2005 春季オープン戦 第3戦 - 試合日程・結果
2005 春季オープン戦 第3戦:トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の結果をご報告します。
2005 春季オープン戦 第3戦
5/29(日) 14:00
:豊田市運動公園陸上競技場
ヤマハ発動機ジュビロ 33
前半 0-14
後半 33-14
28トヨタ自動車ヴェルブリッツ
試合レポート
トヨタに逆転勝利!オープン戦3連勝
5月29日(日)愛知 豊田市運動公園陸上競技場にて春季オープン戦第3戦、トヨタ自動車ヴェルブリッツとの試合が行われました。 当日は豊田市ラグビー祭とあって前座では法政大 VS 大体大の試合もありグラウンドにはたくさんのファンが詰め掛けました。この日も試合に出場しないメンバーが入り口にてファンサービス、握手やサインで地元から駆けつけた応援団や愛知県のラグビーファンをお出迎えしました。現在2連勝中と好調のヤマハ発動機ジュビロは昨年トップリーグでは黒星、MSカップでは引き分けた強豪トヨタが相手と気合は充分、決着をつけるべく蒸し暑い天候の中キックオフを迎えました。
前半風下のヤマハはこの日もゲームキャプテンのSO大田尾のキックで敵陣へ攻め込み攻撃をしかけました。 しかしトヨタのプレッシャーディフェンスにミスを繰り返し、2分に先制点を許しました。その後も攻め込むものの得点に結びつけることができず苦戦、対するトヨタは少ないチャンスをものにし21分にも追加点をあげ、0-14とリードをを許し前半を終了しました。
後半は風上に立ったヤマハ。ここでもSO大田尾のキックを有効に使うゲームメイクで終始敵陣で試合を進めました。 8分、敵陣5m左ラックから左に展開、 NO8セワブがこの日2本目のトライを決めると13分にはハーフウェイ付近から左右にゆさぶる展開ラグビーで相手を翻弄、最後はSO大田尾からパスを受けた、今季初出場WTBブニバカが来日初トライを決めました。16分にもヤマハの展開ラグビーが炸裂、WTBブニバカが連続トライを奪いました。その後もヤマハの勢いは止まらず、21分には敵陣10mラインアウトから右に展開CTB中垣が抜け出し追加点。更に30分にもCTB中垣が敵陣右中間ゴール前にパントキック。PR北川が押さえました。
34分にNECに1トライを許すものの、最後まで集中力を切らさず35分、41分にもトライを奪いノーサイド。終わってみると、前後半で計9本のトライが飛び出し、55-14でオープン戦嬉しい2連勝を飾りました。
次戦は29日(日)14:00より強豪トヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦.。ご声援ご観戦宜しく御願い致します。
中野選手のコメント
お待たせしました!一年振りにピッチに戻ってきました。
昨年の日本選手権で怪我をして、1年2ヶ月振りの試合、前十字靭帯の再断裂をし たときは一時は引退も考えました。 しかし、悔いは残したくない!!もう一度ラグビーがしたい!その思いを胸にリハビリとの戦いの日々をスタートしました。苦痛もあり、弱気にもなったこともあり、順調な日々ではありませんでしたが、漸くこの日を迎えることができ、強がってはいたものの、内心不安で一杯でした。怪我は、治ってるんだろうか?本当に試合をする事は出来るのだろうか?もし、また怪我をしたら・・・
しかし、心強いチームメイトに支えられ私は、再びピッチに立つ事が出来ました。
皆さんの応援があったからこそ、私はピッチに立てたと思っています。
一年のブランクが有った為、納得出来るプレーは出来ていたとは言えないかもしれません。ただ、久しぶりに試合という感覚を味わい、そしてこれからもラグビーを続けて行ける確かな自信は掴めました。
これからもラグビーを、この大好きなjubiloで怪我しないように頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
冨岡選手のコメント
トヨタ戦には勝ち負けよりも今トレーニングでやっている事を出せるように、そ
して自分の仕事をする、この2つを考えて挑みました。
実際にはやってる事が出せた部分もりましたが、トレーニングとは状況が違う場面もありそういった所での春シーズンと言えども完成度がまだまだ低い、もっとあげて行く必要性を感じました。
個人的にもっと基本スキル、強さの向上を今後が課題だと思います。
チームとしてもまだ課題はたくさんありますが、接戦の末、試合に勝てたことは自信になりました。次のゲームでは全員がこの試合以上のパフォーマンスを出せるようにトレーニングに励みたいと思います。次戦も応援よろしく御願いします。
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 仲谷聖史 |
2 | 境川 久 |
3 | 中村優一郎 |
4 | タンバイ マットソン |
5 | 石神 勝 |
6 | 佐藤貴志 |
7 | 梶村真也 |
8 | コリ・セワブ |
9 | 迫田敏之 |
10 | 大田尾 竜彦 |
11 | 冨岡耕児 |
12 | 中垣裕介 |
13 | 守屋 篤 |
14 | 永本宗秀 |
15 | 辻井厚之 |
16 | 北川喬之 |
17 | 伊藤雄大 |
18 | 米倉隆之 |
19 | 中野大介 |
20 | 岡 健二 |
21 | マリカ・ブニバカ |
22 | 串田義和 |
前半 | ||
0 | トライ | 2 |
0 | ゴール | 2 |
0 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
0 | 合計 | 14 |
後半 | ||
5 | トライ | 2 |
4 | ゴール | 2 |
0 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
33 | 合計 | 14 |
33 | 合計 | 28 |
トヨタ自動車ヴェルブリッツ | |
1 | 志村知宏 |
2 | 岩間保彦 |
3 | 山本正人 |
4 | 平塚純司 |
5 | 北川俊澄 |
6 | 岡本宗太 |
7 | 阿部亮太 |
8 | 兵働浩一 |
9 | 麻田一平 |
10 | 山崎弘樹 |
11 | 徐 剛樹 |
12 | 山本 剛 |
13 | 黒宮祐介 |
14 | ヤコベ・レアウェル |
15 | 辻 正樹 |
16 | 中野真二 |
17 | 豊山昌彦 |
18 | 菅原大志 |
19 | アストン・クロフォード |
20 | 茂木寿昭 |
21 | 鈴木孝徳 |
22 | 遠藤正俊 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
エピソード
トヨタ戦で頼もしい仲間が帰ってきた。LO中野 大介。
抱負な運動量と密集での働 きを武器にフィットネス・スピードを兼ね備えた頼れるロックが不動の レギュラーとしてグラウンドを駆け回っていたのはもう1年以上も前のことだった 。 大きな怪我の連続、想像をはるかに越える苦悩の日々は誰にも想像ができないもの 。 皆と一緒に練習すらできない苛立、けれど諦めない熱い気持ちを持ち続けた彼は いつもチームに激を飛ばし続けた。それが唯一できることだったから。
長かった。けど不安と喜びと緊張を胸にこの日を迎え グラウンドに立ちチームメイトと同じ風を感じた時にはいくつもの苦しみも心地よ いものへと変わっていった。 40分走り続け、それはまだ100%ではなかったとしても前よりラグビーが好きになり、ヤマハでプレイをできる 喜びを体中で感じた。 彼の復帰で益々パワーアップするジュビロ。今後の活躍にも乞うご期待!