ロードスポーツ「MT-10」「MT-10 SP」2022年モデル発売~操る悦びを体感できるサウンドデザインや高精度の電子制御を採用~
2022年7月22日発表
ヤマハ発動機株式会社は、"意のままに操れるストリート最強のスポーツ性能"と"多用途で楽しめる機能"を集約させたMTシリーズの最高峰モデル「MT-10 ABS」および上級モデルの「MT-10 SP ABS」をモデルチェンジし、2022年10月26日に発売します。
2022年モデルの「MT-10」は、"MT-king's Dignity"をコンセプトに開発しました。新たな特徴は、1)平成32年排出ガス規制適合化と出力アップ、2)αlive AD(アライヴ アコースティックデザイン)※1の技術を二輪車の開発に初めて応用し、操る悦びを体感できるサウンドデザイン、3)「IMU」(Inertial Measurement Unit)搭載による各種電子制御、4)次世代MTシリーズにふさわしい風格とシリアスなスタイリングなどです。
「MT-10 SP」は、スプールバルブ※2内蔵のオーリンズ製電子制御サスペンション、アンダーカウルなどを装備した上級モデルです。
※1 四輪車のパワートレインサウンド開発に用いられた、エンジン回転数や車速に合わせて電子音を合成再生するシステム
※2 オイル流路の切り替えをスムーズに行えるバルブ、二輪車世界初採用
2022年モデルの「MT-10」は、"MT-king's Dignity"をコンセプトに開発しました。新たな特徴は、1)平成32年排出ガス規制適合化と出力アップ、2)αlive AD(アライヴ アコースティックデザイン)※1の技術を二輪車の開発に初めて応用し、操る悦びを体感できるサウンドデザイン、3)「IMU」(Inertial Measurement Unit)搭載による各種電子制御、4)次世代MTシリーズにふさわしい風格とシリアスなスタイリングなどです。
「MT-10 SP」は、スプールバルブ※2内蔵のオーリンズ製電子制御サスペンション、アンダーカウルなどを装備した上級モデルです。
※1 四輪車のパワートレインサウンド開発に用いられた、エンジン回転数や車速に合わせて電子音を合成再生するシステム
※2 オイル流路の切り替えをスムーズに行えるバルブ、二輪車世界初採用
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
【MT-10 ABSの新たな特徴】
1)平成32年排出ガス規制適合化と出力アップ
クロスプレーン型クランクシャフトの水冷・直列4気筒・997㎤エンジンは、今回サイレンサーの通路径の最適化など吸排気系を見直し、平成32年排出ガス規制に適合すると同時に出力アップを図りました。また、FIセッティングの最適化によって、4,000~8,000r/min付近でリニアなトルク特性を実現しています。
2)操る悦びを体感できるサウンドデザイン
新たに3本の吸気ダクトを備えるエアクリーナーボックスを採用しました。断面積と長さの異なる各ダクトが生む吸気音を、各周波数帯で共鳴させ、かつそれぞれのダクトから出る音圧のバランスをチューニング。4,000~8,000r/minゾーンで官能的なサウンドを発生させ、加速時やコーナー立ち上がり時にトルク感に加え、サウンドでも走る悦びを伝えます。
今回のモデルでは初の試みとして四輪車のパワートレインサウンド開発に用いられたαlive AD※の技術を応用し、二輪車のサウンドデザインを進めました。
※ エンジン回転数や車速に合わせて電子音を合成再生するシステム https://global.yamaha-motor.com/jp/np/alive/
タンクカバー上面の左右には、音の響きを強調するアコースティック・アンプリファイア・グリルを設置。これにより、吸気ダクトからの音に加えて、吸気ダクト自体の振動である"ダクトの鳴り"をライダーに向けて発生。CP4(クロスプレーン・コンセプトの4気筒)エンジンならではの音質が強調され、最大トルクに向かって気持ち良く伸びて行くサウンドを奏でます。
3)「IMU」(Inertial Measurement Unit)搭載による各種電子制御
新たに6軸「IMU」を搭載しました。「IMU」の情報を車両側にフィードバックするECU(Engine control unit)には、シフトダウンにも対応するクイックシフターをはじめ、バンクの深さも反映するトラクションコントロールシステム、スライドコントロールシステム、リフトコントロールシステム、エンジンブレーキマネージメント、ブレーキコントロールを織り込んでいます。個々の制御は相互に連動してライダーの運転操作を支援、マシンのポテンシャルを効率よく引き出します。各システムは介入レベル調整可能、システムによってはON・OFFの切り替えが可能です。
さらにユーザーが最高速度を設定できるYVSL(Yamaha variable speed limiter)も採用。設定した車速を超過しないよう車速を制御し、ユーザーのアクセル操作の負担を軽減します。
4)次世代MTシリーズにふさわしい風格とシリアスなスタイリング
ヘッドランプまわりの意匠を刷新し、シンプルな外装としてコンポーネントそのものの迫力を際立たせることで、モーターサイクルの力強さと凄みを強調。MTシリーズの頂点としての威厳を追求しました。無駄を削り落とし、素材の良さを磨き上げて個性を際立たせています。
5)MTシリーズ最高峰にふさわしい機能・装備の充実
以下のような機能・装備を新たに採用しています。
・ 軽量かつ優れたアクセル操作感に貢献するAPSG(Accelerator Position Sensor Grip)
・リニアでダイレクトなフィーリングにより優れたコントロール性をもたらすブレンボ製・純ラジアルマスターシリンダー(フロント)
・専用開発のブリヂストン製S22タイヤ
・スタンダードモデルにもフルカラー4.2インチTFTメーターを搭載(従来はSPのみ)
・スタンダードモデルにもYRC(ヤマハ・ライド・コントロール)を搭載
(介入項目を組み合わせて走行モードを選択可能/従来はSPのみ)
・ハードなスポーツ走行からツーリング、市街地に至るまで、幅広いシーンに対応可能なオーリンズ製スプールバルブ内蔵の電子制御サスペンション(SPのみ/市販二輪車への搭載世界初※)
・タンク周りの張り出しを抑えホールド感、自由度向上に貢献する新作の樹脂タンクカバー
※ 2022年7月22日現在、当社調べ
【MT-10 ABSの新たな特徴】
1)平成32年排出ガス規制適合化と出力アップ
クロスプレーン型クランクシャフトの水冷・直列4気筒・997㎤エンジンは、今回サイレンサーの通路径の最適化など吸排気系を見直し、平成32年排出ガス規制に適合すると同時に出力アップを図りました。また、FIセッティングの最適化によって、4,000~8,000r/min付近でリニアなトルク特性を実現しています。
2)操る悦びを体感できるサウンドデザイン
新たに3本の吸気ダクトを備えるエアクリーナーボックスを採用しました。断面積と長さの異なる各ダクトが生む吸気音を、各周波数帯で共鳴させ、かつそれぞれのダクトから出る音圧のバランスをチューニング。4,000~8,000r/minゾーンで官能的なサウンドを発生させ、加速時やコーナー立ち上がり時にトルク感に加え、サウンドでも走る悦びを伝えます。
今回のモデルでは初の試みとして四輪車のパワートレインサウンド開発に用いられたαlive AD※の技術を応用し、二輪車のサウンドデザインを進めました。
※ エンジン回転数や車速に合わせて電子音を合成再生するシステム https://global.yamaha-motor.com/jp/np/alive/
タンクカバー上面の左右には、音の響きを強調するアコースティック・アンプリファイア・グリルを設置。これにより、吸気ダクトからの音に加えて、吸気ダクト自体の振動である"ダクトの鳴り"をライダーに向けて発生。CP4(クロスプレーン・コンセプトの4気筒)エンジンならではの音質が強調され、最大トルクに向かって気持ち良く伸びて行くサウンドを奏でます。
新たに6軸「IMU」を搭載しました。「IMU」の情報を車両側にフィードバックするECU(Engine control unit)には、シフトダウンにも対応するクイックシフターをはじめ、バンクの深さも反映するトラクションコントロールシステム、スライドコントロールシステム、リフトコントロールシステム、エンジンブレーキマネージメント、ブレーキコントロールを織り込んでいます。個々の制御は相互に連動してライダーの運転操作を支援、マシンのポテンシャルを効率よく引き出します。各システムは介入レベル調整可能、システムによってはON・OFFの切り替えが可能です。
さらにユーザーが最高速度を設定できるYVSL(Yamaha variable speed limiter)も採用。設定した車速を超過しないよう車速を制御し、ユーザーのアクセル操作の負担を軽減します。
4)次世代MTシリーズにふさわしい風格とシリアスなスタイリング
ヘッドランプまわりの意匠を刷新し、シンプルな外装としてコンポーネントそのものの迫力を際立たせることで、モーターサイクルの力強さと凄みを強調。MTシリーズの頂点としての威厳を追求しました。無駄を削り落とし、素材の良さを磨き上げて個性を際立たせています。
5)MTシリーズ最高峰にふさわしい機能・装備の充実
以下のような機能・装備を新たに採用しています。
・ 軽量かつ優れたアクセル操作感に貢献するAPSG(Accelerator Position Sensor Grip)
・リニアでダイレクトなフィーリングにより優れたコントロール性をもたらすブレンボ製・純ラジアルマスターシリンダー(フロント)
・専用開発のブリヂストン製S22タイヤ
・スタンダードモデルにもフルカラー4.2インチTFTメーターを搭載(従来はSPのみ)
・スタンダードモデルにもYRC(ヤマハ・ライド・コントロール)を搭載
(介入項目を組み合わせて走行モードを選択可能/従来はSPのみ)
・ハードなスポーツ走行からツーリング、市街地に至るまで、幅広いシーンに対応可能なオーリンズ製スプールバルブ内蔵の電子制御サスペンション(SPのみ/市販二輪車への搭載世界初※)
・タンク周りの張り出しを抑えホールド感、自由度向上に貢献する新作の樹脂タンクカバー
※ 2022年7月22日現在、当社調べ
ブレンボ製・純ラジアルマスターシリンダー
専用開発のS22タイヤ
フルカラー4.2インチTFTメーター
スプールバルブ内蔵電子制御サスペンション
専用開発のS22タイヤ
フルカラー4.2インチTFTメーター
スプールバルブ内蔵電子制御サスペンション
【カラーリング】
「MT-10 ABS」
グレー
「MT-10 ABS」
ブルー
「MT-10 ABS」
マットダークグレー
「MT-10 SP ABS」
シルバー
グレー
ブルー
マットダークグレー
シルバー
※1 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率です。
※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率です。
※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。