2005-2006年度 トップリーグ 第2節 - 試合日程・結果
2005-2006年度 トップリーグ 第2節:20050925_2099の結果をご報告します。
2005-2006年度 トップリーグ 第2節
9/25(日) 18:00
:ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ 57
前半 21-14
後半 36-0
14セコムラガッツ

試合レポート
一番居心地のいい場所、ジュビロを愛する全ての仲間とともに
開幕戦勝利を収め1週間、自信と期待を胸に次なる舞台ホーム ヤマハスタジアムへとやってきた。
日中の暑さを忘れる気候の中、足を踏み入れたスタジアム、ここで今年初めて見せる我々の戦い、期待に胸が膨らんだ。
そして18時のキックオフ。直後からヤマハ積極的にボールを展開。そして待ちに待った
今シーズンのスタジアム最初のトライの瞬間がやって来た。前半5分、敵陣22m付近中央ラックから、右へ展開、BKのワイドな攻撃から最後はFB富岡がポスト右にトライ。
大歓声が巻き起こった。勢いに乗ったヤマハは続く10分、敵陣10m付近左中間モール
から左に展開、最後はWTB辻井がトライ。14-0とリードを広げた。
しかし前半13分、23分と攻撃の渦中、相手にボールを奪われ、チャンスはいっきにピンチへ。
ボールを持った相手はWTBノーマン・リガイリ、2年前同じチームで汗を流し身体を当てた仲間。
一瞬にして独走、連続トライを許した。そして14-14、スコアが並んだ。
しかし、同じることなく30分、ヤマハFWがアピール。敵陣ゴール前ラインアウトからモールで押し込み、
最後はHO中林が相手にタックルされながらも執念のトライ。
21-14、拮抗して前半を終えた。
こんなもんじゃ終わらない。まだまだ出し切れていない自分達の本当の力。
それを、この場所では必ず見せる。
勝負を決めるべく後半が開始、早々2分、怒涛の攻撃を仕掛けるヤマハにチャンスがやってきた。
敵陣22m付近PKから右に展開、CTBウイリアムスが相手のディフェンスラインを突破し先制。
リズムを掴み、ボールを支配するヤマハ、次なる得点は20分、敵陣22m左中間ラックから
変わったばかりのSH佐藤が素早く展開、SO大田尾へと繋ぎ、最後は再びウィリアムスがトライ。
さらに26分にはPGのチャンス、キックも冴えるCTBウィリアムスが決めてリードを広げた。
BKが見せれば36分にはFW、敵陣ゴール前2m左中間モール、怪我から復帰したPR中越が自身4年ぶりとなる嬉しいトライでアピール。
こうなるとヤマハの勢いは留まることを知らず、39分にもSO大田尾のショートパントをキャッチしたCTBウィリアムスがトライ。
その後この日、32得点目となるコンバージョンを決めた。
ロスタイムにもWTB辻井のこの日2つ目のトライで追加点をあげたヤマハ、
そして57-14でノーサイドの笛が鳴った。
8トライをあげたジュビロ、目標としたボーナスポイントをあげるとともに後半はセコムのをノートライに押さえ、鉄壁のディフェンスもアピール、秋風心地よい夜空のもと、開幕2連勝とした。
まだ第2節とはいえ周囲で番狂わせの結果が耳に入る、
ホームでできる期待と同時にこの場所ではなんとしても勝たなければならないという
プレッシャー、様々な思いががあった。
響き渡る惜しみない拍手を浴びたときそれらは全て忘れ、喜びをかみ締める。
この場所での勝利は何かが違う。
ジュビロを愛する全ての仲間と一緒に掴んだ勝利。
この場所での勝利はそれを最も強く感じることができる。
ホームという温かい風の吹く、一番居心地のいい場所だから。
だからいつもより特別嬉しい。
試合詳細・メンバー
| ヤマハ発動機ジュビロ | |
| 1 | 高木 重保 |
| 2 | 中林 正一 |
| 3 | 山村 亮 |
| 4 | 石神 勝 |
| 5 | 勝又 貴光 |
| 6 | 澤田 昇 |
| 7 | 串田 義和 |
| 8 | 木曽 一 |
| 9 | 村田 亙 |
| 10 | 大田尾 竜彦 |
| 11 | 辻井 厚之 |
| 12 | ネイサン・ウィリアムス |
| 13 | 今利 貞政 |
| 14 | マリカ・ブニバカ |
| 15 | 冨岡 耕児 |
| 16 | 米倉 隆之 |
| 17 | 中越 将通 |
| 18 | 中野 大介 |
| 19 | 本間 俊治 |
| 20 | 佐藤 貴志 |
| 21 | 守屋 篤 |
| 22 | ブレンダン・レーニー |
| 交替・入替 | ||
| 種類 | 時間 | 背番号 |
| 交代 | 後半16分 | 14→22 |
| 負傷交代 | 後半18分 | 9→20 |
| 負傷交代 | 後半19分 | 2→16 |
| 交代 | 後半23分 | 5→18 |
| 交代 | 後半30分 | 1→17 |
| 交代 | 後半31分 | 13→21 |
| 交代 | 後半37分 | 7→19 |
| 前半 | ||
| 3 | トライ | 2 |
| 3 | ゴール | 2 |
| 0 | ペナルティG | 0 |
| 0 | ドロップG | 0 |
| 21 | 合計 | 14 |
| 後半 | ||
| 5 | トライ | 0 |
| 4 | ゴール | 0 |
| 1 | ペナルティG | 0 |
| 0 | ドロップG | 0 |
| 36 | 合計 | 0 |
| 57 | 合計 | 14 |
| セコムラガッツ | |
| 1 | 山賀 敦之 |
| 2 | 安藤 敬介 |
| 3 | 石塚 陽介 |
| 4 | 澤口 高正 |
| 5 | 鈴木 学 |
| 6 | 渡邉 庸介 |
| 7 | 岡本 信児 |
| 8 | セネ・タアラ |
| 9 | 小池 善行 |
| 10 | 仲野 哲也 |
| 11 | 正木 健介 |
| 12 | 艶島 悠介 |
| 13 | 今井 通 |
| 14 | ノーマン・リガイリ |
| 15 | 長井 達哉 |
| 16 | 上野 進 |
| 17 | 千巖 和彦 |
| 18 | 丸山 隆正 |
| 19 | 小松 元気 |
| 20 | 大野 達也 |
| 21 | セレマイア・バイ |
| 22 | 鈴木 貴士 |
| 交替・入替 | ||
| 種類 | 時間 | 背番号 |
| 交代 | 後半19分 | 2→16 |
| 交代 | 後半22分 | 4→19 |
| 交代 | 後半30分 | 14→22 |
| 交代 | 後半30分 | 13→21 |
| 交代 | 後半37分 | 1→17 |
| 交代 | 後半37分 | 8→18 |
| 交代 | 後半37分 | 9→20 |
得点経過
| 前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-セコムラガッツ |
| 5分 | ヤマハ | 敵陣22mライン付近中央のラックから右に展開No.15がゴールポスト右にトライ | T | 5-0 |
| 6分 | ヤマハ | No.12ゴール成功 | G | 7-0 |
| 10分 | ヤマハ | 敵陣10m付近左中間のモールから左に展開No.11が左中間にトライ | T | 12-0 |
| 11分 | ヤマハ | No.12ゴール成功 | G | 14-0 |
| 13分 | セコム | ハーフウエイライン付近左サイドラックからNo.14が抜け出て右中間にトライ | T | 14-5 |
| 14分 | セコム | No.15ゴール成功 | G | 14-7 |
| 23分 | セコム | 自陣22mラインの右中間のラックよりNo.14が抜け出てゴールポスト真下にトライ | T | 14-12 |
| 24分 | セコム | No.15ゴール成功 | G | 14-14 |
| 30分 | ヤマハ | 敵陣5mラインナウトからサイドをついてNo.2が左中間にトライ | T | 19-14 |
| 31分 | ヤマハ | No.12ゴール成功 | G | 21-14 |
| 後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-セコムラガッツ |
| 2分 | ヤマハ | 敵陣22mライン付近PKから右に展開後No.12が右中間にトライ | T | 26-14 |
| 3分 | ヤマハ | No.12ゴール成功 | G | 28-14 |
| 20分 | ヤマハ | 敵陣22mライン付近左中間よりラックからNo.15がパスしNo.12が右中間にトライ | T | 33-14 |
| 21分 | ヤマハ | No.12ゴール成功 | G | 35-14 |
| 26分 | ヤマハ | No.12右中間10mライン付近のPG成功 | PG | 38-14 |
| 36分 | ヤマハ | 敵陣ゴール前2m左中間モールよりNo.17がゴールポスト左にトライ | T | 43-14 |
| 37分 | ヤマハ | No.12ゴール成功 | G | 45-14 |
| 39分 | ヤマハ | ハーフウェイライン中央付近密集からスタンドショートパントでNo.12がキャッチしそのままゴールポスト右にトライ | T | 50-14 |
| 40分 | ヤマハ | No.12ゴール成功 | G | 52-14 |
| 43分 | ヤマハ | 敵陣22mライン付近左サイドのラックより左に展開、ショートパントをNo.11がキャッチし左隅にトライ | T | 57-14 |
| 44分 | ヤマハ | No.12ゴール失敗 | Gx | 57-14 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
ネイサン ウィリアムス選手のコメント
今季初めてのヤマハスタジアムの試合ということでとても楽しみにしていました。前半はセコムの激しいディフェンスになかなか前に出れず苦戦しましたが、後半はFW・BKそれぞれがいい仕事をしてたくさんのトライをとることができたことがよかったです。私がたくさん得点をとることができたのは本当にラッキーなことで、チームメイトがトライに繋げるまでのところで本当に一生懸命戦ってくれたからです。そしてスタジアムに来て下さったファンの皆様のお陰です。日本のラグビーにも随分慣れ、試合を楽しむことができるようになってきました。
スピーディーでたくさんのトライシーンが生まれるような試合をこれからもたくさんしたいと思います。是非リコー戦も素晴らしい応援でスタジアムを盛り上げてください。