2014-2015トップリーグ2ndステージ 第4節 - 試合日程・結果
2014-2015トップリーグ2ndステージ 第4節:神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦の結果をご報告します。
2014-2015トップリーグ2ndステージ 第4節
12/21(日) 13:00
:ヤマハ発動機ジュビロ 10
前半 3-18
後半 7-22
40神戸製鋼コベルコスティーラーズ
試合レポート
神戸製鋼の厚い防御網を前に強みを発揮できず
セカンドステージ3連勝を狙うヤマハは好調を維持しながら神戸製鋼のホーム、ノエビアスタジアム神戸に乗り込んだ。トップ4入りには避けて通れない神戸製鋼との直接対決、第4節の注目カードは、午後1時にキックオフとなった。
開始からキックを多用する神戸製鋼に対し、ヤマハも大田尾選手や五郎丸選手らがハイパントのキックで応戦する手堅い展開となる。
この試合での最初の得点は前半10分。神戸製鋼にPGを決められ、先制される。元ヤマハの佐藤選手がペナルティーから素早く仕掛けてチャンスを作り、ヤマハが反則。19分に神戸製鋼がPGを決め、0-6となる。
得点を奪いたいヤマハは連続攻撃を展開するも、五郎丸選手の放つパスをカットした神戸製鋼の山下選手が40m走りきりトライ。0-13とリードを広げられる。
29分にヤマハFWがスクラムでプレッシャーを与え、相手の反則を誘う。五郎丸選手がPGを決め、3-13と10点差とする。この得点で勢いを得たヤマハは相手陣での試合を進めるが、中園選手へのパスがボールを前に投げたと反則(スローフォワード)となり、追加点が奪えない。
逆に36分に神戸製鋼の連続攻撃を受け、トライを許し、3-18と、15点差をつけられて前半を終える。
後半開始直後、トゥイアリイ選手がカウンター攻撃を仕掛け、五郎丸選手にボールが渡り、相手陣に攻め込む。そこで出来たラックから素早く展開したいところだったが、相手ディフェンスのプレッシャーを受け、ボールがこぼれる。そのボールを神戸製鋼の山中選手が拾って走り、独走トライに。3-23と20点差とリードをさらに広げられた。
6分、ヤマハはスクラムから展開し、サウ選手が突破。宮澤選手から伊東選手へラストパスが通り、伊東選手が右隅にトライ。五郎丸選手のゴールも成功し、10-23と反撃ムードが生まれる。
ところが直後の10分、ラインアウトから展開した神戸製鋼にトライを許し、さらにゴールも決められ、10-30と再び20点差をつけられる。
残り30分、ここでヤマハは笠原選手、矢富選手、ピウタウ選手をピッチに送り、得点を奪いに勝負をかける。早速、ピウタウ選手がチャンスを作りだし、中園選手が相手陣に迫る。しかし、ボール確保を継続できず、時間が過ぎて行く。
23分に神戸製鋼はヤマハ陣に攻め込み、山本選手がドロップゴール成功。10-33と得点差を広げられる。さらに25分にもディフェンスの甘さを突かれ、トライを許し、10-40と30点差をつけられる。
残り時間15分、堀江選手らがモールで押し込み、相手陣でのゲームを進めるが、得点に結びつかない。効果的な攻撃を継続できず、時間切れとなり、試合終了のホーンを聞くこととなった。
三村主将は「次はホームゲーム。しっかりと修正して臨みたい」と、ディフェンスの建て直しを視野に入れ、ヤマハスタジアムでの第5節に向けて気持ちを切り替える。
※画像はカウンター攻撃に出る五郎丸選手
三村主将
「もっとスクラムとラインアウトで相手にプレッシャーを与えたかったのですが、うまくいかず、このような結果となってしまいました。また、神戸製鋼のディフェンスが厚いところに攻撃を仕掛けてしまい、この点も反省点です。次はヤマハスタジアムでの試合ですので、修正すべき点をしっかりと直していきます。」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 山本幸輝 |
2 | 日野剛志 |
3 | 田村義和 |
4 | 大戸裕矢 |
5 | デューク・クリシュナン |
6 | モセ・トゥイアリイ |
(7) | 三村勇飛丸 |
8 | 堀江恭佑 |
9 | 小池善行 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | 中園真司 |
12 | マレ・サウ |
13 | 宮澤正利 |
14 | 伊東力 |
15 | 五郎丸歩 |
16 | 加藤圭太 |
17 | 岸直弥 |
18 | 山村亮 |
19 | 笠原雄太 |
20 | 斉田晃平 |
21 | 矢富勇毅 |
22 | 曽我部佳憲 |
23 | シアレ・ピウタウ |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半12分 | 9→21 |
入替 | 後半12分 | 13→23 |
入替 | 後半12分 | 6→19 |
入替 | 後半20分 | 10→22 |
入替 | 後半20分 | 3→18 |
入替 | 後半26分 | 2→16 |
入替 | 後半26分 | 1→17 |
入替 | 後半38分 | 4→20 |
前半 | ||
0 | T | 2 |
0 | G | 1 |
1 | PG | 2 |
0 | DG | 0 |
3 | 合計 | 18 |
後半 | ||
1 | T | 3 |
1 | G | 2 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 1 |
7 | 合計 | 22 |
10 | 合計 | 40 |
神戸製鋼コベルコスティーラーズ | |
1 | 平島久照 |
2 | 木津武士 |
3 | 山下裕史 |
4 | 伊藤鐘史 |
5 | アンドリース・ベッカー |
6 | 安井龍太 |
(7) | 橋本大輝 |
8 | 前川鐘平 |
9 | 佐藤貴志 |
10 | 山中亮平 |
11 | 中濱寛造 |
12 | 山本大介 |
13 | ジャック・フーリー |
14 | 山下楽平 |
15 | 正面健司 |
16 | 村上正幸 |
17 | 安江祥光 |
18 | 山内雅延 |
19 | 大窪光 |
20 | 鈴木敬弘 |
21 | 田中大治郎 |
22 | フレイザー・アンダーソン |
23 | 井口剛志 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半20分 | 1→17 |
入替 | 後半29分 | 10→23 |
入替 | 後半31分 | 2→16 |
入替 | 後半35分 | 5→19 |
入替 | 後半35分 | 9→21 |
入替 | 後半35分 | 14→22 |
入替 | 後半38分 | 3→18 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-神戸製鋼コベルコスティーラーズ |
10分 | 神戸製鋼 | (12)山本大介 | PG | 0-3 |
19分 | 神戸製鋼 | (12)山本大介 | PG | 0-6 |
22分 | 神戸製鋼 | (14)山下楽平 | T | 0-11 |
24分 | 神戸製鋼 | (12)山本大介 | G | 0-13 |
29分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | PG | 3-13 |
36分 | 神戸製鋼 | (14)山下楽平 | T | 3-18 |
38分 | 神戸製鋼 | (12)山本大介 | Gx | 3-18 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-神戸製鋼コベルコスティーラーズ |
1分 | 神戸製鋼 | (10)山中亮平 | T | 3-23 |
2分 | 神戸製鋼 | (12)山本大介 | Gx | 3-23 |
6分 | ヤマハ発動機 | (14)伊東力 | T | 8-23 |
8分 | ヤマハ発動機 | (15)五郎丸歩 | G | 10-23 |
10分 | 神戸製鋼 | (11)中濱寛造 | T | 10-28 |
12分 | 神戸製鋼 | (12)山本大介 | G | 10-30 |
19分 | 神戸製鋼 | (12)山本大介 | PGx | 10-30 |
23分 | 神戸製鋼 | (12)山本大介 | DG | 10-33 |
25分 | 神戸製鋼 | (8)前川鐘平 | T | 10-38 |
26分 | 神戸製鋼 | (12)山本大介 | G | 10-40 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「今日は、ほとんどの場面で神戸製鋼が上回っていました。神戸製鋼は特にディフェンス面が先週よりも大きく改善されており、1週間でここまで違うチームになれるのかと思うほど。しかし、スクラムでは神戸製鋼よりも良いスクラムを組むことができていただけに、その強みを活かせず残念です。次はホームでの試合。この一週間で修正し、見違えるチームとして地元での試合に挑みます。」