2012-2013年度トップリーグ 第3節 - 試合日程・結果
2012-2013年度トップリーグ 第3節:NTTコミュニケーションズ・シャイニングアークス戦の結果をご報告します。
2012-2013年度トップリーグ 第3節
9/15(土) 17:00
:ヤマハ発動機ジュビロ 25
前半 6-13
後半 19-6
19NTTコミュニケーションズ・シャイニングアークス
試合レポート
初のトップリーグ開幕3連勝!サウ選手のトライで逆転
試合はキックオフから激しい一進一退の攻防に。ゲームが動いたのが14分、ヤマハの反則により、NTTがペナルティゴールを決め、0-3と先制する。25分に今度はヤマハがペナルティゴール(以下、PG)のチャンスを得るが五郎丸選手が失敗し、波に乗れない。28分に五郎丸選手がPGのチャンスはきっちりと決め、同点とする。しかし34分、NTTにPGを決められ、さらにヤマハのパスミスから、NTTが一気に逆襲し、君島選手が中央にトライ、ゴールも決め3-13とする。前半終了間際に五郎丸選手がPGを決め、6-13とする。
後半も先制したのはNTT。後半出場のツイランギ選手の突進から前進すると、前半開始3分、君島選手がPGを決め、さらに10分にもPGを決め、6-19とリードを広げられる。NTTペースの展開が続くが、18分に五郎丸選手が40mのロングペナルティゴールを決め、まずは9-19と10点差に詰める。
残り20分の苦しい時間帯から両軍のフィットネスの差が見え始める。FWの動きが冴えはじめたヤマハは一気にNTT陣に攻め込み、相手反則を得て、21分、25分と連続で五郎丸選手がPGを決め、15-19とNTTの背中を捉える。そして29分、連続攻撃から大田尾選手からの絶妙なパスを受けたマレ・サウ選手が左サイドに走り込んでトライ、五郎丸選手のゴールも決まり、ついに22-19とヤマハが逆転に成功する。さらに36分にも五郎丸選手の今試合6本目のPGが決まり、25-19とヤマハの勝利でノーサイド。ヤマハ発動機ジュビロとして、トップリーグ10年目にして、初めて開幕から3連勝をマークした。
尚、マンオブザマッチには脅威のフィットネスで後半に流れを変えたトーマス選手が受賞した。(画像はトーマス選手の突進)
笠原主将コメント
「前半は13点差をつけられたが、ヤマハらしいラグビーをしようと言い続けた。後半に入り、相手の足が止まった感じがあり、そこからヤマハの流れになり、逆転につながった。まだまだ修正しなくてはならない点もあるが、ホームで勝利できて本当に良かった」
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 仲谷聖史 |
2 | 加藤圭太 |
3 | 山村亮 |
(4) | 笠原雄太 |
5 | トーマス優デーリックデニイ |
6 | モセ・トゥイアリイ |
7 | 三村勇飛丸 |
8 | フォラウ愛世 |
9 | 矢富勇毅 |
10 | 大田尾竜彦 |
11 | 徐吉嶺 |
12 | マレ・サウ |
13 | 宮澤正利 |
14 | 中園真司 |
15 | 五郎丸歩 |
16 | 境川久 |
17 | 田村義和 |
18 | 山路和希 |
19 | 八木下惠介 |
20 | 小池善行 |
21 | パトリス・オリビエ |
22 | 曽我部佳憲 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 | 前半 28分 | 9→20 |
入替 | 後半 11分 | 3→17 |
入替 | 後半 16分 | 8→19 |
入替 | 後半 34分 | 14→21 |
入替 | 後半 37分 | 5→18 |
前半 | ||
0 | T | 1 |
0 | G | 1 |
2 | PG | 2 |
0 | DG | 0 |
6 | 合計 | 13 |
後半 | ||
1 | T | 0 |
1 | G | 0 |
4 | PG | 2 |
0 | DG | 0 |
19 | 合計 | 6 |
25 | 合計 | 19 |
NTTコミュニケーションズ・シャイニングアークス | |
1 | 山口泰生 |
2 | 濱田宇功 |
3 | 斉藤展士 |
4 | 木曽一 |
5 | アイザック・ロス |
6 | 栗原大介 |
(7) | 小林訓也 |
8 | トッド・クレバー |
9 | 鶴田諒 |
10 | 君島良夫 |
11 | 小泉将 |
12 | 山下大悟 |
13 | マット・サンダーズ |
14 | 沼尻大輝 |
15 | 小川優輔 |
16 | 種本直人 |
17 | 秋葉俊和 |
18 | 馬屋原誠 |
19 | 石神勝 |
20 | 岡健二 |
21 | 溝口裕哉 |
22 | アレサナ・ツイランギ |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 前半 38分 | 5→18 |
入替 | 後半 0分 | 13→22 |
入替 | 後半 16分 | 1→17 |
入替 | 後半 31分 | 4→19 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-NTTコミュニケーションズ・シャイニングアークス |
14分 | NTTコム | 君島良夫 | PG | 0-3 |
26分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PGx | 0-3 |
29分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 3-3 |
33分 | NTTコム | 君島良夫 | PG | 3-6 |
36分 | NTTコム | 君島良夫 | T | 3-11 |
37分 | NTTコム | 君島良夫 | G | 3-13 |
40分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 6-13 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-NTTコミュニケーションズ・シャイニングアークス |
4分 | NTTコム | 君島良夫 | PG | 6-16 |
11分 | NTTコム | 君島良夫 | PG | 6-19 |
17分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 9-19 |
21分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 12-19 |
25分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 15-19 |
29分 | ヤマハ発動機 | マレ・サウ | T | 20-19 |
30分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | G | 22-19 |
37分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PG | 25-19 |
42分 | ヤマハ発動機 | 五郎丸歩 | PGx | 25-19 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
清宮監督コメント
「ホームで3連勝を賭けた試合、良い緊張感を持って試合に臨むことができた。前半は風下のため、厳しい試合展開となったが、後半はセットプレーから相手を崩すことができた。昨シーズンは3連勝がなく、他のチームからは『ヤマハは3連続目の試合に弱い』と分析されていたと思う。その印象を払拭するために、しっかりと準備してきた。今日の勝利は準備の勝利とも言える」