フィッシングにも対応したスポーツボートのニューモデル　「190 FSH SPORT」 を発売

2015年11月25日発表

　ヤマハ発動機株式会社は、ジェット推進器を搭載したスポーツボートのニューモデル「190 FSH SPORT」を開発し、2015年11月25日より発売します。
　「190 FSH SPORT」は、軽快な走行性能と後部デッキの親水性、クルージングやトーイングプレイなどが楽しめる従来のスポーツボートの特長をそのままに、ボートフィッシングを楽しむことのできる新たな機能を併せ持つスポーツボートです。デッキにはT-トップ付きのセンターコンソールを設置。家族で自由に遊べるウォークアラウンドタイプのレイアウトを採用しました。バウデッキやサイドデッキに釣りに便利なスペースを確保したほか、ライブウェル（イケス）も装備。また、通常のプロペラ仕様のボートでは困難な浅瀬での釣りにも対応します。
　スポーツボートは北米を中心に人気の高い製品で、近年は日本でも需要が伸長しています。2016年のラインアップにおいては、すでに上位モデル「242 LIMITED S」および「AR240 HO」、エントリーモデルの「AR190」、「AR192」においてマイナーチェンジを行い、10月より発売中です。

法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。

スポーツボート2016年モデルの主な特長

190 FSH SPORT （ニューモデル）

　軽快な走行性能、トーイングプレイやクルージングの機能に加え、フィッシングもできる機能を併せ持つスポーツボートです。操船性に優れ、エントリーモデルとして好評のAR190のハル（艇体）をベースとし、デッキにはT-トップ付きのセンターコンソールを設置。家族で自由に遊べるウォークアラウンドタイプのレイアウトを採用しました。ドライバーズシートのバックレストは前後に可動し、シーンに合わせて座る向きを変えることができ、右舷ハッチの後ろにはライブウェル（イケス）を設置するなど装備も充実。ロッドホルダーや物入れスペースを多数用意し、さまざまな遊びに対応しています。

242 LIMITED S （マイナーチェンジ）

　総排気量1,812cm³のNA High Output（ハイアウトプット）エンジン（180馬力）を2基搭載し、圧倒的なスピード性能、加速性能を発揮するヤマハスポーツボートのフラッグシップです。インテリアではカーペットやシート、ステアリングなどの質感にこだわった、ラグジュアリーな居住空間を確保。またジョイスティックで操作できる7インチのカラー液晶パネルを採用した「マルチファンクションディスプレイ」を搭載。直進時の操船性、保針性能を高める可動式キールも装備しています。
　2016年モデルでは、カラー＆グラフィックを変更するとともに、ドライビングの姿勢を調整できるフリップアップ式ドライバーズシートの機構を見直し、機能性を高めました。

AR240 HO （マイナーチェンジ）

　機能・性能・扱いやすさを追求したラグジュアリースポーツボートです。「242 LIMITED S」と同じく、直進時の操船性、保針性能を高める可動式キールを搭載。ドライバーズシートも「242 LIMITED S」と同様のシートを採用しました。また、新デザインのメーターゲージを装備したほか、スイミングプラットホームに滑りにくい新素材の「SeaDek^®マット」を採用しました。

212X （カラー&グラフィックチェンジ）

　ウォーターバラストを備え、簡単な操作で最適なウェイキを創り出すことができるなど、ウェイクボードをはじめとした多彩なマリンプレイに対応するスポーツボートです。

AR192 （マイナーチェンジ）

　19フィートのコンパクトボディにワイドなスイミングプラットホーム、機能的なデッキレイアウトを特長とし、多彩なマリンプレイに対応します。ワンランク上の居住性も特長です。2016年モデルでは可動式キールを搭載して操船性を高めるとともに、新デザインのウェイクゲートとメーターゲージを装備したほか、スイミングプラットホームに滑りにくい新素材の「SeaDek^®マット」を採用しました。

AR190 （マイナーチェンジ）

　ヤマハスポーツボートのエントリーモデル。扱いやすい19フィートの船体に1,812cm³のNA High Outputエンジンを搭載しています。機能的なレイアウトによって定員8名分のシートを確保しました。2016年モデルでは可動式キールを搭載して操船性を高めるとともに、新デザインのウェイクゲートとメーターゲージを装備しました。

【主要諸元】 （スポーツボート2016年モデル）