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子ども向け車いす用電動アシストユニット「JWX-2」 キッズデザイン賞の優秀賞「経済産業大臣賞」を受賞

2015年8月3日発表

 ヤマハ発動機株式会社の子ども向け車いす用電動アシストユニット「JWX-2」(20インチ仕様)が、このたび「第9回 キッズデザイン賞」(主催:キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁)の優秀賞である「経済産業大臣賞」を受賞しました。

 「JWX-2」(20インチ仕様)は、子どもの健全な育成、五感や感性の発達に寄与する製品、施設、サービス、研究などが対象の“子どもの未来デザイン 学び・理解力部門”において本年度のキッズデザイン賞を受賞していましたが、本日、東京都内で行われた表彰式で、部門優秀賞の「経済産業大臣賞」の受賞が発表されました。

 「JWX-2」(20インチ仕様)は、身体の成長や症状の変化にあわせ微調整が欠かせない子ども用車いすに装着できる電動アシストユニットです。車いすのハンドリム操作の負荷に応じて電動の補助力が働くため、負担の大きいこぎ出しや坂道などでも、軽く、スムーズに操作できます。

車いす用電動アシストユニット「JWX-2」 ※写真は22インチ仕様
車いす用電動アシストユニット「JWX-2」
※写真は22インチ仕様
車いす用電動アシストユニット「JWX-2」装着例 ※車いすは別売り
「JWX-2」(20インチ仕様) 装着例

[審査員コメント]

 車いすを使う子どもたちの活動範囲を広げ、経験や体験の機会を増やすデザインとして社会提案性が高いものである。自分で操作することを促しつつ、負担の大きな場所では電動アシストで補完することで、運動能力の維持向上につなげている。ひとりで移動できる喜びは、より広い世界を知りたいという心の発育にも好影響をもたらすはずである。多様な既存製品に取り付け可能な汎用性、経済性から普及に貢献することが期待できる。

[受賞コメント]

 「JWX-2」開発担当: IM事業部JWビジネス部 野村 真志(のむら まさし)
 今回の受賞は、子どもたちが、「自分でこげる!自分で行ける!自分でできる!」を実感し、その喜びを共有するデザインが評価されたとのことで、非常に価値のあることであり誇らしく思います。
 使ってもらうことで自分も家族も笑顔になる。そんな子どもたちの育成の一助になることを願うと同時に、今後もみんなが笑顔になるデザインを創り続けたいと思います。

>>関連情報
「Awards」ヤマハ発動機のデザイン賞受賞製品を紹介しています。
http://global.yamaha-motor.com/jp/yamahastyle/design/awards/

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