本文へ進みます

海洋プラスチック調査への協力について

2019年12月11日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下 JAMSTEC)が実施する「海洋プラスチック汚染に関わる科学的調査」に調査協力パートナーとして参加します。

 この調査は、神奈川県セーリング連盟らが主催する「2019-2020日本—パラオ親善ヨットレース(2019年12月29日に横浜ベイブリッジをスタート)」において、レース参加艇及び伴走船(帆船「みらいへ」)によって海洋プラスチック汚染に関わる科学的調査を行うものです。当社は本調査の主旨に賛同し、実施費用を支援するとともに社員1名を派遣します。派遣される社員は、「みらいへ」に乗船するJAMSTECの研究者が専門的な調査に専念できるよう、主に調査の記録係として写真やデータを整理・管理するとともに、当該海域における海洋プラスチックの状況について情報発信を行います。

 当社は、2018年末に2030年を見据えた長期ビジョンを発表し、当社として取り組むべき重要な課題の1つに「環境・資源課題」を特定しました。主要事業のマリン事業においても、『マリン長期ビジョン』を策定し、「海の価値をさらに高める事業」とすることを目指しており、同調査はこの活動の一環となります。



pic
当社社員も乗船する伴走船 「みらいへ」

調査の概要

※JAMSTEC発表資料より引用
● 使用する船:帆船「みらいへ」 総トン数:230トン(国内)、全長・幅:52.16m×8.60m
● 2019年12月29日、横浜ベイブリッジをスタートし太平洋を南へ
南洋の楽園パラオまでの1,726マイル(3,197km)を走り抜く
● レースに伴走する帆船「みらいへ」及びレース参加艇にマイクロプラスチック採取装置を設置し、航海中に海水からマイクロプラスチックを採取
● JAMSTEC研究者が帆船「みらいへ」に乗船し、プランクトンネットによるプラスチック採取などいくつかの調査を実施
● 帆船「みらいへ」には、パラオ共和国の青少年などを含む一般市民も乗船する予定で、それらの乗船者には、調査の見学など海洋環境に関わる教育プログラムを実施。
● レース終了後は、JAMSTECにより、表彰式などで調査結果を速報で紹介するほか、様々な機会を活用して、本活動を周知。

協業各社・機構の紹介

協働機関(五十音順:2019年11月1日現在) ※JAMSTEC発表資料より引用
● 国立研究開発法人海洋研究開発機構:調査実施 http://www.jamstec.go.jp/j/
● 一般社団法人グローバル人材育成推進機構:調査機会提供(「みらいへ」運航)http://www.miraie.org/
● 株式会社商船三井:調査協力パートナー https://www.mol.co.jp/
● 日本パラオ親善ヨットレース実行委員会:調査機会提供 https://japan-palau-yachtrace.com/


[引用元]
・http://www.jamstec.go.jp/j/jamstec_news/20190730/

ページ
先頭へ