二輪車リサイクルシステム
二輪車リサイクルシステムについてご紹介します。
廃棄二輪車の無料引取りについて
自動車リサイクル法の制定(2005年)の過程において、二輪車の国内製造事業者及び輸入事業者は、国から、原付を含む二輪車について、処理再資源化する仕組を構築するよう求められました。
これを受け、二輪車リサイクルシステム参加事業者は、2004年10月からシステムの運営を開始するとともに、メーカー希望小売価格に処理再資源化費用の一部を含んだ車両(Rマーク付車両)を販売し、廃棄時に新たな費用を徴収することなく処理再資源化を行っています。
他方、二輪車リサイクルシステムの運営開始以前に販売した車両(Rマーク無車両)については、メーカー希望小売価格に処理再資源化費用を含んでいないことから、各社が設定した費用を廃棄時に徴収し処理再資源化を行っています。
しかしながら、Rマーク無車両についても処理再資源化費用を無償とすることにより、廃棄時のユーザーの利便性が向上すること、不法投棄が減少すると考えられること、また既に販売した車両の多くがRマーク付車両であり、Rマーク無車両について、処理再資源化費用を無償としても影響が少ないと考えられることから、Rマーク無車両についても、2011年10月から廃棄時に新たな費用を徴収することなく処理再資源化をさせて頂くこととしました。なお、この無償化は、国と合意のうえ実施するものであり、2004年7月に(社)日本自動車工業会からも公表されています。また、2006年10月に経済産業省の 3R政策・廃棄物処理リサイクルガイドラインでも公表されています。