2016-2017トップリーグ 第1節 - 試合日程・結果
2016-2017トップリーグ 第1節:パナソニック戦の結果をご報告します。
2016-2017トップリーグ 第1節
8/26(金) 19:30 Kick off 東京都 秩父宮ラグビー場
パナソニック |
VS | ヤマハ発動機ジュビロ |
||
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21 | 前半 7-17 後半 14-7 |
24 |
2016-2017トップリーグ開幕戦を勝利で飾る
総当たり戦が復活した今季のトップリーグ。その開幕戦の舞台に登場したのは、大会3連覇中のパナソニックと悲願の初優勝を狙うヤマハ発動機の両チーム。19時30分にキックオフ、ナイターゲームで今季の国内ラグビーシーズンが開幕しました。
先制したのはヤマハ。大田尾選手がキックしたボールを宮澤選手とサウ選手が猛追し、サウ選手がボールを押さえてトライ。今季加入のファンデンヒーファー選手のゴールも決まり、7-0とします。さらに25分には連続攻撃から中園選手が左隅に飛び込みトライを決め、14-0とします。
30分にパナソニックが1トライ返しますが、前半終了間際にファンデンヒーファー選手がペナルティーゴールを決め、17-7で前半を折り返します。
後半、風上に立ったヤマハは、直後から相手陣に攻め込み、8分にスクラムを押し込むと、相手が反則。認定トライを奪います。ファンデンヒーファー選手のゴールも決まり、24-7とリードを広げます。
しかし、そこからパナソニックが反撃にでます。17分と24分に今春サンウルブズで活躍した山田選手が連続トライ。24-21と3点差に詰め寄ります。
追加点を狙うヤマハは3季ぶりにトップリーグ公式戦に復帰した名嘉選手や、2年目の西村選手、日本国籍を取得したヘル選手を投入し、FWのパワーを増強。相手FW選手がスクラムの反則によりイエローカード(10分間の一時退場)となり、試合終了までの残り時間をヤマハは一人多い状況となり、勝利を近づけます。数的優位を活かし、相手陣でのゲームを続け、試合終了のホーンが青山の夜空に鳴り響きます。最後はファンデンヒーファー選手がボールをタッチに蹴り出し、3点差を守りきって開幕戦勝利を手にしました。
▶︎試合終了後のインタビュー(動画)はコチラからご覧いただけます。
試合後インタビュー
三村主将
「本当に多くの方々が開幕戦に来てくださり、有難うございました。まずは初戦を勝利でスタートできたことを素直に嬉しく思います。パナソニックとは昨シーズンに対戦がなく、前回の対戦が2014年度のリクシルカップ決勝で、優勝を阻まれた相手でしたので、その時のことを意識して、今日のゲームを迎えました。勝敗のポイントとなったスクラムですが、長谷川FWコーチから『最初のスクラムで全力を出し切れ』と送り出され、そのスクラムだけで燃え尽きてもいいくらいの気持ちで組みました。そのスクラムで手ごたえを感じることができ、結果的には今日の勝利に結びついたと思っています。しかし、シーズンは長いので、この勝利に満足せず、次のキヤノン戦に向けて、しっかりと準備していきたいと思います。
試合詳細・メンバー
パナソニック | ヤマハ発動機ジュビロ | |||
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前半 | 後半 | 内訳 | 前半 | 後半 |
1 | 2 | T | 2 | 1 |
1 | 2 | G | 2 | 1 |
0 | 0 | PG | 1 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
7 | 14 | 計 | 17 | 7 |
21 | 合計 | 24 |
パナソニック | |
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1 | 稲垣啓太 |
(2) | 堀江翔太 |
3 | ヴァルアサエリ愛 |
4 | 谷田部洸太郎 |
5 | ヒーナンダニエル |
6 | テビタ・ツポウ |
7 | 布巻峻介 |
8 | ホラニ龍コリニアシ |
9 | 内田啓介 |
10 | 山沢拓也 |
11 | 児玉健太郎 |
12 | ベリック・バーンズ |
13 | 森谷圭介 |
14 | 山田章仁 |
15 | 笹倉康誉 |
16 | 設樂哲也 |
17 | 川俣直樹 |
18 | 千島和憲 |
19 | 三上匠 |
20 | 長谷川崚太 |
21 | 高城佑太 |
22 | タンゲレ・ナイヤラボロ |
23 | 藤田慶和 |
交替・入替 | ||
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種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 前半39分 | 3→17 |
入替 | 後半12分 | 11→22 |
入替 | 後半12分 | 10→23 |
入替 | 後半18分 | 4→19 |
入替 | 後半18分 | 6→20 |
ヤマハ発動機ジュビロ | |
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1 | 仲谷聖史 |
2 | 日野剛志 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
(7) | 三村勇飛丸 |
8 | 堀江恭佑 |
9 | 矢富勇毅 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | 中園真司 |
12 | マレ・サウ |
13 | 宮澤正利 |
14 | 田中渉太 |
15 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
16 | 名嘉翔伍 |
17 | 山本幸輝 |
18 | 西村颯平 |
19 | 八木下惠介 |
20 | ヘルウヴェ |
21 | 吉沢文洋 |
22 | 清原祥 |
23 | シアレ・ピウタウ |
交替・入替 | ||
---|---|---|
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半18分 | 11→22 |
入替 | 後半20分 | 1→17 |
入替 | 後半26分 | 6→20 |
入替 | 後半26分 | 14→23 |
入替 | 後半33分 | 2→16 |
入替 | 後半33分 | 3→18 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
4分 | パナソニック | (12)ベリック・バーンズ | PGx | 0-0 |
15分 | ヤマハ発動機 | (12)マレ・サウ | T | 0-5 |
15分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 0-7 |
17分 | パナソニック | (12)ベリック・バーンズ | PGx | 0-7 |
24分 | ヤマハ発動機 | (11)中園真司 | T | 0-12 |
26分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 0-14 |
28分 | パナソニック | (13)森谷圭介 | T | 5-14 |
28分 | パナソニック | (12)ベリック・バーンズ | G | 7-14 |
39分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | PG | 7-17 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 |
---|---|---|---|---|
8分 | ヤマハ発動機 | PT | 7-22 | |
9分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | G | 7-24 |
17分 | パナソニック | (14)山田章仁 | T | 12-24 |
17分 | パナソニック | (12)ベリック・バーンズ | G | 14-24 |
21分 | パナソニック | (14)山田章仁 | T | 19-24 |
23分 | パナソニック | (12)ベリック・バーンズ | G | 21-24 |
26分 | ヤマハ発動機 | (15)ゲラード・ファンデンヒーファー | DGx | 21-24 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「今日の開幕戦を一言で表すならば、ヤマハはいつものヤマハらしいラグビーをし、パナソニックはいつものパナソニックではなかった、でしょう。3点差のスコアが示すとおり、最後の最後まで勝敗がわからない接戦でした。今日の開幕戦を白星スタートしたことは嬉しいことですが、それ以上に伊藤選手と西村選手がヤマハの3番プロップとして活躍してくれたことは大きな弾みになります。同じポジションのベテラン、田村選手と山村選手もピンピンしています。この選手層の厚みをもって、長いシーズン、ヤマハのラグビーを継続していきたいと思います。平日の夜にも関わらず、たくさんの人が静岡県や全国から、この開幕戦に駆けつけてくださり、感謝しています。」