カジュアル&スタイリッシュデザインの20型コンパクトモデル 電動アシスト自転車「PAS CITY-C」「PAS CITY-X」を発売 新開発の液晶5ファンクションメーターと12.3Ah大容量バッテリーを搭載
2017年3月3日発表
ヤマハ発動機株式会社は、軽量コンパクトな電動アシスト自転車PAS(パス)2017年モデル2機種を、2017年4月17日より発売します。
「PAS CITY-C(パス シティ シー)」は、乗り降りしやすくおしゃれなデザイン、「PAS CITY-X(パス シティ エックス)」は、カジュアルスポーティなデザイン性と走行性能を両立した20型小径モデルです。軽量で取り回しのしやすいアルミ製フレームに、軽量・コンパクト・高性能のドライブユニットを搭載し、扱いやすさとパワフルで軽やかな乗り心地を両立させています。
2017年モデルは、従来から好評のトリプルセンサーシステム、オートライト、短時間で充電が可能な充電器などの特徴はそのままに、さらに便利で使いやすい機能を追加しました。
2017年モデルの特長
1) 使いやすさと見やすさにこだわり新開発した「液晶5ファンクションメーター」を搭載
昼夜を問わず見やすい大きな液晶ディスプレイを採用
便利な時刻表示を追加
走行中の電源ボタン誤操作によるアシスト機能オフを防ぐ電源ロック機能を追加
2) バッテリーケースの大きさはそのままに、8.7Ahから12.3Ahに約40%容量アップした新開発のリチウムイオンバッテリーを採用
名称 | 発売日 | メーカー希望小売価格 | 販売計画 |
---|---|---|---|
PAS CITY-C
カラー4色(新色1、継続3) |
2017年4月17日 | 116,640円
(本体108,000円+消費税8,640円) |
10,000台
(年間/国内) |
PAS CITY-X
カラー4色(新色2、継続2) |
120,960円
(本体112,000円+消費税8,960円) |
メーカー希望小売価格には本体価格「バッテリーと専用充電器を含む車両価格」及び消費税(8%)が含まれています。
製品の概要
近年では、環境・健康に対する意識の高まりやライフスタイルの変化に伴い、幅広い世代に電動アシスト自転車の普及が拡大しており、「PAS」シリーズは、多様化する電動アシスト自転車へのニーズに対応するため、充実したバリエーションで展開しています。
「PAS CITY-C」「PAS CITY-X」は、軽量・コンパクトで取り扱いのしやすい車体や、男女を問わず使いやすいスタイリッシュなデザインが特徴の20型モデルです。都市部での利用に便利なファッショナブルモデルとして、街乗りから通勤利用まで、幅広い層のお客様に支持をいただいております。
2017年モデルは、お客さまからの要望の多かったスイッチ部分の時刻表示機能など便利な機能を新採用したほか、新開発の12.3Ah大容量バッテリーを搭載し、アシスト走行距離が伸長しました。
2017年モデルの特長
1) 新開発の「液晶5ファンクションメーター」
スイッチの大きさはそのままに、新デザインにリニューアルし、大きくて見やすい液晶ディスプレイを採用しました。
便利な時刻表示を新たに追加するなど、表示機能を充実させたほか、走行中の電源ボタン誤操作によるアシスト機能オフを防ぐ電源ロック機能を新たに追加しました。
2) 容積はそのままに、大容量化した新開発のリチウムイオンバッテリー
バッテリーケースの大きさはそのままに、8.7Ahから12.3Ahに大容量化した新開発のリチウムイオンバッテリーを採用し、走行距離が伸長しました。
「PAS」シリーズは、全モデルにスピーディーな充電が可能な充電器が付属しており、前日の充電忘れや急な外出時の補充電にも対応できます。12.3Ahリチウムイオンバッテリーの場合、約3.5時間で充電が可能です。
なお、2017年「PAS」シリーズに搭載の12.3Ah、15.4Ahバッテリーは、従来の「PAS」6.2Ah、8.7Ah、12.8Ahバッテリーと互換性があります。(PAS SION-U、PAS SION-Vは、12.8Ah・15.4Ahリチウムイオンバッテリーとの互換性はありません。)
主要諸元
PAS CITY-C 20型 |
PAS CITY-X 20型 |
||
---|---|---|---|
全長 | 1,540mm | 1,585mm | |
全幅 | 585mm | 520mm | |
サドル高 | 710~860mm | 795~925mm | |
タイヤサイズ:前後 | 20×1.75HE | 20×1 3/8WO | |
適応身長の目安 | 139cm以上 | 153cm以上 | |
車両重量 | 21.3kg | 21.0kg | |
補助速度範囲 | 比例補助 | 0km/h以上10km/h未満 | |
逓減補助 | 10km/h以上24km/h未満 | ||
一充電あたり の走行距離 ※1 (標準パターン) |
強モード | 48km | 51km |
標準モード | 61km | 65km | |
オートエコ モードプラス |
83km | 83km | |
アシストレベル | ★★★ | ||
電動機形式(定格出力) | ブラシレスDCモーター(240W) | ||
変速方式 | リヤハブ内装3段 | ||
バッテリー | リチウムイオン電池 | ||
電圧 / 容量※2 / 充電時間 | 25.5V / 12.3Ah / 約3.5時間 | ||
照明装置 | 砲弾型ホワイトLEDバッテリーランプ(1W) | ||
盗難抑止装置 | ディンプルキー | ||
カラー | 新色 | マットカカオ | メタル ジュエルレッド |
継続 | レッド モダンブルー クリスタルホワイト |
クリスタルホワイト マットグラファイト |
- ※1
- 一充電あたりの走行距離は、2010年3月改正の自転車協会電動アシスト自転車安全基準に規定された「標準パターン」をバッテリー満充電からアシスト停止まで走行したときの走行距離の当社測定値。「標準パターン」の測定条件は以下の通り。
バッテリー新品、常温15~25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量) 65kg、平滑乾燥路面、無風、無点灯状態で、平坦路(1km)、勾配4度の上り坂(1km)、平坦路(1km)、勾配4度の下り坂(1km)を含む全長4kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速ギア・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行し、1kmごとに一旦停止。
- ※2
- 容量は、Typ.容量(代表容量)として、当社が従来より使用している方法で測定したバッテリー容量であり、標準パターンで走行した場合に使用できるバッテリー容量の平均値。JIS C 8711によるとTyp.容量12.3Ahのバッテリーは定格容量12.0Ahとなる。