グローバルなコーポレートベンチャリング活動を加速 新事業創出のための自社ファンド設立について
2018年12月11日発表
ヤマハ発動機株式会社は、グローバルなコーポレートベンチャリング活動のさらなる強化を目的に、運用総額1億米ドル、運用期間10年の自社ファンド「Yamaha Motor Exploratory Fund, L.P.(ヤマハモーターエクスプロラトリーファンド)」を米国に設立しました。同ファンドの設立は当社のコーポレートベンチャリング活動への長期コミットメントを示すものです。
当社は、2015年設立の「Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley Inc.(YMVSV)」を通して、ベンチャー企業の探索活動を行ってきました。活動の成果として、移動体向けメッシュ型Wi-Fi通信サービスの提供や通信ハードウェアの開発・販売などを行うVeniam(米国)、ロボット工学とオートメーション化および解析技術をベースとした農業分野の自動化ソリューションを開発するRobotics Plus(ニュージーランド)など、合計9社のベンチャー企業に出資しました。このたび設立したファンドを通じて、グローバルに、アーリーステージのベンチャー企業への投資を加速していきます。
当社は長期ビジョンにおいて「ART for Human Possibilities」をキーワードに、当社がこれまで培ってきた技術と感性を、これまで以上に「人間に近づく」「人間の可能性を拡げる」ことに適用し、当社らしい取り組みによって社会の要請に応えたい、と考えております。同ファンドを通じて、革新的な技術やビジネスモデルを有するベンチャー企業への出資を促進し、当社の長期ビジョンの実現の一助とします。
「Yamaha Motor Exploratory Fund, L.P.」の概要
ファンド名称 | Yamaha Motor Exploratory Fund, L.P. |
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設立時期 | 2018年11月 |
運用総額 | 1億米ドル |
運用期間 | 10年間 |
投資対象 | 将来のパーソナルモビリティや都市交通分野、航空分野、または農業や医療分野における自動化技術分野等での革新的な技術やビジネスモデルを有するベンチャー企業 |