2015トップリーグ プレシーズン 第1節 第1戦 - 試合日程・結果
2015トップリーグ プレシーズン 第1節 第1戦:コカ・コーラレッドスパークス戦の結果をご報告します。
2015トップリーグ プレシーズン 第1節 第1戦
9/ 5(土) 19:00
:ヤマハ発動機ジュビロ 41
前半 14-0
後半 27-5
5コカ・コーラレッドスパークス
試合レポート
【マッチサマリー】
2003年にトップリーグが誕生して以来、初の試みとなった今季の「プレシーズンリーグ」。ヤマハはプールB組に入り、コカ・コーラの本拠地・福岡にて開幕戦を迎えた。
曽我部選手のキックオフから試合開始。直後からコカ・コーラの猛攻を受ける時間帯が続く。耐え抜いて31分、ヤマハはラインアウトからモールを組み、FWが押し込んで八木下選手がトライ。曽我部選手のゴールも決まり7-0で先制点を奪う。
35分に相手反則から池町選手が素早く仕掛け、ハビリ選手にパス。ハビリ選手が60mを走りきってトライし、曽我部選手が左端からの難しいゴールを決めて14-0で前半を折り返す。
後半にコカ・コーラが猛攻を仕掛け、キックパスからトライ。14-5となる。このスコアで勢いづくコカ・コーラは再びキックからヤマハ陣に攻め込む。インゴールに転がるボールを素早く戻った池町選手が拾い、追加点を許さない。
9分にラインアウトから曽我部選手が相手ディフェンス網を突破、井本選手につなぎ、途中出場の工藤選手が中央にトライ。曽我部選手のゴールも成功、21-5とリードを広げる。
17分に曽我部選手がペナルティーゴールを決めて24-5とするが、その直後に曽我部選手が危険なプレーで一時退場に。一人少ない人数となり、コカ・コーラが再びヤマハ陣に襲い掛かる。山路選手や井本選手らのハードタックルで耐え、リードを守る。
33分、ピッチに戻った曽我部選手がペナルティーゴールを決めて27-5とし、22点差にリードを広げる。
36分に途中出場の松本選手が豪快な走りから相手ディフェンスを突破し、サポートした山本(将)選手がトライ。曽我部選手のゴールも決まり34-5と勝負を決める。
さらに40分、曽我部選手がインターセプトし、80m走ったところで、サポートした藤井選手へパス。藤井選手が左隅に飛び込み公式戦初トライを決める。難しい位置からのゴールを曽我部選手が決め、41-5とし、初戦を白星で飾った。
☆ポトヒエッターゲームキャプテン
「シーズンの初戦はどんな試合でも難しいものです。雨も降っていたので、難しいスタートでした。
前半、ヤマハはパニックにならずに落ち着いてディフェンスができていました。少ないチャンスから得点し、さらに前半に失点がなかったことが試合を決めました。
後半の最初に失点しましたが、ヤマハに大きなミスがあったわけではなかったので、その次のキックオフからヤマハのスタイルで立て直そうと話をしました。選手全員が何をすべきかがわかっており、そのプラン通りにプレーできました。さらに5トライを奪い、ボーナスポイントも取ることができ、とても良い初戦となりました。」
■画像 ゴールキック成功率100%の曽我部選手(撮影:久保暁生)
青野選手(初のレギュラージャージでの出場)
「緊張しないように、いつも通りを心掛けて出場しました。前半に攻め込まれる時間帯が長かったのですが、落ち着いてディフェンスできたことが勝因だと思います。後半もヤマハのスタイルを全員で実行でき、良かったと思います。80分間、出場できたことが本当に楽しく、プレシーズンリーグで結果を残して、11月からのトップリーグでレギュラージャージをつかみたいと思います。」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 仲谷聖史 |
2 | 加藤圭太 |
3 | 伊藤平一郎 |
4 | 青野天悠 |
5 | 八木下惠介 |
6 | 斉田晃平 |
7 | 山路和希 |
(8) | デウォルト・ポトヒエッター |
9 | 吉沢文洋 |
10 | 曽我部佳憲 |
11 | ハビリロッキー |
12 | 川原田徹 |
13 | 井本克典 |
14 | 山本将太 |
15 | 粟田祥平 |
16 | 岸直弥 |
17 | 長野正和 |
18 | 西村颯平 |
19 | 大山晋弥 |
20 | 松本力哉 |
21 | 池町信哉 |
22 | 工藤良麻 |
23 | 藤井達也 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 | 前半15分 | 12→22 |
入替 | 前半26分 | 9→21 |
入替 | 後半9分 | 7→20 |
入替 | 後半25分 | 1→17 |
入替 | 後半33分 | 2→16 |
入替 | 後半33分 | 3→18 |
入替 | 後半33分 | 5→19 |
入替 | 後半33分 | 11→23 |
前半 | ||
2 | T | 0 |
2 | G | 0 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
14 | 合計 | 0 |
後半 | ||
3 | T | 1 |
3 | G | 0 |
2 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
27 | 合計 | 5 |
41 | 合計 | 5 |
コカ・コーラレッドスパークス | |
1 | 田中智広 |
2 | 平原大敬 |
3 | 徳重元気 |
4 | 木下修一 |
5 | サム・ワイクス |
6 | 豊田将万 |
(7) | 山下昂大 |
8 | 上本茂基 |
9 | 香月武 |
10 | 山田久寿 |
11 | 大塚大輔 |
12 | ティム・ベイトマン |
13 | 山北純嗣 |
14 | 川口皓平 |
15 | 吉澤太一 |
16 | 五郎丸亮 |
17 | 茅島雅俊 |
18 | 岩本亮 |
19 | 町野泰司 |
20 | ソロモン・キング |
21 | 榎本光祐 |
22 | 山崎雄希 |
23 | 山本耀司 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半6分 | 5→20 |
入替 | 後半18分 | 1→17 |
入替 | 後半18分 | 6→19 |
入替 | 後半18分 | 9→21 |
入替 | 後半25分 | 12→22 |
入替 | 後半27分 | 8→16 |
入替 | 後半30分 | 2→18 |
入替 | 後半31分 | 13→23 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-コカ・コーラレッドスパークス |
31分 | ヤマハ発動機 | (5)八木下惠介 | T | 5-0 |
31分 | ヤマハ発動機 | (10)曽我部佳憲 | G | 7-0 |
35分 | ヤマハ発動機 | (11)ハビリロッキー | T | 12-0 |
37分 | ヤマハ発動機 | (10)曽我部佳憲 | G | 14-0 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-コカ・コーラレッドスパークス |
3分 | コカ・コーラ | (6)豊田将万 | T | 14-5 |
4分 | コカ・コーラ | (10)山田久寿 | Gx | 14-5 |
9分 | ヤマハ発動機 | (22)工藤良麻 | T | 19-5 |
10分 | ヤマハ発動機 | (10)曽我部佳憲 | G | 21-5 |
17分 | ヤマハ発動機 | (10)曽我部佳憲 | PG | 24-5 |
33分 | ヤマハ発動機 | (10)曽我部佳憲 | PG | 27-5 |
36分 | ヤマハ発動機 | (14)山本将太 | T | 32-5 |
37分 | ヤマハ発動機 | (10)曽我部佳憲 | G | 34-5 |
40分 | ヤマハ発動機 | (23)藤井達也 | T | 39-5 |
41分 | ヤマハ発動機 | (10)曽我部佳憲 | G | 41-5 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「プレシーズンリーグという機会を(協会に)作っていただき、そのおかげで若手選手たちに公式戦の経験を与えることができました。今年11月からのトップリーグ本戦は、短期決戦になるので、一旦レギュラーが決まると出場の機会を得ることが難しくなります。今日、勝利したことは彼らにとって大きな自信となり、レギュラー入りへ大きなアピールとなりました。この先もこのメンバーで勝ち続けていくことで、チーム全体の底上げを図りたいと考えています。」