電動アシスト自転車「PAS」幼児2人同乗基準適合車 「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」を新発売 20型小径タイプのファミリーモデルをフルモデルチェンジ
2016年11月8日発表
ヤマハ発動機株式会社は、幼児2人同乗基準に適合した20型小径タイプの電動アシスト自転車「PAS Kiss mini un（パス キッス ミニ アン）」「PAS Babby un（パス バビー アン）」の2機種を、2017年1月27日より順次発売します。
「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」は、お客様の声を反映し、デザインや機能をゼロから企画・開発したニュータイプのファミリーモデルです。ヤマハオリジナルの新デザインアルミフレームに、親子にやさしい新開発の機能を満載するとともに、アシスト設定の見直しにより、さらにパワフルで軽やかな乗り心地を実現しています。
取り扱いのしやすさや便利さはもちろん、スタイリッシュなデザインやカラーバリエーションにもこだわった「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」は、パパ・ママとお子様の楽しい生活を応援します。
「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」の主な特長
- 1) ワイヤー内蔵型のスタイリッシュなオリジナルデザインアルミフレームを採用
- 2) 扱いやすさを重視したコンパクトな車体設計と車両重量の軽量化
（従来モデルと比較して「PAS Kiss mini un」は2.8kg、「PAS Babby un」は2.7kg軽量化） - 3) アシスト設定の見直しにより、「PAS」シリーズアシストレベル最高の★★★★★★を実現
- 4) 豊富なカラーバリエーションと、各カラーに合わせた新デザインのグラフィック
- 5) 使いやすく見やすい、スタイリッシュデザインの「液晶5ファンクションメーター」を搭載
・昼夜を問わず見やすい大きな液晶ディスプレイと、時刻表示などの便利な表示メニュー
・走行中の電源ボタン誤操作によるアシスト機能オフを防ぐ電源ロック機能 - 6) 「PAS Kiss mini un」は、お子さまの乗せ降ろしがしやすくなった新チャイルドシート「Cocoon Room
（コクーンルーム）」を搭載。 - 7) バッテリーケースの大きさはそのままに、8.7Ahから12.3Ahに約40％大容量化した新開発のリチ
ウムイオンバッテリーを採用
（マットソリッドグレー）
（パウダーブルー）
| 名称 | 発売日 | メーカー希望小売価格 | 販売計画 |
|---|---|---|---|
| PAS Kiss mini un
カラー7色 |
2017年3月1日 | 151,200円
（本体140,000円＋消費税11,200円） |
合計
65,000台※2 （年間／国内） |
| PAS Babby un
リヤチャイルドシート標準装備モデル |
2017年1月27日※1 | 144,720円
（本体134,000円＋消費税10,720円） |
メーカー希望小売価格には本体価格「バッテリーと専用充電器を含む車両価格」及び消費税（8％）が含まれています。
※1一部カラーは、3月30日発売予定 ※2小径ファミリーモデル合計の台数
市場背景と製品の概要
1993年に世界で初めて電動アシスト自転車PASを開発・発売して以来、ヤマハ発動機株式会社では“人間感覚を最優先する”という開発当初の理念を受け継ぎながら、PASユニットの小型軽量化やバッテリー性能の向上など、商品の熟成を重ねてきました。
PASシリーズは、多様化する電動アシスト自転車へのニーズに対応するため、充実したバリエーションで展開しています。近年では、育児に積極的に参加する男性の増加などもあり、幼児2人同乗基準適合モデルの需要が高まっており、中でもお子様の乗せ降ろしがしやすく、パパもママも使いやすいおしゃれな20型小径タイプが人気を得ています。
今回発売する「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」は、ファミリーモデルを商品企画初期段階からすべて見直し、新たに開発したことから、フランス語で“1”を意味する“un（アン）”と名づけました。20型小径ファミリーモデルの安心・快適・便利な特長に更に磨きをかけ、お客様の声に応えてアシストパワーアップ（最高アシストレベル）や電源ロック機能付きの液晶5ファンクションメーターなど、子育てファミリーにやさしい新開発の機能を搭載した、新しいタイプのファミリーモデルです。
「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」の主な特長
ワイヤー内蔵型のスタイリッシュなオリジナルデザインフレーム
「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」ともに、ワイヤー内蔵型ですっきりした新デザインの軽量アルミフレームを採用し、軽やかな走り心地と取り扱いのしやすさを向上させています。
各モデルとも、車体カラーに合わせて2パターンのグラフィックを展開。水転写グラフィックならではの、なめらかで美しい見た目に仕上げています。
コンパクトで扱いやすい車体設計
「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」ともに、従来モデルより全長を短くしたほか、手を添えやすいガードつきサドルや軽い力で操作できる「らくらく幅広かるっこスタンド」を装備し、駐輪場での取り回しやスタンドがけがしやすくなりました。
また、スタンドをかけると同時にハンドルロックがかかるスタンド連動式ハンドルストッパーを搭載し、実用性を高めました。
アシスト設定の見直しにより、「PAS」シリーズアシストレベル最高の★★★★★★を実現
「PAS Kiss mini un」「PAS Babby un」ともに、アシスト設定を見直し、車両重量の軽量化とあわせて、さらにパワフルで軽やかな乗り心地を実現しています。
坂道やお子さま2人同乗時など、強力なアシストが必要なシーンで、よりパワフルで快適なアシスト走行を可能にします。
新開発のスタイリッシュデザイン「液晶5ファンクションメーター」
新デザインのメーターには、大きくて見やすい液晶ディスプレイを採用しました。
便利な時刻表示を新たに追加するなど、表示機能を充実させたほか、お子様のいたずらや、ボタンの押し間違いなど、走行中の電源ボタン誤操作によるアシスト機能オフを防ぐ電源ロック機能を新たに追加しました。
お子様の乗せ降ろしのしやすさ・ホールド感を第一に考えた新開発のチャイルドシート
「Cocoon Room（コクーンルーム）」
「PAS Kiss mini un」には、パパ・ママ・お子様の安心・快適・便利さにこだわった新開発のチャイルドシート「コクーンルーム」を新たに採用しました。
「繭（まゆ）」を意味する「コクーン」の名を冠したチャイルドシートは、お子様の足先まで包み込む安心感のあるシェル形状で、お子様の成長に合わせて調整可能なヘッドレストやソフトな座り心地のサポートクッション、しっかりとお子様をホールドする5点式シートベルトなどを装備しています。また、上下スライド形式のフロントガードは、お子様を抱いている時でも片手で操作ができ、大きく下げることで、従来よりも低い位置でお子様の乗せ降ろしをすることができます。
■乗せ降ろしのしやすいシェル形状のチャイルドシート
（正面）
（正面）
（横）
■片手で操作できるダブルロック付きフロントガードを採用
■安心・快適・便利な機能
シートベルト
サポートクッション
配慮した内部設計
主要諸元
| PAS Kiss mini un 20型 |
PAS Babby un リヤチャイルドシート標準装備モデル 20型 |
||
|---|---|---|---|
|
|
||
| 全長 | 1,720mm | ||
| 全幅 | 580mm | ||
| サドル高 | 730～865mm | ||
| タイヤサイズ：前後 | 20×2.125HE | ||
| 適応身長の目安
カッコ内は幼児2人同乗時 |
142cm以上 （146cm以上） |
142cm以上 （146cm以上） |
|
| 車両重量 | 30.3kg | 30.7kg | |
| 補助速度範囲 | 比例補助 | 0km/h以上10km/h未満 | |
| 逓減補助 | 10km/h以上24km/h未満 | ||
| 一充電あたり
の走行距離※1 (標準パターン) |
強モード | 40km | 40km |
| 標準モード | 49km | 50km | |
| オートエコモードプラス | 60km | 58km | |
| アシストレベル | ★★★★★★ | ||
| 電動機形式（定格出力） | ブラシレスDCモーター（240W） | ||
| 変速方式 | リヤハブ内装3段 | ||
| バッテリー | リチウムイオン電池 | ||
| 電圧 / 容量※2 / 充電時間 | 25.5V / 12.3Ah / 約3.5時間 | ||
| 照明装置 | 小型砲弾型ホワイトLEDバッテリーランプ（2W） | ||
| 盗難抑止装置 | ディンプルキー | ||
| カラー | マットソリッドグレー
マットダークグリーン ピュアパールホワイト ビビッドレッド ブラックメタリック ダークメタリックブラウン マットダークブルー |
ダークメタリックブルー※3
ダークメタリックレッド※3 パウダーブルー パウダーベージュ パウダーピンク マットブラック2 ビビッドレッド マットホワイト |
|
- ※1
- 一充電あたりの走行距離は、2010年3月改正の自転車協会電動アシスト自転車安全基準に規定された「標準パターン」をバッテリー満充電からアシスト停止まで走行したときの走行距離の当社測定値。「標準パターン」の測定条件は以下の通り。
バッテリー新品、常温15～25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量) 65kg、平滑乾燥路面、無風、無点灯状態で、平坦路（1km）、勾配4度の上り坂（1km）、平坦路（1km）、勾配4度の下り坂(1km)を含む全長4kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・3」15km/h、上り坂「2」10km/h、下り坂「3」20km/hで走行し、1kmごとに一旦停止。
- ※2
- 容量は、Typ.容量(代表容量)として、当社が従来より使用している方法で測定したバッテリー容量であり、標準パターンで走行した場合に使用できるバッテリー容量の平均値。JIS C 8711によるとTyp.容量12.3Ahのバッテリーは定格容量12.0Ahとなる。
- ※3
- 2017年3月31日発売予定
