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マリン事業のDX開発を担う新会社をフィンランドに設立~コネクテッド開発力を強化し、グローバルでCASE開発基盤を構築~

2025年6月13日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、欧州統括会社Yamaha Motor Europe N.V.を通じて、マリン事業におけるデジタルプラットフォーム・コネクテッド開発を行う新会社「Yamaha Motor Connected Innovation(以下YMCI)」をフィンランドに設立しました。併せて、2023年に出資したフィンランド・Skipperi(スキッペリ)のIT資産・知財権を買収し、当社に移転しました。

 Skipperiは、デジタルプラットフォームの開発力を強みとし、顧客に快適なマリン体験の場を提供するITスタートアップ企業です。サブスクリプション型ボートクラブをグローバルに展開し、デジタル技術によってボートクラブ運営業務の省力化を実現しています。
 今回の一連の施策は、獲得したデジタル技術・資産を生かし、さらなるコネクテッド技術の開発基盤構築を図るものです。そして、グローバルに拡大するシェアリング市場でのデジタルプラットフォームの拡販を目指します。

 当社は、「マリン版CASE戦略」を引き続き推進し、本年2月発表の新中期経営計画では、顧客体験価値を最大化する「統合ボートビジネス」へと進化を図ります。
 今後も、デジタル技術を駆使した付加価値の高いサービスや次世代製品の開発を通じ、多様化するライフスタイルに合わせたさらなる顧客価値の提供を目指します。
Skipperiが運営するボートの予約管理アプリ

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