二輪車リサイクルシステム
二輪車リサイクルシステムについてご紹介します。
2012年6月27日
二輪車リサイクル自主取り組みの2011年度状況について
2011年度の進捗状況を報告いたします。
1 二輪車リサイクルシステムの運用状況
二輪車国内メーカー4社、輸入事業者12社の協力のもと、自主取り組みにて構築した二輪車リサイクルシステムは、ユーザーや自治体等から適正に処理・再資源化する信頼性の高い仕組みとして評価され、順調に稼動しています。なお、社会への定着をさらに推進するために2011年10月には当初の予定通り、処理費の無料化を実施しました。
2 実績
対象期間: | 2011年4月1日~2012年3月31日 1年間 |
報告内容: |
「リサイクルマーク貼付車の出荷状況」「処理台数」「再資源化の割合」 |
(1)リサイクルマーク貼付車の出荷状況
国内向け二輪車の全車にリサイクルマークを貼付しています。
(2)処理台数
処理・再資源化施設で処理された使用済み二輪車の台数は311台(一般廃棄物として147台、産業廃棄物として164台)です。
(3)再資源化の割合
全国に設置した処理・再資源化施設14ヶ所のカテゴリー別の処理実績に基づいて算出した再資源化の割合は、重量ベースでスクーター系(ビジネスモデルを含む)がリサイクル率88.8%、モーターサイクル系(スポーツバイクなど)がリサイクル率90.5%となり、加重平均すると89.1%となっています。
3 今後の対応
安心して処理・再資源化される信頼性の高いシステムとして認知されていますが、2012年度は更なる認知向上と社会への定着のために、下記について重点的に取り組んでいきます。
(1)ユーザーの認知向上につながる活動
取引販売店(廃棄二輪車取扱店)及び参加事業者との協力の下で、二輪車ユーザーに向けた各種イベント・展示会等でのPR活動を継続するとともに、二輪車ユーザーに対するシステムの周知徹底と利用促進を推進・展開していきます。
(2)自治体への広報活動
自治体による住民への二輪車リサイクルシステムの周知のお願いと「自治体排出車両受け入れシステム」の利用促進のために訪問活動を継続します。