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2018年12月期 第3四半期の連結業績の概要について

2018年10月31日発表

第3四半期連結業績について

 ヤマハ発動機株式会社の当第3四半期連結累計期間の売上高は1兆2,620億円(前年同期比113億円・0.9%増加)、営業利益は1,155億円(同53億円・4.4%減少)、経常利益は1,134億円(同107億円・8.6%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は818億円(同74億円・8.3%減少)となりました。
 売上高は、マリン事業、特機事業、新興国二輪車事業の販売好調により、増加しました。
 営業利益は、先進国二輪車事業の減益ならびに、為替影響、原材料影響などで減益となりました。
 なお、当第3四半期連結累計期間の為替換算レートは米ドル110円(前年同期比2円の円高)、ユーロ131円(同6円の円安)でした。

セグメント別の業績について

二輪車

 売上高7,703億円(前年同期比118億円・1.5%減少)、営業利益453億円(同91億円・16.7%減少)となりました。
 新興国では、インドネシアやフィリピンなどにおける販売台数の増加や商品ミックスの改善などにより、増収・増益となりました。先進国では、販売台数の減少により、減収・減益となりました。


マリン

 売上高2,683億円(前年同期比174億円・6.9%増加)、営業利益531億円(同45億円・9.2%増加)となりました。
 船外機の増産効果が出始めたことや、ウォータービークルおよびスポーツボートの販売好調により、増収・増益となりました。


特機

 売上高1,121億円(前年同期比56億円・5.3%増加)、営業利益8億円(同5億円・37.9%減少)となりました。
 ゴルフカーや汎用エンジンの販売好調で増収となりましたが、スノーモビルの販売台数減少により減益となりました。


産業用機械・ロボット

 売上高518億円(前年同期比23億円・4.6%増加)、営業利益127億円(同12億円・10.2%増加)となりました。
 車載向けのサーフェスマウンターの販売好調により、増収・増益となりました。


その他

 売上高596億円(前年同期比23億円・3.7%減少)、営業利益35億円(同14億円・28.2%減少)となりました。
 電動アシスト自転車の日本での販売台数の減少や商品ミックスの悪化により、減収・減益となりました。


連結業績の見通しについて

 2018年12月期の通期連結業績予想につきましては、売上高は先進国二輪車事業の販売台数の減少により、営業利益は先進国二輪車事業の減益ならびに、新興国通貨安の影響、原材料高などにより当初予想を下回る見通しです。また、新興国通貨安による為替差損により、経常利益も当初予想を下回る見通しです。


売上高 1兆6,500億円
(当初予想比 500億円・2.9%減少)
(前期比 201億円・1.2%減少)
営業利益 1,430億円
(当初予想比  70億円・4.7%減少)
(前期比  68億円・4.5%減少)
経常利益 1,400億円
(当初予想比 150億円・9.7%減少)
(前期比 148億円・9.6%減少)
親会社株主に帰属する当期純利益 950億円
(当初予想比  80億円・7.8%減少)
(前期比  66億円・6.5%減少)

(注)当初予想比は、2018年2月13日に公表した業績予想に対する増減です。

  

為替レート前提


前期実績
(2017年12月期)

当初予想

今回修正予想

(米ドル・ユーロ)

112・127

105・130

(第4四半期)110・130
(年間)110・131

(インドネシアルピア・ブラジルレアル対ドル)

13,400・3.2

13,300・3.3

(第4四半期)15,200・3.7
(年間)14,300・3.7

利益配分に関する基本方針および当期の配当

 当社は、株主の皆様の利益向上を重要な経営課題と位置付け、企業価値の向上に努めております。
 配当につきましては、「安定的財務基盤を維持・強化し、新しい成長投資・株主還元を増やす」ことを主眼に、親会社株主に帰属する当期純利益の30%を配当性向の目安としております。
 当期の配当につきましては、2018年12月期通期連結業績予想は変更いたしますが、年間配当予想は当初予想の1株当たり90円を維持し、期末配当は1株あたり45円とさせていただく予定です。


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