マリンジェット発売30周年を記念したハイパフォーマンス・モデル 「MJ-FZR SVHO」 新発売
2016年3月3日発表
ヤマハ発動機株式会社は、「MJ-FZR SVHO」を2016年4月1日より発売します。
「MJ-FZR SVHO」は、北米市場の人気モデルのひとつで、マリンジェット発売30周年記念モデルとして6年ぶりに国内導入をする、2シーター(2人乗り)のハイパフォーマンス・スポーツモデルです。
当社の独自技術である超軽量素材「NanoXcel2(ナノエクセル2)」を採用した高性能艇体に、排気量1,812cm3、最新のスーパーチャージャー付きエンジンを搭載するなど、加速性能と旋回性能をさらに高め、走ることの楽しさ、操ることの楽しさを追求しています。
また、ライディングポーズによってステアリングの高さを調整できる「テレスコピック・ステアリング」、走行や旋回、海面の状況に応じてノズル角度をシフト操作でコントロールできる「ヤマハQ.S.T.S.(クイック・シフト・トリム・システム)」や、エンジンの最高回転数を通常時の約60%に抑える「L-モード」などを装備し、快適な走行と使用環境を提供します。
名称 | 発売日 | メーカー希望小売価格 | 販売計画 |
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MJ-FZR SVHO | 2016年4月1日 | 2,160,600円 (消費税抜き) (本体 2,100,000円+法定安全備品類他価格60,600円) |
60台 |
法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。
主な特長
艇体の軽量化と高出力エンジンの搭載
独自開発した超軽量新素材「NanoXcel2(ナノエクセル2)」を採用し、燃料の消費削減や動力性能の向上を実現しました。さらに1.8リットルのスーパー・ボルテックス・ハイアウトプットエンジン(SVHOエンジン)を採用することにより、スピード性能・加速性能などのパフォーマンスをさらに向上させました。
旋回性能とコントロール性能を両立
船底部に丸みを持たせたラウンドキール形状を採用することで、旋回時のグリップ力とスライド感を高次元でバランスさせ、操縦者の意志を忠実に反映するコントロール性能を実現しています。また、バウ(船首部)にボリュームを持たせた独特のフォルムは、素直なハンドリング性能や軽快な運動性能を引き出します。
快適なユーザビリティ
海面の状況に合わせた走行姿勢に合わせ、50mm刻みで3段階にステアリングの高さを調整することのできる「テレスコピック・ステアリング」を採用しています。
視認性に優れ、スポーツマインドあふれる2連アナログメーターの採用と、ヤマハセキュリティシステム、最高回転数を低く設定することができるL-モードに加え、80リットルの大容量ストレージ、スクリューキャップ付きの防水物入れ、ドリンクホルダー付きの大型グローブボックスなど、ユーティリティに優れた装備も充実しています。
主要諸元
仕様 | MJ-FZR SVHO |
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全長 | 3.37 m |
全幅 | 1.23 m |
全高 | 1.16 m |
完成質量 | 359 kg |
定員 | 2名 |
エンジンタイプ | 4ストローク / 4気筒 4バルブ |
呼称最大馬力 | 183.9 kW (250ps) |
燃料タンク容量 | 70 L (無鉛プレミアムガソリン) |
航行区域 | 日本小型船舶検査機構が定める航行区域 |