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8/28(金) 18:00
:大久保グラウンド
ヤマハ発動機ジュビロ 59
前半
後半
6福岡サニックスブルース
試合レポート
8月28日(金)、夏の蒸し暑さを通り越し秋を感じる爽やかな空気の中、ヤマハ大久保グラウンドにて今シーズンのトップリーグ開幕に向けた最終調整試合、福岡サニックスブルース戦が18時キックオフにて行われた。開幕前、最後の仕上げの一戦ということもあり、会場は多くのファンで賑わいを見せた。
サニックスのキックオフで始まった前半。ヤマハが優勢にボールを支配する中6分、ラインアウトを起点に押し込んだモールから佐藤選手からのパスを受けた三角選手がトライ。五郎丸選手のキックも決まり7-0。しかしサニックスは素早いパス回しで反撃、ヤマハのペナルティを誘い2本のペナルティゴールで7-6と1点差に迫る。その後、ヤマハは細かなミスが続いたものの、春から取り組んできたコリジョンの強化が成果を見せだす。五郎丸選手のキックを軸に積極的な攻撃で敵陣へ攻め入り、存在感抜群のダンカン選手、公式戦初ジャージを目指す朴選手がプレッシャーで相手ボールを奪うなど、随所に個々の持ち味がかみ合い、チーム力という結晶となって、前半だけで5トライを奪う猛攻を見せ、35-6で前半を折り返す。
メンバーを入れ替えて臨んだ後半も、ベテラン・中堅・新人とチーム全員が体を張り得点を重ね、守備面ではサニックスをノートライに押さえるなど、層の厚さを見せた。「グラウンド全面を使うヤマハの形が出せた」(ゲーム主将:佐藤選手)が話したよう、前後半合わせて9トライの59-6で快勝した。試合後、マイクを握った山村主将は「今シーズンも熱い声援をお願いします」と、つめかけた多くのファンを前に今シーズンの活躍を誓った。(文責:清水良枝)
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)