「自分でこげる・行ける・できる」喜びを提供する子ども向け車いす用電動アシストユニット 「JWX-2」(20インチ仕様)が「キッズデザイン賞」を受賞
2015年7月10日発表
ヤマハ発動機株式会社の子ども向け車いす用電動アシストユニット「JWX-2」(20インチ仕様)が、このたび「第9回 キッズデザイン賞」(主催:キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁)を受賞しました。
キッズデザイン賞は、子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン、創造性と未来を拓くデザイン、そして子どもを産み育てやすいデザインの顕彰制度です。乳幼児用品や玩具などの子ども向けの製品・サービスに加え、子ども目線を持った良質な商品や施設・プログラム・調査研究活動なども対象としており、当社の「JWX-2」(20インチ仕様)は、“子どもの未来デザイン 学び・理解力部門”での受賞となりました。
「JWX-2」(20インチ仕様)は、身体の成長や症状の変化にあわせ微調整が欠かせない子ども用車いすに装着できる電動アシストユニットです。電動アシスト自転車PASの技術「パワー・アシスト・システム」を応用し、車いすのハンドリム操作の負荷に応じて電動の補助力が働くため、負担の大きいこぎ出しや坂道などでも、軽く、スムーズに操作できます。
また、さまざまな形状の車いすに装着可能で、専用ソフトウェア「JW Smart Tune(ジェイ・ダブリュ・スマート・チューン)」を用いて、アシスト力や応答性、直進性、左右バランスなど、症状にあわせた細かい設定ができるのが特徴です。
車いすをご利用のお子さまに「自分でこげる・行ける・できる」喜びを提供したいという想いから開発した製品で、お子さまの運動能力の維持・向上にも繋がります。