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2015年12月期 第1四半期連結業績の概要について

2015年5月12日発表

第1四半期連結業績について

 ヤマハ発動機株式会社の2015年12月期第1四半期連結累計期間の売上高は3,862億円(前年同期比275億円・7.7%増加)、営業利益は349億円(同128億円・58.0%増加)となりました。
 先進国事業は、二輪車事業での新商品投入効果による販売増加、マリン事業での大型モデルの販売増加や円安効果等もあり増収・増益となりました。
 新興国事業は、インドネシア等で販売台数が減少するなか、プラットフォームモデル投入効果等により売上高、営業利益は前年並みとなりました。
 経常利益は361億円(同132億円・57.4%増加)、四半期純利益は258億円(同111億円・75.5%増加)となりました。
 なお、当第1四半期連結累計期間の為替換算レートは米ドル119円(同16円の円安)、ユーロ134円(同7円の円高)でした。

セグメント別の業績について

二輪車

 二輪車事業全体では、売上高2,435億円(前年同期比180億円・8.0%増加)、営業利益100億円(同62億円・164.2%増加)となりました。
 販売台数については、先進国では、需要の回復が進む米国や「MT-09 TRACER」が好調な欧州で増加しました。一方、新興国では、アジア・中南米の販売台数が減少し、二輪車全体では減少しました。
 売上高は、先進国での高価格商品の販売増加等により大幅な増収となりました。また、新興国では新商品投入等により増収となりました。
 営業利益は、新商品投入による増収効果、コストダウン、円安等の増益要因が、販売管理費や開発費の増加、新興国通貨安等の減益要因を吸収し増益となり、先進国・新興国ともに黒字となりました。


マリン

 マリン事業全体では、売上高807億円(前年同期比95億円・13.4%増加)、営業利益203億円(同70億円・52.1%増加)となりました。
 北米における大型船外機およびウォータービークルの販売台数増加や、円安効果等により増収・増益となり、営業利益率は20%を上回りました。


特機

 特機事業全体では、売上高295億円(前年同期比4億円・1.3%減少)、営業利益6億円(同6億円・47.9%減少)となりました。
 前年に消費増税による駆け込み需要があった影響によりゴルフカーの販売台数が減少し、減収・減益となりました。
 3月に発売したレクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル(ROV)の新商品「Wolverine」を含めたラインアップを拡充していくことで販売増加を目指します。


産業用機械・ロボット

 産業用機械・ロボット事業全体では、売上高107億円(前年同期比11億円・11.2%増加)、営業利益18億円(同0億円・2.3%増加)となりました。
 サーフェスマウンターの販売台数は、設備投資需要の回復によりアジア・日本を中心に増加しました。


その他

 その他の事業全体では、売上高218億円(前年同期比7億円・3.2%減少)、営業利益21億円(同2億円・8.0%増加)となりました。
 自動車用エンジンの販売は増加しました。また、電動アシスト自転車では、E-Kit(電動アシスト自転車用システム)の欧州向け輸出は増加しましたが、国内市場では前年に消費増税前の駆け込み需要があったことにより減少しました。これらによりその他の事業全体では売上高は減少しました。


連結業績の見通しについて

 2015年12月期通期の連結業績予想につきましては、2015年2月12日の前期決算発表時に公表した予想(売上高1兆7,000億円、営業利益1,200億円、経常利益1,230億円、当期純利益760億円)を変更していません。
 なお、通期の為替レートは、米ドル115円(前期比9円の円安)、ユーロ130円(同10円の円高)の前提です。



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