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米国のスタートアップ企業「Siren Marine」へ出資 ~スマートボートテクノロジーでマリン業界にIoTの恩恵をもたらし“コネクテッドボート”を実現~

2021年3月22日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、このたび、スマートボートテクノロジーを用いてマリン業界に革新的なコネクテッドボートのソリューションを提供する米国企業「Siren Marine, Inc. (以下、Siren Marine)」に出資しました。

 Siren Marineは、ボーティングを楽しむお客様へ“安心感”を提供するために、スマートボートテクノロジーの活用を提案する企業です。バッテリー残量、ビルジ水※1の状況、陸上からの電力供給状況などボーティングには欠かせない情報を管理・モニターできるデバイスを販売しています。また、ボート位置情報のトラッキングを活かし、ボートへの不当な侵入や盗難からお客さまを守るサービスも提供しています。

 ※1 船底に溜まる不要な液体

 このたびのSiren Marine への出資は、CVC※2活動を行うグループ会社Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valleyの活動を通じて実現したもので、マリン業界でも注目されるIoT対応・コネクテッドボート対応に向けた技術開発を目的としています。

 ※2 CVC(Corporate Venture Capital)

 当社のマリン事業ではシステムサプライヤー戦略を掲げ、操船システムなどのボート周辺機器事業を拡大しています。今回の提携により、マリン領域におけるIoT対応、デジタルトランスフォーメーションの加速による付加価値の高いサービスや製品を通じ、マリン事業のビジョンである「信頼性と豊かなマリンライフ」の提供を目指します。


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EP-01

画像提供:Siren Marine
Siren Marineのロゴ(左) と 同社が提供するボート情報アプリ (右)

Siren Marine, Inc.の概要

代表者 CEO Jeffrey Poole
本社所在地 Newport, Rhode Island , United States of America
設立 2011年
事業内容 スマートボートテクノロジーを使った機器・センサー類の販売
URL https://sirenmarine.com/
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