2008-2009年度 トップリーグ 第11節 - 試合日程・結果
2008-2009年度 トップリーグ 第11節:福岡サニックスブルース戦の結果をご報告します。
2008-2009年度 トップリーグ 第11節
1/ 4(日) 13:00
:サニックスグローバルアリーナ
ヤマハ発動機ジュビロ 14
前半 3-0
後半 11-7
7福岡サニックスブルース
試合レポート
2009年初戦となった福岡サニックスブルース戦は、自然に囲まれたサニックスのホームグラウンドであるグローバルアリーナにて行われた。風がほとんどなく、暖かい日差しの中、3000人あまりの観衆に見守られて試合は始まった。
前半10分、ペナルティゴールを五郎丸選手が決め、3-0とまずヤマハジュビロが先制。その後サニックスの猛攻を耐える時間帯が続くが、前半35分頃からヤマハジュビロが敵陣に侵入し、反撃を開始する。3度あったサニックスのペナルティを、いずれもペナルティゴールを狙わずにスクラムを選択したヤマハジュビロ。何としても前半にトライを取りたいという気持ちを見せる。しかしサニックスの堅いディフェンスを破ることはできず、3-0のまま前半が終了した。
「テリトリー(地域)をしっかり取っていこう」という堀川監督の指示を受け、後半開始。その直後にマレ・サウ選手が前線へ切り込み、チャンスを演出する。ラックから矢富選手、大田尾選手と繋ぎ、ラストパスを受けた五郎丸選手が、相手ディフェンスに捕まりながらも密集の中からゴールライン左隅にボールをタッチダウンし、トライ。この試合での最初のトライを決め、8-0とサニックスを引き離した。しかし後半9分には、サニックスがトライ。コンバージョンゴールも成功し、8対7と1点差まで詰め寄られる。流れを取り戻したいヤマハジュビロは、後半22分大西選手を投入すると、その大西選手がビッグゲイン。相手のハンドの反則を誘い、五郎丸選手がペナルティゴールを決めて11-7に。終了間際にも五郎丸選手が40mほどの距離からペナルティゴールを決め、14-7。辛くも勝利を収めることができた。この試合のマン・オブ・ザ・マッチは全得点をあげた五郎丸選手が選ばれた。
苦しみながらも勝ち点4を獲得したヤマハジュビロは、次節九州電力キューデンヴォルテクス戦、今季最後のヤマハスタジアムでの試合に臨む。
山村主将コメント
正月休みにも関わらず磐田や九州各地からたくさんの方が応援に来てくださり、感謝しています。ボーナスポイントが取れなかったことは残念ですが、勝ったことは素直に喜びたいと思います。今日の試合を次節につなげます。
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ):五郎丸選手
自分の仕事をしっかり果たすことができました。まだまだ自分自身の課題はありますが、チームとして勝利できたことは素直に嬉しいです。チームの勝利をプラスに考えて、次の九電戦に臨みたいです。
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 仲谷 聖史 |
2 | 加藤 圭太 |
3 | 山村 亮 |
4 | ローリー・ダンカン |
5 | 石神 勝 |
6 | ルーベン・ソーン |
7 | 串田 義和 |
8 | 木曽 一 |
9 | 矢富 勇毅 |
10 | 大田尾 竜彦 |
11 | 冨岡 耕児 |
12 | マレ・サウ |
13 | 三角 公志 |
14 | 松下 馨 |
15 | 五郎丸 歩 |
16 | 高木 重保 |
17 | 境川 久 |
18 | 笠原 雄太 |
19 | デーリック・トーマス |
20 | 佐藤 貴志 |
21 | 大西 将太郎 |
22 | グラント・マッコイド |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半 14分 | 4 → 18 |
入替 | 後半 14分 | 14 → 22 |
入替 | 後半 22分 | 13 → 21 |
入替 | 後半 26分 | 1 → 16 |
入替 | 後半 33分 | 9 → 20 |
前半 | ||
0 | トライ | 0 |
0 | ゴール | 0 |
1 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
3 | 合計 | 0 |
後半 | ||
1 | トライ | 1 |
0 | ゴール | 1 |
2 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
11 | 合計 | 7 |
14 | 合計 | 7 |
福岡サニックスブルース | |
1 | 杉浦 敬宏 |
2 | 永下 安武 |
3 | 上田 栄太 |
4 | 渡辺 正善 |
5 | ハレ・マキリ |
6 | 菅藤 友 |
7 | 西浦 啓三 |
8 | 西端 要 |
9 | 天本 俊輔 |
10 | 小野 晃征 |
11 | ピラ・フィフィタ |
12 | アマシオ・ヴァレンス |
13 | 濱里 周作 |
14 | 大庭 照光 |
15 | 古賀 龍二 |
16 | 加古川 雅嗣 |
17 | 申 東ウォン |
18 | 大庭 正裕 |
19 | タファイ・イオアサ |
20 | 田代 宙士 |
21 | ケイリブ・ラルフ |
22 | 藤原 旭 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半 31分 | 14 → 22 |
入替 | 後半 31分 | 3 → 17 |
入替 | 後半 38分 | 11 → 21 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-福岡サニックスブルース |
10分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | PG | 3-0 |
18分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | PGx | 3-0 |
26分 | サニックス | 小野 晃征 | PGx | 3-0 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-福岡サニックスブルース |
2分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | T | 8-0 |
2分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | Gx | 8-0 |
9分 | サニックス | 古賀 龍二 | T | 8-5 |
9分 | サニックス | 小野 晃征 | G | 8-7 |
14分 | サニックス | 小野 晃征 | PGx | 8-7 |
25分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | PG | 11-7 |
38分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | PG | 14-7 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
堀川監督コメント
難しいゲームではありましたが、その中で勝利できたことは収穫です。選手ひとりひとりゲームに対する反省はあると思いますが、80分間よく戦ってくれました。このゲームで学んだことを活かして次の試合でも結果を出せるようにしたいです。