2012-2013年度トップリーグ 第11節 - 試合日程・結果
2012-2013年度トップリーグ 第11節:NECグリーンロケッツ戦の結果をご報告します。
試合レポート
NECの猛追撃を交わし、12月初勝利
前半は風下に立ちながらも、完全なヤマハペース。まず7分、ラインアウトから展開し、最後は徐選手が左隅にトライ、五郎丸選手が左隅からのゴールを決め7-0と先制する。20分、23分に五郎丸選手がペナルティゴールを決め13-0とリードを広げる。30分にはゴール前のラックからピウタウ選手が中央にトライ、五郎丸選手のゴールも決まり20-0に。35分にはトゥイアリイ選手のパスを受け、徐選手が25mを駆け抜けて独走トライ。五郎丸選手がゴールを決め27-0とする。さらに39分には池町選手の好ディフェンスから、八木下選手がトライを決め、32-0で前半を終了した。
後半、ヤマハのキックオフで開始。相手のキックしたボールをトゥイアリイ選手がカウンター攻撃し、トーマス選手が後半開始わずか20秒でトライ。五郎丸選手のゴールも決まり39-0とする。ここで、ようやくNECが反撃、4分にツイタヴァキ選手がトライ、田村選手のゴールも決まり39-7とする。しかしヤマハはすぐさま8分、ラインアウトから展開し、大田尾選手とクロスしたピウタウ選手が中央にトライ、五郎丸選手がゴールも決め46-7と勝負を決めた。
このトライからヤマハはリザーブ選手を投入。しかし、NECの猛反撃を受ける形となり、19分、24分、33分、そして終了間際の38分にもトライを連続で許し、46-35まで追い上げられる。
ラストプレーで相手反則を得たヤマハは、五郎丸選手が落ち着いてペナルティゴールを決め49-35とし、総勝ち点を35に伸ばし、プレーオフ進出へ望みを繋いだ。清宮監督は「まだ、プレーオフに進出できる可能性がある。次のヤマハスタジアムでの試合は今シーズン最後のホームゲーム。プライドを賭けた試合をお見せしたい」と古巣サントリーへの闘志を燃やす。
※画像は攻撃の起点となったトゥイアリイ選手
笠原主将
前半は自分たちのイメージどおりのラグビーができた。しかし、後半は反則が多くなり、自分たちの中での規律を守れない場面も多くあり、苦しい展開になってしまった。次はホームのヤマハスタジアムでの試合なので、しっかりと準備して臨みたい。
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 仲谷聖史 |
2 | 名嘉翔伍 |
3 | 山村亮 |
(4) | 笠原雄太 |
5 | トーマス優デーリックデニイ |
6 | 八木下惠介 |
7 | 三村勇飛丸 |
8 | モセ・トゥイアリイ |
9 | 池町信哉 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | 徐吉嶺 |
12 | シアレ・ピウタウ |
13 | 宮澤正利 |
14 | 中園真司 |
15 | 五郎丸歩 |
16 | 岸直弥 |
17 | 田村義和 |
18 | フォラウ愛世 |
19 | 西直紀 |
20 | 小池善行 |
21 | 工藤良麻 |
22 | 田中渉太 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半9分 | 10→21 |
入替 | 後半10分 | 3→17 |
入替 | 後半10分 | 7→18 |
入替 | 後半10分 | 14→22 |
入替 | 後半14分 | 1→16 |
入替 | 後半18分 | 9→20 |
入替 | 後半22分 | 6→19 |
前半 | ||
4 | T | 0 |
3 | G | 0 |
2 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
32 | 合計 | 0 |
後半 | ||
2 | T | 5 |
2 | G | 5 |
1 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
17 | 合計 | 35 |
49 | 合計 | 35 |
NECグリーンロケッツ | |
1 | 瀧澤直 |
2 | 臼井陽亮 |
3 | 田中光 |
(4) | 浅野良太 |
5 | 廣澤拓 |
6 | 細田佳也 |
7 | 宮本誉久 |
8 | 土佐誠 |
9 | 櫻井朋広 |
10 | 森田洋介 |
11 | 釜池真道 |
12 | 田村優 |
13 | アンソニー・ツイタヴァキ |
14 | 山下祐史 |
15 | 大東功一 |
16 | 川村慎 |
17 | 土井貴弘 |
18 | 村田毅 |
19 | 権丈太郎 |
20 | 西田創 |
21 | 森田茂希 |
22 | 窪田幸一郎 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半0分 | 9→20 |
入替 | 後半0分 | 7→18 |
入替 | 後半10分 | 8→19 |
入替 | 後半13分 | 3→17 |
入替 | 後半14分 | 10→21 |
入替 | 後半23分 | 14→22 |
入替 | 後半34分 | 2→16 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-NECグリーンロケッツ |
7分 | ヤマハ発動機 | 徐吉嶺 | T | 5-0 |
8分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 7-0 |
20分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 10-0 |
23分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 13-0 |
30分 | ヤマハ発動機 | シアレ・ピウタウ | T | 18-0 |
30分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 20-0 |
35分 | ヤマハ発動機 | 徐吉嶺 | T | 25-0 |
36分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 27-0 |
39分 | ヤマハ発動機 | 八木下惠介 | T | 32-0 |
39分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | Gx | 32-0 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-NECグリーンロケッツ |
0分 | ヤマハ発動機 | トーマス優デーリックデニイ | T | 37-0 |
1分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 39-0 |
4分 | NEC | アンソニー・ツイタヴァキ | T | 39-5 |
4分 | NEC | 田村優 | G | 39-7 |
8分 | ヤマハ発動機 | シアレ・ピウタウ | T | 44-7 |
9分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 46-7 |
19分 | NEC | 浅野良太 | T | 46-12 |
20分 | NEC | 田村優 | G | 46-14 |
24分 | NEC | 窪田幸一郎 | T | 46-19 |
25分 | NEC | 田村優 | G | 46-21 |
33分 | NEC | 釜池真道 | T | 46-26 |
34分 | NEC | 田村優 | G | 46-28 |
38分 | NEC | 浅野良太 | T | 46-33 |
38分 | NEC | 田村優 | G | 46-35 |
41分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 49-35 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
接戦になると予想していたが、前半に圧倒でき、前半で勝負を決めることができた。後半の追加点を奪ったところまでは、今シーズンの中で一番の出来だ。特に前半は反則がほとんどなく、12月の2試合の反省点が活かせた内容だった。がっかりなのは、その後に、リザーブ選手に出場のチャンスを与えたが、体を張ることが出来ない選手がおり、選手層の薄さを感じたこと。しかし、今日のゲームで勝ち点を35にすることができ、プレーオフ進出に望みがあることはチームにとって大きなモチベーションとなる。