快適なキャビンを備えたマルチパーパスなプレジャーボート 「FR-29」 新発売
2016年1月15日発表
ヤマハ発動機株式会社は、快適なキャビンと優れた走行性能、マルチパーパスな機能性を併せ持つプレジャーボート「FR-29」を2016年3月3日より発売します。
「FRシリーズ」に新たに加わる「FR-29」は、ネオ・クラシックな外観デザインを特徴とする29フィートのニューモデルです。V型船型のハルにインボードディーゼルを搭載し、外洋での航走性能を発揮するとともに、快適な居住性を備え、本格的なボートフィッシングはもちろんファミリーレジャーユースにも対応します。
特にキャビンはテーブルやロッカーに木目調の素材を使用するなど上質なくつろぎの空間を演出、ギャレーカウンターも標準装備しています。
名称 | 発売日 | メーカー希望小売価格 | 販売計画 |
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FR-29 | 2016年3月3日 | 16,151,660円 (消費税抜き) (本体 15,780,000円+法定安全備品類他価格371,660円) |
18隻 (初年度) |
法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。
開発背景
ヤマハでは「FR-32」で特徴的なネオクラシックデザインを採用して以来、同様のデザインコンセプトのもと「FR-23」、「FR-20」を発売してきました。「FR-29」はFRシリーズの中核モデルとして、好調を堅持する中・小型ボート市場に投入するものです。
ファミリーレジャーユースを念頭に、特にキャビンを充実させるとともに、当社の29フィートのフィッシングボートに匹敵する外洋航走性能と釣り機能性を併せ持ち、ベテランのボートフィッシングファンのニーズにも応える仕様となっています。
主な特長
FRシリーズ特有のネオクラシックデザイン
シャープな直線と流れるような曲線を組み合わせたネオクラシックデザインを採用し、新しさの中にトラディショナルな重厚感を醸し出します。
快適なキャビン空間を創出
広々としたキャビンは、ロッカーなど一部に木目調素材を使用するなど落ち着いた空間を演出。また、バウバースクッションやギャレーカウンターを標準装備するなど居住性を高めています。
ドライバーズシート前面のダッシュボードのほか、フロントウインドー上部にコンソールパネルを設置、多様な計器をスマートに設置できます。
優れた走行性能と機能性
V型のハルに独自のコーススタビライズドキールを採用。乗り心地、保針性、安定性、スピード性能をバランス良く高めています。
最適な深さのキールにより、多様なフィッシングスタイルに対応する、優れた風流れ抑止性能を実現しています。
トランサムゲートを標準装備するなど利便性を高めています。また、バウスラスターの装備を可能とし(工場オプション)、スムーズな離着岸など狭いエリアでの操船性を高めます。
側面図、デッキレイアウト図
主要諸元
仕様 | FR-29 |
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全長 | 9.56 m |
全幅 | 3.00 m |
全深さ | 1.78 m |
船体質量 | 2,578 kg |
完成質量 | 3,234 kg |
定員 | 9名 |
搭載エンジン | D6-330 |
最大保証馬力 | 243 kW (330ps) |
燃料タンク容量 | 300 L |
航行区域 | 限定沿海 |