電動パーソナルモビリティ「TRITOWN」がデザイン賞初受賞 〜国際的デザイン賞「German Design Award 2021」優秀賞を〜
2020年9月30日発表
ヤマハ発動機株式会社の電動パーソナルモビリティのコンセプトモデル「TRITOWN(トリタウン)」が、このたびドイツのデザイン賞である「German Design Award 2021」のエクセレントプロダクトデザイン部門で優秀賞にあたる「Winner」を受賞しました。「TRITOWN」のデザイン賞受賞は初めてのことです。
「TRITOWN」は、LMW(Leaning Multi Wheel)※機構を備えたフロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティ。ライダー自身のバランスコントロールによって姿勢制御を行うシンプルな機構で、ラストワンマイルの移動をワクワク楽しくします。人が乗ることで生まれるマシンとの美しい一体感がデザインの特徴です。自然界に存在する形や構造にインスパイアされた、Biomimicry(=生体模写)というデザインアプローチにより、よりコンパクトで軽く、かつ強度の高い車体を実現しました。バッテリーやコンポーネントも小さくスタイリッシュなパッケージにまとめています。
軽く小さな車体と簡単操作で幅広い人々の利用が可能なことから、国内のレジャー施設や公園等で有用性や集客性、商品性等を検証する実証実験を進めています。
「German Design Award」は、既に優れたデザインとして一定の評価を受けている世界各国の作品の中からドイツデザイン協議会が参加作品を推薦し、その推薦を受けて初めて応募できる国際的に権威のあるデザイン賞です。
[ヤマハ発動機デザインアワードサイト] https://global.yamaha-motor.com/jp/profile/design/awards/