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中国における模倣品販売阻止について~模倣業者による表面実装機用フィーダー販売停止へ~

2022年7月19日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、中国における模倣品の拡散抑止のため、コンピュータソフトウェア著作権および特許権を根拠とする知的財産権侵害訴訟を提起していました。そしてこの提訴を受け、被告の深圳市東順貿易有限公司、深圳市東順電子有限公司、および深圳市東順貿易有限公司の法定代表者である王悦懐は、当社知的財産権の侵害を全面的に認め、模倣品の販売を停止しました。

 この訴訟は、被告が当社ロボティクス事業の表面実装機(マウンター)用フィーダー※1の模倣品を製造・販売する行為が、当社のコンピュータソフトウェア著作権および特許権の侵害行為に該当するものとして、その製造・販売等の差し止めおよび損害賠償等を求め、深圳市中級人民法院に提訴していたものです。被告は、侵害行為の停止に加え、損害賠償金の支払い、在庫の廃棄、謝罪広告掲載などの条件にも合意しています※2

 当社は、知的財産権を重要な経営資源と位置づけており、今後も、当社知的財産権の侵害行為に対しては、毅然とした姿勢で臨みます。

※1 フィーダー:マウンターで実装する電子部品が収納されているテープリールから、電子部品をマウンター側に供給するための装置
※2 これら合意条件の実施が確認され次第、本訴訟は取り下げを予定しております


○対象商品
  マウンター用SSフィーダー8mm、12/16mm
ご参考:当社「SSフィーダー」(左)と電子部品セットの様子(右)
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