2012-2013年度トップリーグ 第4節 - 試合日程・結果
2012-2013年度トップリーグ 第4節:福岡サニックスブルース戦の結果をご報告します。
試合レポート
富山県にて開幕4連勝、オリビエがハットトリック
小雨が降る午後3時にサニックスのキックオフから試合が開始。サニックスFWに前進を許し、前半11分、ラックからのボールを永留選手に左隅にトライを決められ先制される。しかし14分、コリンズ選手が絶妙の飛ばしパスを放ち、受けた中園選手が右隅にトライ、五郎丸選手のゴールも決まり7-5と逆転する。17分には五郎丸選手が右中間から40mPGを決め10-5とリードを広げるが、サニックスも田代選手のPGを決め10-8と食らいつく。
五郎丸選手が27分に右中間から40m近いPGを決め13-8とすると、29分にはゴール前ラインアウトから展開し、中園選手が中央に鮮やかにトライ。五郎丸選手のゴールも決まり20-8とする。33分には徐選手がタッチライン際を快走し、五郎丸選手がサポート。最後は宮澤選手が左隅にトライし25-8で前半を終えた。
後半に新人の大戸選手とオリビエ選手がピッチに。しかし、後半も最初に得点を挙げたのはサニックス。4分にマヘトゥビ選手がトライ、ゴールも決まり、25-15と10点差に追い上げる。
その直後にヤマハはコリンズ選手が相手ディフェンスを崩してサウ選手にボールをつなぎ、最後はオリビエ選手がスピードを活かしてトライ、五郎丸選手が左隅からのゴールを決め32-15と流れを戻す。11分には五郎丸選手の力強いランニングから一気にサニックス陣に入り、途中出場の岸選手が中央にトライ、五郎丸選手のゴールも決まり39-15と突き放す。また16分にはトーマス選手が豪快に中央を突破し、最後はオリビエ選手がトライ、五郎丸選手の左隅からのゴールも決まり46-15と勝負を決めた。
しかし、サニックスは31分に途中出場のヘスケス選手がトライ。田代選手のゴールも決まり46-22とし、直後の34分にも、またもやヘスケス選手がタッチライン際を快走し、トライを決めボーナスポイントを獲得。46-27と迫る。
残り時間が少ない中、ボールを手にしたサウ選手が落ち着いてオリビエ選手にパスを放ち、オリビエ選手が軽やかに、この日3つ目のトライを決めた。五郎丸選手のゴールも決まり、53-27で開幕から4連勝を北陸の富山県にて飾った。
試合後、清宮監督は「サウ選手がいなければ、しまった試合内容にならなかったと思う。彼のおかげで、流れをヤマハに呼び戻すことができ、勝利することができた」と、サウ選手を絶賛した。尚、マンオブザマッチは今シーズン公式戦初登場となったコリンズ選手が受賞した。
※画像は前半に2トライを決める活躍を見せた中園選手
三村ゲームキャプテンが治療のため欠席。大田尾選手が代理出席
「今日は前半からヤマハの意思を見せていこうと、特にブレイクダウンにこだわって試合に臨んだ。得点には満足だが、後半にプレーが軽くなるなど、不満も残る試合となった。トライを取りきる姿勢でこれからの試合に臨みたい。」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 仲谷聖史 |
2 | 加藤圭太 |
3 | 田村義和 |
4 | 八木下惠介 |
5 | トーマス優デーリックデニイ |
6 | ジェリー・コリンズ |
(7) | 三村勇飛丸 |
8 | フォラウ愛世 |
9 | 小池善行 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | 徐吉嶺 |
12 | マレ・サウ |
13 | 宮澤正利 |
14 | 中園真司 |
15 | 五郎丸歩 |
16 | 岸直弥 |
17 | 山村亮 |
18 | 大戸裕矢 |
19 | 八木鉄兵 |
20 | 井本克典 |
21 | パトリス・オリビエ |
22 | 曽我部佳憲 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 前半 38分 | 11→21 |
交替 | 後半 0分 | 7→18 |
入替 | 後半 8分 | 3→17 |
入替 | 後半 8分 | 1→16 |
入替 | 後半 8分 | 13→20 |
入替 | 後半 27分 | 8→19 |
入替 | 後半 27分 | 9→22 |
前半 | ||
3 | T | 1 |
2 | G | 0 |
2 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
25 | 合計 | 8 |
後半 | ||
4 | T | 3 |
4 | G | 2 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
28 | 合計 | 19 |
53 | 合計 | 27 |
福岡サニックスブルース | |
1 | 高島卓久馬 |
2 | 重枝孝二 |
3 | 松園正隆 |
4 | ブラッド・ソーン |
5 | マヘトゥビ |
6 | 秋田太朗 |
7 | 濱里祐介 |
8 | ジェイク・パリンガタイ |
9 | 濱里耕平 |
10 | 田代宙士 |
11 | 永留健吾 |
12 | 權正赫 |
(13) | 濱里周作 |
14 | 藤原旭 |
15 | 古賀龍二 |
16 | 隈本浩太 |
17 | 申東○(○は冫に原) |
18 | 真羽闘力 |
19 | 菅藤友 |
20 | 天本俊輔 |
21 | 田村衛土 |
22 | カーン・ヘスケス |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 前半 34分 | 3→17 |
入替 | 前半 34分 | 12→21 |
入替 | 後半 8分 | 8→19 |
入替 | 後半 8分 | 11→22 |
入替 | 後半 12分 | 2→16 |
入替 | 後半 17分 | 5→18 |
入替 | 後半 17分 | 14→20 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-福岡サニックスブルース |
4分 | サニックス | 田代宙士 | PGx | 0-0 |
11分 | サニックス | 永留健吾 | T | 0-5 |
12分 | サニックス | 田代宙士 | Gx | 0-5 |
14分 | ヤマハ発動機 | 中園真司 | T | 5-5 |
15分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 7-5 |
17分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 10-5 |
23分 | サニックス | 田代宙士 | PG | 10-8 |
25分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PGx | 10-8 |
27分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 13-8 |
29分 | ヤマハ発動機 | 中園真司 | T | 18-8 |
30分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 20-8 |
33分 | ヤマハ発動機 | 宮澤正利 | T | 25-8 |
34分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | Gx | 25-8 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-福岡サニックスブルース |
4分 | サニックス | マヘトゥビ | T | 25-13 |
5分 | サニックス | 田代宙士 | G | 25-15 |
7分 | ヤマハ発動機 | パトリス・オリビエ | T | 30-15 |
8分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 32-15 |
11分 | ヤマハ発動機 | 岸直弥 | T | 37-15 |
12分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 39-15 |
16分 | ヤマハ発動機 | パトリス・オリビエ | T | 44-15 |
17分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 46-15 |
31分 | サニックス | カーン・ヘスケス | T | 46-20 |
31分 | サニックス | 田代宙士 | G | 46-22 |
34分 | サニックス | カーン・ヘスケス | T | 46-27 |
35分 | サニックス | 田代宙士 | Gx | 46-27 |
37分 | ヤマハ発動機 | パトリス・オリビエ | T | 51-27 |
38分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 53-27 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督
「開幕4連勝で第1クールを終えることができ、良かったと思う。まだ、一人一人の強みや個性を活かしたプレーが見られていないなどの改善点はあるが、5ポイント取れので良かった。点差が開いた時のゲームマネージメントが出来ていない。相手にボーナスポイントをプレゼントしてしまった。また一つ一つ、戦っていきたい。」