「ヤマハパフォーマンスダンパー」生産累計300万本を達成~変形や振動を穏やかに整え吸収する車両用車体制振装置~
2024年2月29日発表
ヤマハ発動機株式会社の車両用車体制振ダンパー「ヤマハパフォーマンスダンパー*」の2004年からの生産本数が、累計300万本を達成し、このたび緩衝機器等の生産子会社であるヤマハモーターハイドロリックシステム株式会社(本社:静岡県周智郡森町)の沼津第2工場にて記念式典を行いました。
「ヤマハパフォーマンスダンパー」は、乗用車および二輪車の主要部に搭載する車体制振ダンパーです。走行中の車体のごくわずかな変形や振動を穏やかに整え吸収するための装置で、さまざまなメーカーにおいて操縦安定性や快適性の向上に寄与しています。当社が2000年に考案後、2004年4月に量産品として初めて採用され、2016年11月の累計100万本、2020年1月の累計200万本を経て、累計300万本を達成しました。
「ヤマハパフォーマンスダンパー」は、2005年に一般財団法人機械振興協会が主催する「第3回新機械振興賞」にて機械振興協会会長賞に選ばれたほか、2006年には公益社団法人自動車技術会が主催する「第56回自動車技術会賞」にて技術開発賞、2008年には公益財団法人新技術開発財団(現・公益財団法人市村清新技術財団)が主催する「第40回市村産業賞」の貢献賞を受賞しています。
※「ヤマハパフォーマンスダンパー」商標登録第5434506号
累計300万本達成記念式典の様子
■「ヤマハパフォーマンスダンパー」の特徴
通常、乗用車および二輪車の車体は走行に伴い1mm以下のごくわずかな変形が生じています。弾性体である金属製の車体は変形に対する減衰性が低いため、外力による変形エネルギーはほぼそのまま蓄積・放出され、固有振動数で変形を繰り返そうとします。
ヤマハパフォーマンスダンパーは、車体への減衰要素の付加により、車体の変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散させるようにしています。これにより車体の過大な変形速度が抑制され、高い運動性と安定性を両立し、操縦安定性を向上させることはもちろんのこと、快適性の向上にも寄与します。
「ヤマハパフォーマンスダンパー」に関する詳細情報:https://www.yamaha-motor.co.jp/pd/
「ヤマハパフォーマンスダンパー」は、乗用車および二輪車の主要部に搭載する車体制振ダンパーです。走行中の車体のごくわずかな変形や振動を穏やかに整え吸収するための装置で、さまざまなメーカーにおいて操縦安定性や快適性の向上に寄与しています。当社が2000年に考案後、2004年4月に量産品として初めて採用され、2016年11月の累計100万本、2020年1月の累計200万本を経て、累計300万本を達成しました。
「ヤマハパフォーマンスダンパー」は、2005年に一般財団法人機械振興協会が主催する「第3回新機械振興賞」にて機械振興協会会長賞に選ばれたほか、2006年には公益社団法人自動車技術会が主催する「第56回自動車技術会賞」にて技術開発賞、2008年には公益財団法人新技術開発財団(現・公益財団法人市村清新技術財団)が主催する「第40回市村産業賞」の貢献賞を受賞しています。
※「ヤマハパフォーマンスダンパー」商標登録第5434506号
「ヤマハパフォーマンスダンパー」
累計300万本達成記念式典の様子
■「ヤマハパフォーマンスダンパー」の特徴
通常、乗用車および二輪車の車体は走行に伴い1mm以下のごくわずかな変形が生じています。弾性体である金属製の車体は変形に対する減衰性が低いため、外力による変形エネルギーはほぼそのまま蓄積・放出され、固有振動数で変形を繰り返そうとします。
ヤマハパフォーマンスダンパーは、車体への減衰要素の付加により、車体の変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散させるようにしています。これにより車体の過大な変形速度が抑制され、高い運動性と安定性を両立し、操縦安定性を向上させることはもちろんのこと、快適性の向上にも寄与します。
「ヤマハパフォーマンスダンパー」に関する詳細情報:https://www.yamaha-motor.co.jp/pd/