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プレジャーボート3モデルをマイナーチェンジして新発売〜より快適に、より楽しく。次世代ボート制御システム「HELM MASTER EX」を搭載〜

2022年8月1日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、次世代ボート制御システム「ヘルムマスターEX(HELM MASTER EX)」を採用し、マイナーチェンジした「SR330」「YFR-27HMEX」および「S-QUALO」のプレジャーボート3モデルを、2022年8月1日に発売します。
 
 新たに採用した「ヘルムマスターEX」は、ステアリングやシフト操作、スロットル開度など、船外機のコントロールをすべて電子的に制御する「ヘルムマスター」をさらに進化させた次世代のボート制御システムです。「ヘルムマスターEX」では、新機能として「オートパイロット」によるコース維持、方位維持などが可能となります(使用できる機能は艇種により異なります)。さらに、定点保持機能「セットポイント」に新たに「フィッシュポイント」と「ドリフトポイント」が加わり、船外機を自動制御してポイントを維持、または船首を特定の方位に維持することが可能になりました。
 
 今回の3モデルには、外観デザインを一新した新型V6/4.2リッターの船外機を搭載(300馬力/250馬力)。また、モデルに応じて内装のカラーリング、シートクッションの素材、ダッシュボードのデザインなどを変更しています。

「SR330」
「YFR-27HMEX」

「S-QUALO」
法定安全備品他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。

【ヘルムマスターEXの主な特徴】

「ヘルムマスターEX」は、画期的な操船制御システム「ヘルムマスター」の機能性、柔軟性、互換性をベースに拡張、構築した次世代のボート制御システムです。各種機能を組み合わせた複数のバリエーションから、使用目的やボート(船外機)のタイプに合わせ、システムを選択することができます。


■操船をサポートする「オートパイロット」
新機能のオートパイロットは、以下の4つのモードを備えています。
① 風や潮の流れの影響を自動的に調整しながらコースを保持する「コース維持モード」
② あらかじめ入力したポイントを経由しながら最終目的地までの航行をサポートする「トラックポイントモード」
③ 風や潮流の影響に対して、方位を維持する「方位維持モード」
④ ユーザーが設定した角度でのジグザク航行、円を描いた航行などを可能にする「パターン操船モード」
※オートパイロットは完全自動操船を行う装置ではありません。また、障害物や浅瀬を回避する機能はありません。操船者は常に操船可能な姿勢をとり、周囲の安全確認を行う必要があります。

■自船位置、船首を特定の方位に維持する「セットポイント」
① GPSと連動し、微速で前後進を調節しながら自船位置を保持する「フィッシュポイント」
② 自船位置を維持して艇の向きを固定し、風や潮流の流れに乗せることができる「ドリフトポイント」
これらの機能が加わり、ボートフィッシングにおける利便性を向上

■新デザイン・新ソフトウェアを搭載した「ジョイスティック」
スムーズで直感的な操作性でボートコントロールを実現。離着岸時や狭い港内での操船時に効果を発揮するほか、各種モードを継続しながら、オートパイロットの微調整、およびセットポイントでの位置調整を可能としています。

■電子キースイッチ(スマートキー)
キーレススタート&ストップが可能です。また、盗難抑止システムのオン/オフ装置としても使用できます。

■内蔵型電動ステアリングシステム
内蔵型電動ステアリング(ステアリングバイワイヤ:以下SBW)の搭載で、スムーズでスピーディなステアリングのフィーリングを提供。ステアリングポンプ、ホース、油圧ケーブルなどのリギング類を簡素化し、メンテナンス性を高めています。

【SR330の特長と主な変更点】

「SR330」は、ボリューム感とスポーティなイメージを併せ持つ流線型の外観デザイン、さらに定員の15名がデッキ上に集うことのできる、広く、開放的なシートレイアウトが特徴のオープンタイプのスポーツクルーザーです。大人2名が休むことのできる電動スライドベッドを採用したバース(寝台)や空調付きのトイレルーム、デッキにはオーディオ機器や冷蔵庫を標準装備するなど、快適で楽しいボートライフを提供。また、300馬力の船外機を2基掛けとし、卓越したスピード性能を発揮します。

・新型V6/4.2リッターエンジン、新デザイン/全体をホワイトカラーにした300馬力船外機「F300F」および「FL300F」の2基を搭載。SBWを採用し、「ヘルマスターEX」との組み合わせにより、スムーズなステアリング操作を実現します。
・「ヘルムマスターEX」は、SBW、オートパイロット、ジョイスティック、電子キースイッチ(スマートキー) を採用。特にクルージング時の操船を楽しく、快適にしています。
・内装カラーのオプションに新色を追加したほか、プロペラライトの位置、給油口、陸電用インレットの位置など、細部に変更を施しています。
・魚探/GPSなどの機能を持つ12インチのMFD(マルチファンクションディスプレイ)へ、タコメーターや燃料計などエンジン情報の表示が可能になりました。

【YFR-27HMEXの特長と主な変更点】

「YFR-27HMEX」は、ボートフィッシングに求められる釣り機能と走行性能を高次元で実現した27フィートのスタイリッシュなフィッシングボートです。スピードや安定性といった基本性能に加え、風流れ抑止性能、後進時の舵効き性能などを高次元で実現。また、ワイドなデッキ形状を持つスクエアバウや広いサイドウォーク幅の採用、トランサムデッキの設置等により、27フィートクラスとしては広々とした余裕の釣りスペースと、快適な居住空間を確保しています。

・新型V6/4.2リッターエンジン、新デザイン/全体をホワイトカラーにした250馬力船外機「F250N」を搭載。SBWによるスムーズなステアリング操作を実現します。
・「ヘルムマスターEX」を採用。メインコックピットでは、SBW、オートパイロットを、デッキ上のアフトステーションに電子キースイッチ(スマートキー) 、ジョイスティック、オートパイロットのパネルスイッチを設置しています。
※船外機1基掛けのためジョイスティックによる横移動はできません。
・魚探/GPSなどの機能を持つ7インチのMFD(マルチファンクションディスプレイ)へ、タコメーターや燃料計などエンジン情報の表示が可能になりました。
・アフトステーションにはエンジン情報を表示する5インチのカラー液晶ディスプレイを装備。
・ルームライト、トランサムレールを標準設定。

【S-QUALOの特長と主な変更点】

「S-QUALO」は、スピード・乗り心地・横安定性という、それぞれが相反する要素を、高次元でバランスさせたクルージングボートです。スクエアバウを採用したほか、躍動感のあるキャラクターラインを船側に刻むなど、存在感の際立つ立体的かつ斬新なフォルムが特長です。また、採光性に優れ、大人5名がゆったりとくつろぐことができるキャビンを備えています。

・新型V6/4.2リッターエンジン、新デザイン/全体をホワイトカラーにした300馬力船外機「F300G」を搭載しています。
・「ヘルムマスターEX」を採用。スマートキーとエルゴノミクスデザインを採用し、スピードコントロールやニュートラルホールド等の機能を備えた新型のリモコンレバーを装備しています。様々なエンジン情報を伝達する5インチカラー液晶ディスプレイ「CL5」を装備。
・内装は木目調のカラーリングを変更し、イメージを刷新しています。


【製品サイト情報】

・SR330
 https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/boat/sr330/new window
・YFR-27HMEX
 https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/boat/yfr-27hmex/new window
・S-QUALO
 https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/boat/s-qualo/new window


【SR330 / YFR-27HMEX / S-QUALOの主要諸元】



【SR330/YFR-27HMEX/S-QUALOヘルムマスターの機能】

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