本文へ進みます

レンタルボートの航行支援で日清紡と提携~航行支援アプリ「JM-Safety」で、つながる安心感を提供~

2024年3月19日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、「ヤマハマリンクラブ・シースタイル(Sea-Style)」において、レンタルボート利用者の安心感向上、管理マリーナの業務効率改善などを目的に、日清紡ホールディングス株式会社(以下、日清紡)と提携します。

 今回の両社の提携では、日清紡が開発した航行支援アプリ「JM-Safety(ジェイマリン・セーフティ)」(無料)を活用し、シースタイルの運営に合わせたシステムを構築します。レンタルボート利用者は、あらかじめ自身のスマートフォンに「JM-Safety」をインストールし、利用マリーナでアプリから二次元バーコードを読み取ることにより、利用海域の特徴や自船の位置情報などを画面上で確認できます。管理マリーナでは、所属するレンタル船の位置情報を陸上で把握することが出来るとともに、双方向のコミュニケーションが可能になります。これにより、マリーナでは、万一の緊急対応や帰港受け入れなどに対して、適時に準備することができ、業務効率の改善につながります。

 「JM-Safety」は、2024年5月より一部のシースタイル加盟マリーナにおいて運用を開始します。以降、全国各地に順次導入し、会員がより安心して、快適にボートが利用できる環境整備を目指します。
ヤマハマリンクラブ・シースタイル(イメージ)

【「JM-Safety」マリーナ向けサービスについて】
 「JM-Safety」は海難事故の撲滅を目的として日清紡が開発・運用する、スマートフォンを活用した航行支援アプリとWebアプリケーションを用いた航行管理ツールで構成される航行支援サービスです。
 今回、マリーナ施設運営の効率化と安全航行を支援するために「ジオフェンス機能」を強化しました。本機能ではマリーナが持つ管理ツールであらかじめエリア登録しておくと、「JM-Safety」の地図上にエリア固有の情報を表示させることが可能です。クルージングや釣りスポットなどの情報共有をはじめ、浅瀬や定置網など進入禁止エリアの設定もでき、万一、利用者の船が進入禁止エリアに侵入した場合、利用者とマリーナ双方にアラームが通知されます。また利用者が寄港する際にあらかじめ設定したラインを越えると自動でマリーナ側に通知され、効率よく帰港準備をすることができます。

【「JM-Safety」の利用イメージ】
■レンタルボート利用者側
手元のスマートフォンで海域の情報を確認することができる。

■管理マリーナ側
パソコン上で所属するレンタル艇の位置や状態をリアルタイムで確認することができる。

【ヤマハマリンクラブ・シースタイルについて】
 ヤマハマリンクラブ・シースタイルは、全国約140カ所のホームマリーナでボートや水上オートバイをレンタルすることができる会員制のマリンクラブです。ボート免許がなくても利用できるチャータープランなどメニューを充実させ、現在、会員数は約30,000名(2023年12月時点)となっています。
 当クラブでは、今回の「JM-Safety」サービスの構築・導入のほか、利用前の安全レクチャーの実施、ルールの周知などを各加盟店で実施、また、操船術が学べるマリン塾を開催するなど、会員が安心してボートを利用できる環境作りに努めています。
〈URL〉
https://sea-style.yamaha-motor.co.jp/new window
ページ
先頭へ