2005 春季オープン戦 第2戦 - 試合日程・結果
2005 春季オープン戦 第2戦:NECグリーンロケッツ戦の結果をご報告します。
2005 春季オープン戦 第2戦
5/21(土) 13:00
:草薙球技場
ヤマハ発動機ジュビロ 55
前半 12-7
後半 43-7
14NECグリーンロケッツ
試合レポート
静岡ラグビーフェスティバルNECを破りオープン戦2連勝!
5月21日(土)、快晴の試合日和、静岡県営草薙球技場にて静岡ラグビーフェスティバル、NECグリーンロケッツとの試合が行われました。
昨年、日本選手権で敗れた相手、また日本一のタイトルをとったチームが相手と選手達は試合前から気合充分、若手メンバー達は自分の力が強豪にどこまで通じるかまた、どれだけ自分のプレーをアピールできるかと熱い思いで臨みました。
キックオフ前には受付にてファンサービス、久保・田井中・串田選手らがサイン&握手会でファンをお出迎え、お馴染みの応援団が続々とグラウンドに集結しました。13:00のキックオフ、風下のヤマハは開始からゲームキャプテンSO大田尾の冷静なゲームメイクにより、敵陣でゲームを展開しました。
4分、22m付近右中間ラックから左に展開、大田尾の飛ばしパスから帰国したばかりのNO8セワブが左隅に持ち込み先制すると、12分にも司令塔大田尾のショートパントをFL八木がキャッチ、ゴール真下へ飛び込みトライ。その後は得点こそ動かないがアタックでは主導権を握り、またディフェンスでも粘りを見せ終了間際にNECに1トライを許すものの、前半を12-7とリードして折り返しました。
後半は風上に立ったヤマハ。ここでもSO大田尾のキックを有効に使うゲームメイクで終始敵陣で試合を進めました。 8分、敵陣5m左ラックから左に展開、 NO8セワブがこの日2本目のトライを決めると13分にはハーフウェイ付近から左右にゆさぶる展開ラグビーで相手を翻弄、最後はSO大田尾からパスを受けた、今季初出場WTBブニバカが来日初トライを決めました。16分にもヤマハの展開ラグビーが炸裂、WTBブニバカが連続トライを奪いました。その後もヤマハの勢いは止まらず、21分には敵陣10mラインアウトから右に展開CTB中垣が抜け出し追加点。更に30分にもCTB中垣が敵陣右中間ゴール前にパントキック。PR北川が押さえました。
34分にNECに1トライを許すものの、最後まで集中力を切らさず35分、41分にもトライを奪いノーサイド。終わってみると、前後半で計9本のトライが飛び出し、55-14でオープン戦嬉しい2連勝を飾りました。
次戦は29日(日)14:00より強豪トヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦.。ご声援ご観戦宜しく御願い致します。
岡選手のコメント
今日の試合は、出場する限られた時間でいかに一つ一つのプレーの質を高くできるかという事と、短い時間でも自分の長所を出してアピールできるかという事を目標に試合に臨みました。試合を見ている中でヤマハのFWがNECのFWに勝っていたので、自分が出場する後半には、NECのFWはもうあまり動けなくなっているんじゃないかと思ったので、テンポの良い攻撃を自分の球出しからできれば良いなと思っていました。実際に試合に出てみて、やはり初めてトップリーグのチームと試合ができる喜びを感じました。コンタクトや接点も一層激しいと感じました。個人的には、今日はテンポの良い球捌きを意識していたので、その部分は中々良かったのではないかと思っています。課題としては、ディフェンスとコミュニケーション。この二つを克服して、自分の長所をさらにもっともっと伸ばしていきたいと思っています。チームとしては、ディフェンスがとても良く、失点の少ないゲームが2試合続けてできていること、またアタックでも早いテンポの攻撃も随所に見られましたし、スピードある攻撃ができたいたと思います。次の試合には、もっと長い時間プレーができるように練習からアピールしていきたいです。そして出場することができたら、自分の持ち味を出して、テンポの良いスピードある攻撃を作り、自分をアピールしたいと思っています。応援よろしく御願いします。
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 北川喬之 |
2 | 米倉隆之 |
3 | 中村優一郎 |
4 | 石神 勝 |
5 | タンバイ マットソン |
6 | 八木鉄兵 |
7 | 梶村真也 |
8 | コリ・セワブ |
9 | 佐藤貴志 |
(10) | 大田尾 竜彦 |
11 | 冨岡耕児 |
12 | 中垣裕介 |
13 | 守屋 篤 |
14 | 永本宗秀 |
15 | 辻井厚之 |
16 | 仲谷聖史 |
17 | 伊藤雄大 |
18 | 境川 久 |
19 | マリカ・ブニバカ |
20 | 岡 健二 |
21 | 迫田敏之 |
前半 | ||
2 | トライ | 1 |
1 | ゴール | 1 |
0 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
12 | 合計 | 7 |
後半 | ||
7 | トライ | 1 |
4 | ゴール | 1 |
0 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
43 | 合計 | 7 |
55 | 合計 | 14 |
NECグリーンロケッツ | |
1 | 猪瀬佑太 |
2 | 立川善能 |
3 | 斉藤辰士 |
4 | 三浦洋平 |
5 | 安田知生 |
6 | 横山洋人 |
7 | 日高 健 |
8 | 磯岡正明 |
9 | 大鷲興二 |
10 | 松尾 健 |
11 | 石田由憲 |
12 | 百村彰二郎 |
13 | シェイン・オースティン |
14 | 田中誠士 |
(15) | 大東功一 |
16 | 大塚博之 |
17 | 東 考三 |
18 | 久富雄一 |
19 | 大東 毅 |
20 | 安藤栄次 |
21 | グレン・マーシュ |
22 | 窪田幸一郎 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
八木選手のコメント
このNEC戦で初めてファーストジャージを着ることとなり、とても緊張していました。特に前日は公式戦に出ていた大学時代を思い出し、楽しみと不安とで落ち着きませんでした。 始まってみると、もう夢中で緊張や不安など全くなくなり、とにかく自分の仕事を精一杯やることに務めました。試合内容としましてはみんな前回の試合よりもミスが比較的少なく、ひとりひとりが前に出れた試合だったので、全員が気持ちよく思い切り自分のプレーができたと思います。特にセンターの突破が目立ったと思います。 課題は、もっとコミニュケーションが取れるはずだと思いました。この試合も若い選手が中心ですが、遠慮をせずに試合中にもっともっと話をしていくことでチームもまとまり、よりレベルアップできると思っています。個人的にはフィットネス不足を感じた試合でしたがファーストジャージ着るのドキドキ感と、招待試合と言う嬉しさ、強豪NECと対戦できてとても感激した試合となりました。 次の試合は今回、チームの調子が良かった事に奢らずに、ひたむきにプレーできるよう頑張りたいと思います。 草薙に足を運んで下さったファンの皆様本当にありがとうございました。次戦も応援宜しく御願いします。