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ロボット搬送によるフルデジタルな生産設備の提案 世界最大級の産業技術展「HANNOVER MESSE 2018」に初出展

2018年4月5日発表

 ヤマハ発動機株式会社は、“ロボット搬送でフルデジタル生産へ”をブーステーマに、2018年4月23日(月)~27日(金)に、ドイツ・ハノーバーで開催される、B to B産業技術の展示会「HANNOVER MESSE 2018(ハノーバーメッセ)」に初めて出展し、搬送工程を含めたフルデジタルな生産ライン全体の構築を提案します。 

 「HANNOVER MESSE」は、最新の産業技術・製品が一堂に会する世界最大級の産業見本市です(2017年実績 出展社数・約5,000社、来場者数・約220,000人)。今回ヤマハブースでは、統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」とスカラロボット「YK400XR」の動作デモンストレーションを行い、ヤマハロボット技術の高速性・精緻さを広く欧州市場に訴求します。

ヤマハブースイメージ
HANNOVER MESSE 2018概要
http://www.hannovermesse.de/home

会期 2018年4月23日~27日
 
会場 ハノーバー国際見本市会場(ドイツ)  
出展社数 約5,000社  
来場者数 約220,000人 ※前回2017年実績


ヤマハ出展概要
出展小間 Hall17, B06

内容 ◎展示&デモンストレーション
「Advanced Robotics Automation Platform」
「YK400XR」
 



■ヤマハ発動機:出展モデルについて


「Advanced Robotics Automation Platform」

 IoT/Industrie4.0がうたわれ、より高い生産性を求められる中で、複雑高度化する生産設備を短期間かつ、低コストで自動化できる新しい統合制御型ロボットシステムです。生産設備に必要な複数のロボットやその他周辺機器を1台のコントローラで統合制御、設備のフルデジタル化により無価値時間を削減します

ARAP製品サイト:https://www.yamaha-motor.co.jp/robot/platform/

説明動画:https://youtu.be/r_x_WSFj4rc



「YK400XR」

 高品質、高機能でありながら優れたコストパフォーマンスを誇るスカラロボットです。当社のスカラロボットは、圧倒的な高剛性・高速性・高精度を実現し、精密組み立てが要求される電気・電子部品や小型精密機械部品の生産設備を始め、自動車の大型部品組み立ての移載・搬送など、幅広い工程に活用されています。

YK400XR製品サイト:https://www.yamaha-motor.co.jp/robot/lineup/ykxg/

用途:https://www.yamaha-motor.co.jp/robot/lineup/application/ykxg/

特徴紹介:https://www.yamaha-motor.co.jp/robot/lineup/ykxg/yk400xr/

動作の紹介動画:https://youtu.be/5b7JbiONZvY




■産業用ロボットの市場概況

 世界のロボット市場は、中国や新興国等での賃金上昇、品質向上ニーズの高まり、日本・欧州等での労働力人口減少を背景に伸長傾向が続いています。2017年から2024年までの間、金額ベースで年平均4.2%、台数ベースで同10.2%伸長(いずれも予測)と、市場の拡大は今後も続いていくと見込まれています。 




■ヤマハ発動機・産業用ロボットの歴史

1974年 : 自社の二輪生産の合理化や加工精度の向上として、産業用ロボットの研究・開発に着手
1976年 : スカラロボットを自社の二輪車の生産ラインに投入
1981年 : 産業用ロボットの事業化。社外販売を開始
1984年 : IM事業部設立(ヤマハ発動機浜北工場)/海外にスカラロボットの販売開始
1991年 : IM技術センター竣工(静岡県浜松市早出町)
2006年 : IM技術センターおよび工場を増床
2013年 : 中国(蘇州)に販売会社設立
リニアコンベアモジュール LCM100発売
2016年 : 統合制御コントローラ(PLC)「Advanced Robotics Automation Platform」発売
2017年 : 新ロボティクス事業所の操業開始

 産業用ロボットからコントローラまで、生産現場の自動化を力強くバックアップする製品をバリエーション豊富にラインナップする強みを活かし、複雑・多様・高速化する生産現場の効率化・品質向上を追求しています。

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