘル選手を投入し、主導権を取り戻しにかかる。11分に連続攻撃からクリシュナン選手がリコーのゴールラインを割ってトライ。40-7と大量リードを保つ。18分にハビリ選手が危険なタックルにより一時退場となるが、ヤマハは大田尾選手の好タッチキックから相手陣にて時間を有効に使う。一人少ない状況下で失点をせずに、10分が過ぎ、ハビリ選手がピッチに戻る。
34分、リコーが執念のトライを決め、40-14とするが、ヤマハはリコーの最後の猛攻に対して、ひたむきなタックルを繰り返す。試合終了のホーンが鳴る中、ファンデンヒーファー選手がボールをキャッチすると、相手ディフェンスをステップで交わして30mの独走トライ。自らゴールを成功させ、47-14とし、日本ラグビーの聖地・秩父宮ラグビー場で開幕から5連勝を決めた。
▶︎試合終了後のインタビュー(動画)はコチラからご覧いただけます。
試合後インタビュー
日野ゲームキャプテン
「リコーは勢いがあるチームなので、受けに回らないように気を引き締めて挑んだ試合でした。気を抜かずにプレーし、自分たちのラグビーができたと思います。しかし、後半のスコアは14対14と同点でしたので、反省するところは、しっかりと反省し、次の試合につなげていきます。」
試合詳細・メンバー
リコー | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
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前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
0 | 2 | T | 5 | 2 |
0 | 2 | G | 4 | 2 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
0 | 14 | 計 | 33 | 14 |
14 | 合計 | 47 |
リコー | |
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1 | アレックス・ウォントン |
2 | 森雄基 |
3 | 大川創太郎 |
(4) | 馬渕武史 |
5 | ロトアヘアポヒヴァ大和 |
6 | 柳川大樹 |
7 | 武者大輔 |
8 | 松橋周平 |
9 | 高橋敏也 |
10 | コリン・ボーク |
11 | 長谷川元氣 |
12 | アマナキ・ロトアヘア |
13 | 小松大祐 |
14 | 渡邊昌紀 |
15 | ピータースダニエル |
16 | マウジョシュア |
17 | 眞壁貴男 |
18 | 辻井健太 |
19 | マイケル・ブロードハースト |
20 | 福本翔平 |
21 | 中村正寿 |
22 | タマティ・エリソン |
23 | 濱野大輔 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半0分 | 9→21 |
入替 | 後半8分 | 1→17 |
入替 | 後半8分 | 8→19 |
入替 | 後半12分 | 10→22 |
入替 | 後半16分 | 2→16 |
入替 | 後半21分 | 7→20 |
入替 | 後半22分 | 11→23 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
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1 | 仲谷聖史 |
(2) | 日野剛志 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
7 | 山路和希 |
8 | 堀江恭佑 |
9 | 矢富勇毅 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | ハビリロッキー |
12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
13 | 宮澤正利 |
14 | 伊東力 |
15 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
16 | 加藤圭太 |
17 | 山本幸輝 |
18 | 山村亮 |
19 | 八木下惠介 |
20 | ヘルウヴェ |
21 | 池町信哉 |
22 | マレ・サウ |
23 | 田中渉太 |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半7分 | 6→20 |
入替 | 後半7分 | 13→22 |
入替 | 後半12分 | 1→17 |
入替 | 後半12分 | 9→21 |
入替 | 後半16分 | 3→18 |
入替 | 後半16分 | 2→16 |
入替 | 後半30分 | 14→23 |
入替 | 後半35分 | 7→19 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
5分 | ヤマハ発動機 | (13)宮澤正利 | T | 5-0 |
6分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 7-0 |
12分 | ヤマハ発動機 | (9)矢富勇毅 | T | 12-0 |
13分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | Gx | 12-0 |
17分 | ヤマハ発動機 | (12)ヴィリアミ・タヒトゥア | T | 17-0 |
18分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 19-0 |
31分 | ヤマハ発動機 | (8)堀江恭佑 | T | 24-0 |
32分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 26-0 |
41分 | ヤマハ発動機 | (10)大田尾竜彦 | T | 31-0 |
42分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 33-0 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
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5分 | リコー | (8)松橋周平 | T | 33-5 |
5分 | リコー | (15)ピータースダニエル | G | 33-7 |
11分 | ヤマハ発動機 | (5)デューク・クリシュナン | T | 38-7 |
12分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 40-7 |
34分 | リコー | (14)渡邊昌紀 | T | 40-12 |
35分 | リコー | (15)ピータースダニエル | G | 40-14 |
41分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | T | 45-14 |
42分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 47-14 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「勢いのあるリコーに対して、先制点がほしい試合でした。実際にその通りになり、ヤマハにとっては有利な試合展開になりました。しかし、内容的には反省点が多い試合ですので、まだまだ伸びしろがあるチームです。勝ち点5を得たことも良かったのですが、けが人がでなかったことが何よりです。選手、コーチスタッフ、メディカルスタッフの連携がよく取れており、今季も含めて3シーズンは大きなけが人がいないチームになっています。次につながる試合でした。」