2008-2009年度 トップリーグ 第12節 - 試合日程・結果
2008-2009年度 トップリーグ 第12節:九州電力キューデンヴォルテクス戦の結果をご報告します。
2008-2009年度 トップリーグ 第12節
1/11(日) 13:00
:ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ 31
前半 17-7
後半 14-12
19九州電力キューデンヴォルテクス
試合レポート
今季ホーム最終戦は、九州電力キューデンヴォルテクスと対戦した。サックスブルーの快晴の空の下、じん、と冷たい風が吹くヤマハスタジアム。しかしプレーオフ、日本選手権出場の為には勝って更に勝ち点5を獲得しなければならない。強い想いで挑んだ試合は、スタジアムを熱くした。
先制は7分。ゴール前でペナルティキックのチャンスをつかむと、これを五郎丸選手が決め、まずは3-0。3分後にはゴール前のスクラムからマレ・サウ選手が抜けだし、ディフェンスをかわしてトライ。五郎丸選手のコンバージョンゴールも決まり、10-0と引き離す。その後18分にトライを返されるものの、36分、三角選手の突破でスタジアムが沸く。これは九州電力ディフェンスに防がれるが、ここから怒涛に攻め込み、厚い攻撃をみせる。38分、早いパス回しから最後は三角選手、五郎丸選手からボールを受けた冨岡選手が抜け出しトライ。17-7で前半を折り返した。
後半が始まりしばらくは膠着した状態が続く。しかし16分、左サイドでボールを奪った冨岡選手がボールを運びマレ・サウ選手、三角選手とパスを回し、交代出場のグラント・マッコイド選手にボールが渡ると、ここから右サイドを突破。ディフェンスのタックルを跳ねのけそのまま右サイドへトライ。23分には前線に抜ける動きの五郎丸選手に冨岡選手からのパスが通り、猛然と駆け上がりタックルもかわして右隅にトライ。どちらもコンバージョンゴールを五郎丸選手がきっちりと決め、31-7と試合を決定づけた。負けられない九州電力もここから反撃を見せ、ヤマハゴール目前での激しい攻防から2トライを許し、31-19まで追い上げられるが、この後はきっちりと守りきり、ノーサイド。 攻め込まれる苦しい時間帯がありながらも、しっかりと4トライを上げ、勝ち点5を獲得した。
5位に浮上したヤマハジュビロは、次節対戦相手神戸製鋼コベルコスティーラーズと、プレーオフ出場権最後の1枠をかけた直接対決となる。今季やってきたこと、自分自身、そして仲間を信じ、最終節に挑む。
山村主将コメント
試合中は苦しい時間帯もありましたが、多くのファンを前にホーム最終戦を5ポイントで勝つことができ、本当によかったです。来週のトップリーグ最終節、神戸製鋼戦は大一番。この1年間やってきたことの集大成であり、持つ力の全てを出し切る試合をしたいと思います。
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ):ルーベン・ソーン選手
ホームゲーム、ヤマハサポーターの前でいい試合をお見せすることができ嬉しいです。まだトップ6やトップ4に残れるチャンスがある中で、監督、キャプテンが言ったよう、自分達のやるべきこと、マネージメントをしっかり遂行し、4トライを上げ、ボーナスポイントを取って勝てたことはチームにとっても大きく、非常に満足しています。
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 高木 重保 |
2 | 加藤 圭太 |
3 | 山村 亮 |
4 | ローリー・ダンカン |
5 | 石神 勝 |
6 | ルーベン・ソーン |
7 | 八木 鉄兵 |
8 | 木曽 一 |
9 | 矢富 勇毅 |
10 | 大田尾 竜彦 |
11 | 冨岡 耕児 |
12 | マレ・サウ |
13 | 三角 公志 |
14 | 永本 宗秀 |
15 | 五郎丸 歩 |
16 | 北川 喬之 |
17 | 境川 久 |
18 | 笠原 雄太 |
19 | デーリック・トーマス |
20 | 佐藤 貴志 |
21 | 大西 将太郎 |
22 | グラント・マッコイド |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半 10分 | 4 → 18 |
入替 | 後半 10分 | 14 → 22 |
入替 | 後半 12分 | 9 → 20 |
入替 | 後半 35分 | 12 → 21 |
入替 | 後半 35分 | 7 → 19 |
入替 | 後半 38分 | 5 → 17 |
前半 | ||
2 | トライ | 1 |
2 | ゴール | 1 |
1 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
17 | 合計 | 7 |
後半 | ||
2 | トライ | 2 |
2 | ゴール | 1 |
0 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
14 | 合計 | 12 |
31 | 合計 | 19 |
九州電力キューデンヴォルテクス | |
1 | 中村 嘉宏 |
2 | 佐藤 孝樹 |
3 | 田尻 亮 |
4 | 吉上 耕平 |
5 | 浦 真人 |
6 | 松本 允 |
7 | 川嵜 拓生 |
8 | トム・マクベリー |
9 | 村上 龍寛 |
10 | 齊藤 玄樹 |
11 | 山口 雄一 |
12 | ナイサン・グレイ |
13 | ティム・アトキンソン |
14 | 吉永 将宏 |
15 | 今村 圭吾 |
16 | 谷口 大督 |
17 | 松尾 健一 |
18 | ルーク・ドハティ |
19 | 端迫 雅俊 |
20 | 松尾 匡祐 |
21 | 前田 健介 |
22 | ピーター・ミラー |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半 20分 | 8 → 18 |
入替 | 後半 24分 | 12 → 22 |
入替 | 後半 32分 | 9 → 20 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-九州電力キューデンヴォルテクス |
2分 | 九州電力 | 齊藤 玄樹 | PGx | 0-0 |
7分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | PG | 3-0 |
10分 | ヤマハ | マレ・サウ | T | 8-0 |
11分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | G | 10-0 |
18分 | 九州電力 | 齊藤 玄樹 | T | 10-5 |
19分 | 九州電力 | 齊藤 玄樹 | G | 10-7 |
38分 | ヤマハ | 冨岡 耕児 | T | 15-7 |
39分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | G | 17-7 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-九州電力キューデンヴォルテクス |
16分 | ヤマハ | グラント・マッコイド | T | 22-7 |
17分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | G | 24-7 |
23分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | T | 29-7 |
24分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | G | 31-7 |
27分 | 九州電力 | 今村 圭吾 | T | 31-12 |
28分 | 九州電力 | 齊藤 玄樹 | Gx | 31-12 |
34分 | 九州電力 | 今村 圭吾 | T | 31-17 |
35分 | 九州電力 | 齊藤 玄樹 | G | 31-19 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
堀川監督コメント
今シーズン最後のホームゲーム、地元の方々や会社の皆様の前でしっかりと結果を残せたことは非常に満足しています。ゲーム内容も、前半はセットピースに苦しみましたが、少ないチャンスで確実に得点が取れたことは、評価できる部分であり、今日の5ポイントは、次に繋がるポイントとなりました。神戸との最終戦に向けては、自分達がこの1年間にやってきたことを全て出し切れるよう、良い練習をし、良いチームにしていきたいと思います。