釣りやすさと機能性を追求したフィッシングボート 「F.A.S.T.23」 新発売
2015年6月1日発表
ヤマハ発動機株式会社は、ウォークアラウンドタイプのフィッシングボート「F.A.S.T.23」を新開発し、2015年7月1日より発売します。
「F.A.S.T.23」は、定評のある「F.A.S.T.26」と同様の船型を採用し、優れた走行性能、安定性や風流れ抑止性能を実現。また、フラットで広めのデッキレイアウト、着座スペース、収納スペースの確保など、フィッシングボートとしての機能性を追求しました。
搭載エンジンについては115馬力(F115)、および90馬力(F90)の2バリエーションを設定しています。
名称 | 発売日 | メーカー希望小売価格 | 販売計画 |
---|---|---|---|
F.A.S.T.23 F90 | 2015年7月1日 | 3,245,040円 (消費税抜き) |
80隻 (初年度) |
F.A.S.T.23 F115 | 3,445,250円 (消費税抜き) |
開発背景
23フィートクラスのウォークアラウンドタイプのフィッシングボートは、取り回しが容易で、単独での釣行にも対応することから、根強い人気があります。「F.A.S.T.23」は、これらの特長を生かし、23フィートの旧モデル「FW-23Cuddy」の後継モデルとして新開発したフィッシングボートです。開発に当たっては、当社の「F.A.S.T.26」とほぼ同型の船型を採用することで、軽快な走行性能、安定性、風流れ抑止性能を実現し、フィッシングボートとしての完成度をさらに高めています。
また、浜座りを可能にするなど、様ざまな形態の保管場所に対応。船底形状やデッキレイアウトにいたるまで、近年の当社のフィッシングボートの主流となっている設計技術を織り込みながらも、購入しやすい価格を実現し、幅広い層のユーザーに対応するニューモデルとしました。
主な特長
優れた走行性能と安定性
「F.A.S.T.26」と同様、W.T.B.(ウェーブ・スラスター・ブレード)とフラットキールを融合させた船底形状を採用。風流れを抑えるほか、水線長を長めにとることで、乗り心地に優れた、軽快な走行性能を実現しています。
チャイン幅を広くすることで、安定性を高めています。
釣りやすいデッキレイアウト
排水溝を排除したフラットなウォークアラウンドタイプのデッキを採用。バウ&アフトデッキも乗り降りのしやすいフラット形状としています。
広めのアフトデッキにイケス兼用の凸型の着座スペースを備えるなど釣りやすさを追求。
ブルワークの高さは着座した姿勢での釣りに適した低めに設定しています。
快適性、機能性の追求
風雨の煩わしさを軽減するハードトップを標準装備。開放感と快適性を備えたエアインテークをオプション設定しています。
広々としたカディを採用し、収納力を高めています。
フラットキール船型を採用して浜座りを可能とし、多様な保管スタイルに対応します。
ヤマハ4ストローク船外機「F115」および「F90」の2バリエーションを設定。フィッシングスタイルや購入予算による選択肢の幅を広げています。
側面図、キャビンレイアウト図※オプション装備品を含みます
主要諸元
仕様 | F.A.S.T.23 F90 | F.A.S.T.23 F115 |
---|---|---|
全長 | 7.00 m | |
全幅 | 2.35 m | |
全深さ | 1.09 m | |
船体質量 | 1,023 kg | |
完成質量 | 1,196 kg | 1,200 kg |
定員 | 8名 | |
搭載エンジン | F90BETX | F115BETX |
最大保証馬力 | 84.6 kW (115ps) | |
燃料タンク容量 | 75 L | |
航行区域 | 限定沿海 |